『強制貯蓄』ってあったっけ!?

夫のマシュウです。

今日も、夫婦揃ってリュックサックを背負って買い出し部隊の出動です。

車を持ってないから人力でせっせと運ぶのですが、

傍から見れば戦後の買い出しか?という姿・・・(^^)/

一週間分の野菜やら魚やら(肉はありませんが・・・)を買い込んで来るんです。

戸建て時代は?

妻のメモを片手に私が一人で買い物に出かけていたのですが、

マンションに移住してからというもの、二人での買い物の機会が多くなりました。

一週間分まとめて「計画的」に買うようになったからかもしれません。

究極の選択?

近くにあるけど「ちと高いスーパー」と、少し遠いけど「激安なスーパー」

どちらを選ぶか?

まぁ、どちらも「特売日」を設けていますので「使い分け」するのですが、

週一の大量の買い物は少し遠い激安スーパーまで出かけます。

ウォーキング換算だと往復約5,000歩をリュックサックいっぱいにして、

手にはパンパンに膨らんだエコバッグを下げて帰って来ます。

「いい運動だと思えばいいでしょ~」・・・これが妻との合言葉!(笑)

しかし!

このところ、何でもかんでも「値上げ」されていて、

なかには便乗値上げもあるんじゃない?と疑ってしまうものもあります。

生きていくためには食べなくちゃならないし、

「限られた貯え」を効率よく使わなきゃいけないですよね。

現役世代の所得は伸びていないというし、もちろん我らの年金だって抑えられていますから、

家計のやりくりは火の車!🔥

妻はチラシとにらめっこで、最安値の店を探していざ出動となります。

そして「毎月の支出」を締めると、年金だけで賄うことなんてできず

「貯蓄の切り崩し」が増えていくことになります😢

ところが、えらい人が考えることは、

<巷にはコロナ禍で使うに使えなくて貯蓄に回っているお金があるらしい>

それを『強制貯蓄』というらしいのですが、

どうも余裕のお金と受け止めらられているようです。

<なので「値上げを許容」している>と、はなはだ大きな勘違いをされているようです。

これまたお偉い東大の某先生が調べたアンケートで

「なじみの店でなじみの商品が10%値上げしても、他の店に行かないでその店で買う」と

答えた人が半数を超えたということから、

「値上許容」の仮説を立てたということだと報じられていました。

そもそもこのアンケートの前提は分かりませんが、

今や、全国でいろんなものが値上げされている状況で、

なじみの店だろうとなかろうと、食べるためには買わざるを得ないというのが現実!

かろうじて、我が家は少しでも安いものを求めてチラシを頼りに買いまわっているのですが、

くだんの偉い人は、

「買わざるを得ない」心理を考えていないようです。

どうも都合のよい理屈合わせをしているようで

「我々庶民の実感じゃない解釈」をしているようです。

私が思うに『強制貯蓄』の原資は

かつての『リベンジ消費』に使われている原資と同じものを指しているのだと思います。

だとすると、

同じ原資でも『強制貯蓄』からの支出は得られる便益に納得した消費ではないし、

かたや『リベンジ消費』の便益は満足感でははるかに大きいといえるでしょう。

いわゆる『強制貯蓄』も本来なら納得した使い方ができるまで持っていたい、

というのが本音じゃないかと思うのです。

前提のあいまいなアンケート調査よりも、日銀短観のような、ちまたの実際の声を聞いて、

値上げを「許容する人」ー「許容しない人」のプラスマイナスの動向をみたほうが

より庶民の実感がわかるんではないかと思うのですがね(^_^;)

もしも我が家が聞かれたら、もちろん「許容しない」ですが。

正確には「許容せざるを得ない」「仕方がない」

昨今のいろんな要因で物価が決まるのですから、仕方がない面もあるんです(^^;)

今日も、激安スーパーの駐車場はひっきりなしに出入りしていました。

家計を切り詰めるために、少しでも安いものを求めて、

我々庶民は時間を費やすことぐらいしかできないものですからね(^_^;)

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