わが家の「おせち料理」考

夫のマシュウです。

お正月も過ぎて、我が家の反省会のひとコマ・・・

食卓には「おせち料理の３段重」が置かれていて

今夜はその「食べ残し」を整理する日です(^^;)

 

その昔は、妻アンがおせち料理を作っていました。

子供が小さくて手がかかり、忙しかった時期にもかかわらず

キッチンに立ちっぱなしで手料理を作っていたのです。

（結婚する前は料理教室に通っていたそうですが、もっぱら授業の終わり頃にかけつけ

試食に参加する役目だったそうですが）(笑)

そうそう、

新婚当時は、ガスオーブンと格闘しながらシュークリームに挑戦！

数々の大失敗作？を試食させられ、おかげで私はシュークリーム太り！？(笑)

挙句の果てに、作り過ぎて

「職場のみなさんに食べてもらってね～」と言われ、仕方なく私は職場に持参しました(^^;)

シュークリームなんて買って来たらと言いたいところですが、

たくさん食べたい妻は「自分で作るしかないのだ～」と大奮闘だったんです。

なぜなら、私の給料が少なかったということが一番の理由！

やむに已まれずといったところですね。(;´д｀)トホホ

 

何ごとも家計をやりくりして、時間だけはあるので？チラシを頼りに

１円でも安いスーパーがあれば、遠くてもキャリーを引きながら

歩いての買い物に出掛けていましたね。

そんなわけで、お正月だからといって贅沢はできませんでした😢

 

正月を迎える年末は買い出しに始まり、

下ごしらえから、調理・盛り付けまで、１年で一番忙しい時。

まあ、どこのご家庭も同じかもしれませんが。

いつの頃からか、おせち料理を作ることに疲れたのか？

カタログを持ってきて「今度から出来合いを取ろうかな？」と・・・

私「いいんじゃない？少し楽したほうががいいよ」

というわけで、

最近のお正月の食卓には、豪華な彩りのおせちの重箱が上るようになりました(^^)/

 

ある年は、某ホテルの海鮮おせちの通販があるということで、

海鮮好きな我ら・・・早速期待して取り寄せることに！

届いたモノは、それぞれ冷凍パックされた袋に入っています。

解凍して自分で付属の重箱に見本通りに並べるというもの・・・

これには参ってしまいました(^^;)

盛り付けを自分でやるのですから、上手にできませんし、

なにより盛り付けている間に「もう食べちゃった気分？」になってしまい、

これは結果的に失敗！

いい勉強になりました(^^;)

 

私はどちらかというと、財布の中身を考えずに見栄を張る方ですから(笑)、

この際、いいものを選んだほうがいいよ！と太っ腹ぶりを発揮！

しかし、そこは慎重な妻アン！

カタログに小さく書かれた品ぞろえを確認してコスパのいいものを選ぼうとします。

 

今年のおせち事情がテレビで紹介されていましたが、

コロナ禍で自粛した分、おせちを贅沢なものにするという傾向があるようですね。

５万円も１０万円もするようなおせちだと美味しいのでしょうけど、

われら庶民家庭の手の出せる価格帯は１万円からせいぜい２万円程度のモノ・・・

そのなかで、見映えだけで買うとなかなか美味しいものにあたりません。

妻の苦手な肉類が美味しくなくて失敗したこともあります⤵

そんな経験を積み重ねながら、冒険はできないと思い、

今年は、去年買ったものとほぼ同じ内容のモノを選んだつもりでした。

こちらが今年のおせち三段重

 

ですが、今年はどれも味付けが濃いというか、美味しいという感動がありません⤵

「通販おせち」の宿命で、一度冷凍して、それを解凍するのですから、

どうしても素材の美味しさが失われてしまうんですね⤵

 

実は、我が家では、おせちの重箱の他、妻アンお手製のオードブルがあります。

残念ながら写真を撮り忘れましたが、

大皿に、枝豆やチーズ、カルパス、スモークサーモン、ニシンのマリネ、

ボイルエビ、カキフライ、ホタテバター焼き、焼き鳥、キンキと紅鮭の飯寿司、

そして昨秋、ハマっただし巻き卵、コールスローサラダ、フルーツ🍊などなど・・・

私の大好きなものがズラーリ！！（興奮しまくり！）(笑)

嬉しくて、ついつい手が伸びて、結局、おせちは目の保養！？

余してしまうことになりました(^^;)

 

妻がつぶやきます・・・「来年から、おせち買うのやめようかなー？」

私「そうだね。値段のわりに美味しくないかもね」

妻「うま煮だって、黒豆だって、下手でも自分で煮た方が美味しい気がする」

「よーし！来年は私が作ることにするー！がんばるぞー！」と、

高らかに宣言した妻でありました！(笑)

 

頑張れー！！！

そして、味見はオレにまかせとけー！(笑)