悩まずに相談!地域包括支援センターは頼りになる存在です!

夫のマシュウです。

歳をとるにつれ、健康にも自信がなくなると日々の生活も心細いものです。

それが「ひとり暮らし」ならなおさらのことでしょう。

「妻の叔母」は80歳を超えた今も道南の小さな町で、

夫を亡くしてから10年以上も一人で暮らし・・・

叔母の住まいの近くには亡くなった夫の兄弟たちがいますが、

人を頼りにすることがイヤだと一人で頑張っているようです(^^)/

そんな叔母ですが、数年前に「ガン」で入院してからというもの、

退院後も定期的な通院で抗がん剤による治療と検査を続けています。

そのため、自分の体調の変化には人一倍気を使っています。

そして「自分の人生の締めくくりを自覚し、終活にも取り組んでいる」様子です。

そんな毎日を送りながら、

実は、これから先のことを考えると「不安」も抱いているようです。

妻アンが、叔母の健康状態を確認するための電話で話しているなかで、

まだ「町の地域包括支援センター」を利用したことがないということを知りました。

とにかく頑張り屋さんですから、さもありなん・・・と納得!(^^;)

ここで「姪っ子である妻」の出番です。

私たちも、双方の親の介護の関係で奔走した経験がありました(^^)/

妻の父親は、長い事、家族と家庭内別居状態でした。

そのため妻アンは、毎日、朝と夕方、決まった時間に父親に電話をして、

健康状態を確認していました。

その父親との電話から、日常生活で物忘れがひどくなったり、

どうも行動がおかしいという変化を察知して、

妻が実家に行って、付き添って病院で診察を受けると、認知症だと診断!💦

そのとき医者から言われたのが、

直ちに「地域包括支援センターへ相談するように」ということでした。

妻は父親を連れてセンターのケアマネージャーさんに相談。

直ちに「介護認定の手続き」を進めるとともに、

家庭不和のため、自宅での介護ができませんでしたので、

介護施設への入所も相談!

介護度との関係や、地元の介護施設の空き状況から、すぐに入所することも叶わず、

私たちの住む札幌に連れて来ました。

そして!

札幌では運よく早々にグループホームを見つけることができ、

終の棲家とすることになりました。

このような手を早く打てたのも、医者のアドバイスを受け、

地域包括支援センターへ相談に行ったおかげ!

本当に「相談することの大切さ」に気付かされました(^^)/

私の両親の場合もそうです。

両親が実家で暮らしていた当時から、二人揃って「要支援1」の段階で、

ケアマネージャーの定期的な訪問で健康状態の確認を受けていました。

その際、日常生活の状況などを説明したり、

自立生活に不自由がないかヒアリングされるのですが、

それが、玄関の段差に手すりを設置することや、

補助を受けることができたことなどにもつながっていました。

ですが、母親はいろいろと健康状態を聞き出されるのがうっとうしく思っていたようで、

私たちが帰省した時など、よくこぼしていたものです。

しかし、日頃の健康を把握していただいていたおかげで、

両親が立て続けに倒れて入院した後でも、介護レベルに応じたサービスを受けることにつながりました。

その後の介護度の見直しや、特養への入所の手続きも

スムーズに進めてもらうことができたのも

「ケアマネージャーさんたちのおかげ」でもありました(^^)/

私たちも、親の介護が現実のものとなって初めて、

このような「支援の介護サービス」を知りました。

本当に頼りになる存在です(^^)

そんな経験がありましたので、地域包括支援センターをうまく活用すると、

ケアマネージャーさんがいろいろと相談にのってくれるし、

一人暮らしを心配してくれる身近な存在だということを、叔母にも教えてあげたのです(^^)/

叔母も納得したようで、

地域包括支援センターに電話を入れて、早速の訪問を受けたようです。

妻もひと安心です!

私も65歳になったとき「介護保険被保険者証」を手にしました。

誰でも歳をとって身体の自由が利かなくなったときなど、

他の人の世話を受けなければならなくなるときがやってきます。

妻が電話で叔母に勧めていることは、

いずれ自分に返ってくることだと、そばで聞いていました(^^)/

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コメント

  1. シニア より:

    こんばんは
    記事を拝見しながらうんうんと頷いていました。私も実母、義理両親の介護で包括支援センターで大変お世話になった事を思い出しました。現在の80前後の方は自分自身が親の為に介護認定のシステムを利用していないので介護認定とはなんぞや? 内容がわからないですよね。介護経験はいつか行く道の予習をさせてもらったのかも知れません。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      シニアさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      シニアさんがおっしゃるように、私たち夫婦も親の介護に直面して
      地域包括支援センターの役割とありがたみを知りました(^^)/
      私たちのこれからの予習だと思って手続きや相談などをしたんですよ。
      本当にお世話になりましたし感謝感謝です(^^)/

      シニアさん、こんばんは。アンです(*^-^*)
      私も父親を連れて脳外科を受診すると認知症だと診断されました。
      その時、お医者さんからすぐに隣接している
      地域包括支援センターへ行って今後の事を相談するようにと
      アドバイスをいただきました。
      それからは、父親を札幌へ呼び寄せるまで怒涛のような毎日!
      知識もなにもない私はどれだけ包括支援センターの方々に
      助けていただいたか・・・本当にありがたかったです(^^)/