夫のマシュウです。
私が執務室で机に向かってデスクワークをしているときは、ラジオが耳のお供です。
トーク番組も聞きますが、BGMにクラシック音楽なども聴いてリラックスしています♪
昔からクラシック音楽を聴くのが好きで、嵩じて札幌時代は高い年会費を払って
「札響の定期会員」にもなっていました。
北海道にはプロのオーケストラは札響しかなかったのですが、
東京にはたくさんのオーケストラがあり、関東に住む人はオーケストラの演奏を聴く機会が
たくさんあってうらやましいとも思っていたものです(^^)/
昔から「首都圏への移住願望」があり・・・
移住したら、毎日のようにどこかでなにがしかのオーケストラの演奏会が行われているはずだから、毎日「聴き歩きをして暮らしたい」というのが夢でした(^^)/
だけど、何度も何度も聴きに行くお金などどこにあるんだという話。
夢のまた夢の話です。
関東に移住した今、生のオーケストラの音を聴くことができるだろうか。
東京都心までのアクセスを考えると夜公演を聴くのはちょっと尻込みしてしまいます。
夜公演は普通7時開演の9時終演で、そこから電車などを乗り継いで帰宅すると、
すでにいつもの就寝時間になっている恐れがあります。
そんなことを考えると、夜公演を躊躇してしまいます。
演奏会を聴きに行くことよりも自分の生活リズムの方を優先するほど
頑張りが効かなくなったことに歳を感じてしまうのですが・・・(^^;)
ですが、なんと!
そんな私のわがままな要望に合う公演がありました!
「読売日本交響楽団」の「土曜マチネーシリーズ」という演奏会です。
週末土曜日の開催で午後2時ー4時の演奏会があったんですよ!
しかも、演奏曲目にはオーソドックスないわゆる名曲が並んでいます。
これは聴きやすい!
早速、妻に提案すると、
妻「イイじゃない!パパ、行って来たら?」
調子に乗って、私、「年会費」も家計から捻出してもらうことにします(*´σー`)エヘヘ
私の昔からの「夢」がほんのちょっぴり実現しそうです!
妻としては
札幌時代の趣味が復活したことで、家でくすぶっている?私が
外の空気を吸える機会を持てたことを喜んでいるような??
年会費も、そのためのコストと考えれば安いものだったのでしょう(笑)
妻「ついでに私も都心に出てデパートで買い物しようかな」
私「一緒に行って待ち合わせして帰ろうか?」
ほら?
妻アンにとっても息抜きになるんじゃないの?(笑)
♬・・・・・・・・・・・・・・♬・・・・・・・・・・・・・・♬
妻「ところで、パパ、演奏会の会場の場所はわかってるの?」
私「新宿にあることは知ってるんだけど・・・」
妻「えーーー!開演に遅れないようにちゃんと調べてよ!」ヽ(`Д´)ノプンプン
リサーチするぞ!
会場の「東京オペラシティ」のホームページでアクセスを調べると、
私が、札幌でマンションの自宅から中島公園の中にあるコンサートホール「キタラ」に
アクセスする程度の時間距離だというのが分かります。
私「当日は、札幌のときと同じように早昼を家で食べると十分間に合うよ!」
最寄りの京王新線「初台駅」から迷わずに行くことができました。
初めて入るコンサートホールは札幌のキタラとは違うつくりで、
シューボックス型というらしいです。
こうして迎えた第一回目の演奏会
指揮が小林研一郎さん
曲目はヴァイオリンのソリストに小嶋真優さんを迎えて、
★メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」と
★チャイコフスキーの「交響曲第4番」です。
”炎のコバケン”こと小林さんの指揮は札響の演奏会でも聴いていますが、
全身からあふれる圧倒的なオーラでオーケストラを統率する指揮ぶりと、
それに応える読響の深みのある演奏に圧倒されます。
バイオリン独奏の小嶋真優さんのエネルギッシュで透明感あふれる演奏は
爽快感にあふれて心地よく心に響きました。
チャイコフスキーの交響曲は間違いなく私の中の名演に入るほどに感動!
アンコールで演奏されたアイルランド民謡「ダニー・ボーイ」は小林さんの十八番。
とても澄んでいてきれいな弦楽アンサンブルの音色に胸を打たれました。
こうして久しぶりに生の演奏に触れて、気持ちも充実して帰路に!
帰り道は、もう慣れたもので迷わずに電車も乗り継げます。
まさにルンルン気分です(笑)
「ツキイチの楽しみ」が増えたことに感謝です。
ところで、妻は?
東京での買い物は見送りとなり、家で留守番することになりました。
花粉か黄砂の影響なのか、またまた目がゴロゴロして辛いらしく眼科へ行く羽目になり、
私との東京デートは次回までお預けになっちゃいました。
ガックリ!(^_^;)