夫のマシュウです。
我が家では、ここ半年の間に妻と私、「両方の父親」を相次いで亡くしました。
葬儀に関しては、希望通り、7月に逝った義父は「無宗教」で家族だけで送る「家族葬」
今回の私の父親の場合は、母親の希望もあり「神道式」
家族だけでなく故人と付き合いのあった方にも参列していただく「一般葬」でした。
葬儀の形態と費用の違い
二人の父親、それぞれ、葬儀の形態が違います。
したがって、かかる経費にも大きな違いが出ました。
葬儀社が違うので単純比較はできませんが、どちらも極力、
「身の丈に合った規模」にすることに努めたつもりです。
そのために事前打ち合わせはしっかりやってきました。
ただ、札幌と田舎では「しきたり」が違うため、尊重せざるを得ないこともありましたが
おおよその金額が算出されました。
葬儀費用の見積り
祭壇にかかる費用
家族葬の場合は、基本は気心の知れた少人数で執り行うので、小さな会場で、
祭壇の大きさや花飾りもこじんまりとしたもので済みます。
一般葬の場合は、会葬する人数の見積もりによって会場の広さが決まり、
祭壇の大きさも決まってくるので、祭壇を飾る花の規模も含めてどの程度のものにするか悩みどころ。
会葬者から立派な祭壇だった、と言われるかどうかを気にする方には、金額の張るところでもあります(^^)/
棺の種類
棺は、基本的に家族葬も一般葬も変わりありません。
棺にはピンからキリ(桐?)まであります。
私たちはどうせ灰になるのだからと、一番安い桐の棺でと、割り切りました。
ですが、最後の出棺時に人目につくところですので、値踏みされるところでもあります。
食事
式場に泊まる人数、火葬場に立ち会う人数の見積もりと、提供する食事の内容を決めることにより、飲食費用が出ます。
その他
他に、納棺にかかる費用、遺影の額写真や集合写真などの費用、会場使用料、
霊きゅう車や送迎バスなどの車関係の費用などがあります。
いずれも節約しようにも価格交渉できそうにない費用が、それぞれ数万円単位で積み上げられます。
この辺の費用になると、葬儀社の言いなりです(>_<)
あれよあれよという間に、費用がかさみ予算を優に超える金額!💦
結局のところ、通夜ぶるまいなどでの飲食を節約するしかなくなってしまいます。
飲み過ぎ、いや飲ませ過ぎには気をつけたいところです(笑)
家族葬と一般葬の比較
我が家の場合、はからずも「家族葬」と「一般葬」の両方を経験しました。
家族葬
義父を「家族葬」で送った際は、こじんまりとした会場でしたので、
祭壇も小さく、それでも精一杯の生花で飾りました。
無宗教なので、僧侶や戒名にかかる費用はゼロ!
その分、懐石料理のフルコースをお願いするなどして、食事会?のようになったのでした😊
葬儀も「自由葬」ということで、家族だけのアットホームなお別れ会。
それでも費用は約80万円!
すべて自己資金の持ち出しでした。
一般葬
私の父親の「一般葬」は、会葬者が当初の見積もりよりもだいぶ増え、
100人くらいになりました。
神社から斎主をお呼びする費用が結構な金額です💦
会葬者の香典返しや、飲食に伴う費用など
かかった費用は約140万円にものぼりました。
ですが、会葬者が香典を包んでくれましたので、持ち出しが約60万円!
金額の面からは「一般葬は会葬者の香典で葬儀費用を回収できる!?」
という考え方があるようですが、まさにそのような関係にあります。
しかし、一般葬は「会葬者への対応」で気が抜けない面があることも否めません💦
正直、妻ともども、クタクタになりました(^^)/
どちらをとるかは、費用も含めてあらかじめ当人の希望を聞くことが大切ですね(^^)/