夫のマシュウです。
今回の東京ツアーのもう一つの目的は、
映画「男はつらいよ」の「寅さん」でなじみの街、葛飾柴又を訪れることでした。
先頃、公開された映画「男はつらいよ」の50作目が話題になっていましたね。
そのせいか?我が家でもシリーズの第一作から見始めました。
毎晩、夕食後、動画配信サービスで映画鑑賞会です😊
妻アンは、
葛飾柴又の帝釈天ってどんなところ?
とらやのお団子、食べてみたいな~。
矢切の「渡し」って「私」じゃなかったんだよね。
御前様のいるお寺は由緒あるみたいだよと、興味の種が尽きません。
いざ柴又へ!
京成線・金町駅からひと駅の「柴又駅」で下車。
駅前広場にはまさに旅立とうとしている「フーテンの寅」像と、
妹の「見送るさくら」像が出迎えてくれます。
我ら、テンション上がって記念写真をパチリ!
「さくら、達者でな~!」と立ち去る?寅さん
「お兄ちゃん、もう行っちゃうの?」と見送るさくら・・・名場面です!
駅前広場からはすぐに門前商店街。
店番のお姉さんが元気な声で呼び込みしています。
山田洋次監督の筆によるあの有名な寅さんの口上が出迎えてくれます。
帝釈天参道は、国の「重要文化的景観」に選定されていたんですね👏
YOU(外国人観光客)を見かけることもない静かな参道
門前の町並みに「下町風情」を感じます。
妻も、早速、だんごや煎餅など、あちこちの店先を覘いては立ち止まり・・・(笑)
まずは、寅さんで有名な髙木屋さんのお団子を食べなくちゃね!
映画の出演者と、高木屋さんのご家族との写真がいっぱい!ほのぼの~😊
草だんごは、ヨモギの風味が良くて粒あんも美味しかったー!
串だんごは、しょうゆ味が効いたタレが絡んで他にはない美味しさ!妻いち押し!😊
こちらは、第一作から第四作まで撮影に使われたお店「とらや」さん
驚き!柴又帝釈天「題経寺」は彫刻の寺!
帝釈天参道の神仏具店の店番をしていたおじさんに声を掛けられた妻が話を聞いていると、
そのおじさんは隣の「木彫り屋の3代目ご主人」で、
おじいさんの代から帝釈天の彫刻を彫っていたということです。
今ではほとんど需要も無いとのことで、
商売としては厳しいということをおっしゃっていました💦
「帝釈天は彫刻の寺」ということを教えられ、
妻は、柴又駅のホームに掲げられていた看板の絵を思い出したようでした。
二天門
素晴らしい彫刻が迎えてくれます。
大鐘楼堂
「自動」で鐘撞きしていたのでびっくり(@_@)
帝釈堂
帝釈堂の前には「瑞龍のマツ」・・・龍に見えますね!?
堂の脇を進むと突き当りに彫刻ギャラリー受付があります。
帝釈堂の内外には「数多くの木彫り」が施されていました。
「彫刻の寺」といわれる所以がわかります。
外壁に施された浮彫り10面の作品は総ガラス張り!参詣客に公開されています。
この彫刻は、加府藤正一さんという彫刻師の作品。
法華経の教えを持つという仙人「阿私仙(アシセン)」が千年の間、
修行する様子を描いたものだそう。目を見張ります!
このように「法華経の10の説話」をいろんな彫刻家が作品に仕立てています。
こんな素晴らしい彫刻が施されたお寺とは全く知りませんでした💦
今回の大きな収穫です!!
回廊式大庭園「邃溪園(すいけいえん)」
彫刻ギャラリーから回廊を経て大庭園を見学!
庭を囲んで回廊が続きます。
甲羅干しのカメさん、のどかでいいなー😊
新緑の季節には、さらに素敵な庭園になるんでしょうね!また来たいっ!😊
寅さん記念館・山田洋次ミュージアム
葛飾柴又に来たら寄らないわけにいかないでしょう(笑)
「男はつらいよ」の撮影スタジオです!
今にも寅さんが現れそう・・・😊
これからも「男はつらいよ」シリーズを見るたびに思い出しそうです。
矢切の渡し
今回の柴又ツアーの最後に「江戸川」の土手に上って、
ボール遊びに興じる子供たちを「寅さん目線」?で見てきました。
満開の白梅が咲く柴又公園です。
いい眺め!寅さんになった気分だね!😊
「矢切の渡し」ってこんな所だったの?ちと?ガッカリ⤵
土手の階段を下りていくと矢切の渡しの標識が目に入ります。
木造の桟橋?足元にはなんとたたみ?が敷かれて・・・景観台無し!ガッカリ⤵
この時、船は対岸に渡っているようでした。
ふと、傍らの看板に目をやると・・・
警察に通報? おおー!怖ー!💦 帰ろうっとー!💦
帰り道、小腹が空いたので、また帝釈天参道に戻り、
今度は髙木屋さんの「どら焼き」をいただきまーす!😊
こうして「男はつらいよ」聖地ツアーは終わりました。
驚きあり、美味しいものあり、ガッカリありと、これも旅の面白さ!!😊