人生の先輩が『老いても歩けることの大事さ』を教えてくれる

夫のマシュウです。

北国の長い冬も、ようやく終わる気配・・・

陽ざしに「春が近い」と感じるようになりました・・・😊

先日、町内会のパートナーシップ排雪という「大々的な排雪」があり、

車道に分厚く積もっていた雪も、根こそぎ処理してくれたおかげで

陽が当たると乾いたアスファルトが顔を出します。

それまでは雪のわだちに足をとられそうになって転倒の危険がありましたが、

この日の、私の買い出しは久しぶりにスタスタと歩けそう!😊

と、先の方を見やると買い出し時間帯によくすれ違う「ご年配のおじいさん」が、

不自由な足運びで、一歩一歩、歩いている姿に出くわしました。

妻アンの話では、このおじいさんは散歩だけでなく、

近所のスーパーへ買い物にも行っているようです。

妻「パン屋さんの袋を下げて歩いているを何度も見たことがあるよ」

「奥さんが買い物をお願いして健康維持のために歩かせてるんだね」

(´∀`*)ウフフ・・・「パパの将来の姿だね」

「歩けなくなったら終わりだもの。歩けるうちは歩かなくちゃ」😊

それを聞いて

私「うーん」

妻に言いつけられて?買い物に行く自分の姿を、

このおじいさんに重ねて想像してしまいます。

「老いても、歩くことの大切さを身をもって教えてくれる人生の先輩」

身近なところにいました!😊

ある日、

妻が何気なく話題にしたのが、ご近所の「二世帯住宅に暮らすおじいちゃん」のことでした。

「そういえば、〇〇さんのおじいちゃん、今冬、雪かきしてる姿を見かけないね」

「屋根に上って雪下ろしもしていたのに、お元気かしら?」

ちょうどそんなことを話していたとき、

私が二階の窓から「一人のお年寄りの後ろ姿」を目撃しました。

杖をついて、おぼつかない足取りで散歩している様子。

私「あれ?〇〇さん宅のおじいちゃんじゃない?」

妻「あ!そうだわ!」

「最近見かけないと思ったら、足腰が弱っていたんだね」

「退職後に、ココに家を建てたのだから、もう90歳くらいになるんじゃないかな」

「私たちも、いずれ杖を突くようになるのかな?」💦

頑張って歩いている姿を見て、感心します😊

雪の降り積もったある朝のこと。

我が家の近くに住む「高齢の奥さん」がせっせとスノーダンプを押して雪を片付けています。

この奥さんは、一日に何回も雪かきしているのですが、

ある日、買い物で顔を合わせた妻が話しかけられたそうです。

奥さん「こうして毎日、運動だと思って雪かきしないと歩けなくなってしまうから」と言ったそうです。

その方にとって、雪かきは面倒なことや苦労ではなく、むしろ、

「自分が歩けなくなることへの怖れ」から「健康維持を兼ねている」ということでした。

私は、その奥さんとは挨拶する程度でしたが、妻からこの話を聞いて以来、

「頑張ってる姿」「尊敬の念」すら持つようになりました😊

実は「歩けなくなってしまったことの怖さ」を学ばせてくれた人生の先輩は、

「私の両親」でした。

父親は、車の免許を返上してからというもの、めっきり歩くことも少なくなり、

次第に歩行車のお世話になり、

いつも助手席に乗って一緒にドライブを楽しんでいた母親も、

歩くのがおっくうになって歩行車に頼る生活。

両親が、こうして年々足腰が弱っていく様子を帰省のたびに目にしていました。

そして、遂に自宅での生活が出来なくなってしまいます。

玄関の出入りに段差があり、手すりにつかまりながらも一苦労💦

家の中でも四脚杖を頼りに、慎重にならざるを得ません。

そんな親の姿を見ていて、

「歩けなくなると、これまでの日常生活ができなくなる恐怖心」が浮かびます💦

歩けなくなってしまうと、自分一人では何もできません。

不本意ながらもヘルパーさんのお世話になるしかないのです。

それもこれも、みんな人生の先輩が教えてくれたことです。

私自身、歩けることが当たり前と思っているところがあります💦

先輩たちの姿を見て「自分の将来」を真剣に考えてしまいます。

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コメント

  1. ジェリー より:

    こんにちは~ジェリーです。
    近所の「サクラのつぼみ」はどんどん膨らんで来ています..
    ふっくら♪..あと数日で開花の便りも届くかも知れません。

    さて人間にとって「歩く」こと「脚力」はとても大切ですね!
    「歩けなくなる=自由に動けなくなる」と人は「自立した生活」が
    送れなくなります。両親もそれぞれ歩けなくなってからは坂を転げる
    ように亡くなるまで早かった様に思います。

    親も含め「人生の先輩方」からはいろんなことを教えられ学びますね。
    自分たちもいずれ歩む行く手となるのでしょうがジェリーは教えら
    学んだことを謙虚に「杖」として、なるべく朗らかに歩んで行きたいと
    願っています~

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      親は私たちの人生の鏡なんですね。
      ジェリーさんのように「学んだことを杖」にしたいものです(^^)/
      ジェリーさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
      東京はいよいよ桜の季節到来でしょうか。
      今年はどこも開花が早いようですね。
      札幌も楽しみですよ~♪
      亡き父親が「人間は動物。動くものなんだよ」と
      よく言っていたことを思い出します。
      そんな父親も最初は一本杖にお世話になり、
      次はノルディックウォーキングのストック二本、
      そして終の棲家となった札幌の介護施設に来てからは
      手押し車がお友達。
      徐々に歩けなくなっていく様子を身近でみたきた娘の私・・・
      ジェリーさんがおっしゃる通り「脚力」大事ですね!(^^)