『立つ鳥跡を濁さず』だけど、まだやることあったの?

夫のマシュウです。

移住先のマンションの自室の入り口のドア横には部屋番号の下に、

「表札」をつけられるようになっています。

ここの表札はどうしようか?

新しく作る?

いや、今の我が家の表札を持って行くことにしよう!

これはステンレス製で、新築するときに妻アンが注文して作った大のお気に入り!

確か、両面テープで貼ったはず。

早速、取りはがしに掛かります・・・慎重にね!

ところが、外した後がみじめな姿に・・・(´;ω;`)ウゥゥ

懸念していたことではありますが、だいぶ目立ちます💦

これじゃあ、みっともないんじゃない?

長年お付き合いのある工務店に連絡して「引っ越し前にひと仕事」してもらう手配!

ついでにと言っちゃなんですが、まだありました。

妻が外壁の清掃をしていたとき発見したもので、

妻「北側の窓枠の下に少しだけどサビが入っていたのパパ、知ってた?」(敏感な妻)

私「知らなかったけど、そんなところあった?」(鈍感な夫)

妻「この際、表札跡の塗装のとき、ひと刷毛だけでも塗ってもらおうか?」

私「そうだね!見えるところだし、ここから錆が広がってもイヤだしね」

と、塗装に来た職人さんにお願いして補修していただきました。

すごいんですよ!職人さんの作業のまていなこと!

妻と感激してしまいました。

表札をはがした跡が見事にきれいになっています(´▽`) ホッ

そしてこの日、妻アンは庭の手入れもしています(名残惜しそうに・・・)

あさって、最後になる庭ゴミの日だからそれに合わせてきれいにしておきたいといいます。

私「もういいんじゃない?」(手伝う気ゼロの夫)

およそ2時間くらい、庭の手入れと家の周りのチエックをしていたでしょうか。

妻「これが最後の庭いじりになったよ」と満足気です。

またあるときは、

妻が、せっせとキッチンを磨いています。

妻「普段からきれいに使っているつもりだけど、さらに磨きをかけて渡さなくちゃ」

「シンクも磨き上げたし、排水パイプもクリーナーできれいにしたからバッチリだよ!」

引渡し前のある日、

買い主さん一家が、突然挨拶に見えました。

引き渡し日は私たち夫婦は欠席するため、もうお会いできなくなるからというのです。

部屋の中は段ボール箱でいっぱいでしたので、玄関先での挨拶とさせていただきました。

その際、

引っ越しの翌日に、私たち、部屋の清掃に来ますからと伝えると、

奥さん「内装工事屋さんからもハウスクリーニングは必要ないくらいきれいに使っていますよ

とは言われたんですけど、リフォーム工事もあるのでハウスクリーニングを入れることにしました。なので、清掃はごく簡単に済ませて下さいね」

ところでと・・・

奥さん「庭のこととか、お聞きしたいとき電話していいですか?」

妻「いいですとも!遠慮しないで聞いてくださいね」

帰った後、

私「おそらく、バラなどの越冬方法を聞きたいんじゃないのかな?」

私「ところで、家の直すところって、トイレ交換したし、表札はがした跡も補修したし、

もうないだろうね?」

と、実際に家を引き渡すまで私の心配は尽きません💦

妻アンが、どれほど、この家を愛し、大切にしていたか・・・

本当によくやってくれました。

感謝します!!!(^^)/

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コメント

  1. 濱童 より:

    こんにちは。
    家って住んでいた人たちの歴史の象徴なのですよね。
    「今の我が家の表札を持って行くことにしよう!」
    素晴らしい。うちの父も新築するとき、旧建具を新居の引き戸、ドアに使いたいといってハウスメーカー、大工さんを悩ませてましたっけ。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      濱童さん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      おっしゃるように家には住んでいた人の歴史が刻まれているので
      別れ難く未練もあります。
      ですからお父さんの気持ちもよくわかります。
      我が家は表札一枚にも思い出が詰まってましたので・・・(^^)/
      濱童さん、こんばんは。アンです(*^-^*)
      たかが表札、されど表札でしょうか。
      大切なモノでしたので、連れて行きますよーーー!