夫のマシュウです。
我らの旅はいつも、行き当たりばったり!いい加減な旅であります😊
今回の奈良行きも思いつきから決定しましたが
「偶然の出来事」が重なることがあるものです。
なんと!
今年は「聖徳太子の1400回忌」に当たる年だとか・・・
そうとは知らず、最近、聖徳太子にまつわる本を読んでいた妻と私。偶然です!
今回は、妻アンの希望で「飛鳥路」を歩くことになりました😊
ホテル近くの近鉄奈良駅を出発して、
橿原(かしはら)神宮前駅から周遊バスの「赤かめ」を利用!
効率的に巡ることができそうです。
サイクリングも楽しそうですが、自転車に乗れない妻アンに配慮・・・(^^)/
当日予定の行程
行程作成まではバッチリ!あとは予定通りに歩こう!
さあ、出発!😊
飛鳥の旅は1日フリー乗車券「赤かめバス周遊」がお得!
「乗り降り自由の650円のチケット」を見せるだけ!
「およそ1時間に1本の頻度」で走っていますので、
それぞれの見学ポイントでは十分時間が取れます。ありがたいなー!😊
周遊バス乗り場は橿原神宮前の東口の改札を出て、左手です。
最初の訪問地は「飛鳥寺」
バス停「飛鳥大仏前」下車。そこは飛鳥寺・・・
田園風景の中にたたずむお寺さんです
よいお天気に恵まれました!
「飛鳥大仏」が鎮座する本堂
日本書紀には「蘇我馬子」が588(崇峻元)年に建立することを計画。
造営に際しては多くの工人が「朝鮮半島から渡来」したといわれています。
「日本で最初の本格的な最古の仏教寺院」だそうです。
615(推古13)年には、本尊の「飛鳥大仏である釈迦如来像」が、
これまた「日本最古の仏像」として鎮座!
約15トンの銅が使われ、高さが約3m!
お顔立ちは鼻が高く、ほっそり!
まさしく「大陸の影響」を受けている表情をされています。
「重要文化財」になっている「金銅丈六仏像」です。
なんと!写真撮影OKだということでいろんな角度からパチリ!😊
光背があった頃は、もっと大きかったことが伺われます。
御朱印頂きました。ありがとうございます😊
境内で鐘楼を見つけた妻アン。
鐘は自由に撞いてよいとのことで、そうなると、撞きたくなるアンのこと。
静かな田園風景の中に響く「美しい音色」にしばしウットリしています😊
「この音色、品があって美しいわー」
歴史の舞台でもあった飛鳥寺
往時は広い敷地に五重塔を中心に、中金堂、東金堂、西金堂を配置。
周りを回廊が囲んで、東西南北の門が構えられていたようです。
お寺西側には「蘇我入鹿の首塚」があります。
田んぼも収穫が終わりましたね。日をたくさん浴びた飛鳥のお米は美味しいことでしょう!
ワンちゃんを散歩させていた近所のおじさんとの会話に盛り上がる妻アン😊
女性好き?だという犬に、じゃれつかれたのが縁!?
首塚のそばは「西門跡」だということです。
飛鳥寺は「中大兄皇子」と「藤原鎌足」がここの蹴鞠の場で出会い、
645年の「大化の改新」を成し遂げた舞台!
このとき二人は飛鳥寺に陣を構えて蘇我入鹿・蝦夷の館をにらんでいたといわれています。
ここが「歴史の舞台」だったことを想うと、タイムスリップしたような不思議な感覚に・・・
もう一度、日本の古代史を勉強しようかなー😊
飛鳥寺周辺の街並み
「電線が地中化」されていてスッキリ落ち着いた雰囲気!
まったりとした時間が流れているのを肌で感じます😊
青空が心地いいね~!
岡寺(おかでら)
次は、バス停「岡戎(おかえびす)前」で下車。
岡寺を目指します。
ところで、どっちに向かえばいいの?💦
あった!この鳥居をくぐった先のようです💦
坂道?
うーん、なかなかたどり着かない。
まだまだ先? 私、脚にきてるぞ~💦 坂道、きっついなー💦
ふう・・・やっと見えたー!😊
受付を済ませると仁王門をくぐります。
重要文化財です。
振り返るとこんな感じです。
本堂が見えてきました。
12月5日まで日本最大・最古の塑像観音像「大如意輪観音」の特別拝観が出来ます。
いい時にきたなー!😊
御朱印ありがとうございました😊
これだけの急な坂を登って来られるということは「健脚」の証。
健脚わらじの絵馬がありました!
ここでも鐘を撞かせていただきました。
三重塔も建っています。
ちょっぴり新しく、ちょっぴりカワイイ三重塔😊
我ら、ハーハー言いながら、ずいぶん高いところまで登って来たんですね~😊
疲れをいやしてくれる花手水
次は石舞台古墳へ!
その前に、ちょっとここでお休み😊
ガイドブックで見ていた、明日香のお土産・農村レストラン「夢市茶屋」
2階のレストランで、早めの昼食
妻アンが注文したのは「古代米御前」
私はボリューミィな古代米カレー
地元の食材をふんだんに使用した嬉しい食事でした。美味しかった!ごちそうさまでした😊
腹ごしらえの後は、いよいよ石舞台へ!妻アンはウキウキ状態です😊
受け付けを済ませます。ヨロシクオネガイシマス!😊
大きな石を運んで積んだ「古代の人の知恵」が紹介されています。
石舞台はこの先
巨石が積まれていますが、この幅は約3.4m
長さは約7.8m 迫力あります!
横穴式石室づくり
石室の入り口
石室の内部・・・じっくり見学します!
古代人のすごさに圧倒された我らでありました😊
高松塚古墳
バス停のある駐車場に着きましたが、ここからどこに行けばいいの?💦
どうやら左手の道を進むようです。
道なりに歩いて行きます。
広い公園の中をひたすら歩きます。
散歩する人やピクニックに来ている人もいます。
小高い丘を越えて・・・
高松塚壁画館に入ります。
忠実に復元された壁画が見られました。素晴らしかったーーーー!😊
高松塚古墳は少し小高いところにありました。きれいな形してるね!
畑の中のこんもりとした小山?小丘?それともUFO?
次は、キトラ古墳へ
「赤かめ」の終点、飛鳥駅から近鉄で壺阪山駅に移動。
ここから徒歩15分ほどでキトラ遺跡に行けるということで歩くことにしました😊
ここも田園風景が広がっています。
見学!
キトラ古墳「四神の館」で11月14日まで「国宝キトラ古墳壁画が公開」されているということで、この日の15時25分のコースを予約していました。
私たちと一緒に見学できる1グループ12名が保存管理されている1階の部屋に入り、
約10分間ですが「西壁白虎」と「天井天文図」を見ることができました😊
地下に入口があります。
キトラ古墳に向かいます。
こんもりしていますね! ここでも古代人のすごさに触れることが出来、満足の一日でした。
この日のミッションはこれにて終了!😊
バスで飛鳥駅に戻ります。
二人ともに足の指が痛くなるほど歩いた!歩いた!
この日の歩数は「2万歩」を超えていましたよ!
「あぁーーー!疲れたーーー!」とボヤいたら、妻に叱られました💦
「嬉しい疲れでしょ」ってね!(^^)/
コメント
こんにちは ジェリーです。
マシュウさん、アンさんの行動力..すごーい !・.・!
1日で12~13km歩いてますよ~ がんばりましたね~ !^-^!
うふふ・・岡寺の「坂」きつかったでしょ!?
「飛鳥」は小学生の時に行きました..もう50年前です。
当時は高松塚もキトラ古墳も知らず、飛鳥の田舎道をひたすらとことこ歩いて廻りました。巨大な「石舞台」に驚き、不思議な「酒船石」がとても印象に残ってます。
ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
岡寺は甘く考えていました(^^;)
さすがは西国三十三所の七番札所だけあって
そう簡単にご利益はいただけませんね。
きつかったです!(泣)
ジェリーさんが50年前に目にした光景を我らが体験とは!
タイムトラベルのようです!(笑)
ジェリーさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
岡寺の坂道はきつかったですね~。
ふうふう言いながら、やっとこさ、たどり着きました。
ジェリーさんも昔々、飛鳥を歩いたのですね。
私たちは今回お初でしたが、田園風景が広がりなんとものどかな所で、
肩の力が抜ける・・・そんな感じがしましたよ♪
石舞台の中に入りましたが、
わ!わ!わ!
もし天井が落っこちてきたら?と思うと
ザワザワしてしまいました(^^;)
この日はとにかくよく歩きましたね~。
右足の薬指にお豆が出来るほどです。
水ぶくれになっていましたよ(´;ω;`)ウゥゥ
マシュウ様、アン様
今回のブログも読みごたえがあり、楽しませていただきました。一流の旅行記ですね。
飛鳥寺も飛鳥路も、古代の遺跡群も訪問したことがない、憧れの場所です。このような風景を見ると日本人であることを再認識します。いつか訪れる際、このブログで予習できたので理解度が深まると思っています。素晴らしい記事をありがとうございます!
千沙さん、コメントありがとうございます。マシュウです。
表現の未熟な拙文で、
飛鳥の本当の良さが伝えられなくてもどかしい感じで書いてます(^_^;)
辛抱してお付き合いくださり、お褒めまで頂きありがとうございます。
いつか飛鳥の地に立って感動を共有できればうれしいですね。
千沙さん、こんばんは。アンです(*^-^*)
お褒めいただきありがとうございます。
お恥ずかしい限りの文章で綴った旅行の記録ですが
千沙さんに喜んでいただけて嬉しい限り!(^^)/
飛鳥は本当にのどかで、
「心地よい」というのは、こんな時間の事かな~?と思いましたよ。
千沙さんも機会がありましたらぜひ!