ある日の宅配便と甘酒缶

夫のマシュウです。

今回の和歌山旅行は4泊5日の行程でした。

我が家の旅行スタイルは、最低3泊、長いと5泊なんてこともありました。

往復の足代は変わらないのでなるべく滞在を長くして、

旅効率をあげよう?と無い知恵を絞っています(笑)

そうなると問題は滞在期間中の着るもののこと。

長い旅行になると、当然のように着替えも増えることになりますよね。

若い頃の私などは、同じものを何日も着ることもいとわないものでしたが(笑)、

加齢とともに汚れやニオイを気にするようになりました(^^;)

妻アンは、私に輪をかけてきれい好きです。

以前は重いキャリーケースをコロコロ引っ張って行ったこともありましたが、

荷物を預けたり、持ち歩く面倒なことといったらとても耐えられません(^_^;)

そこで考えたのが、旅行中の着替えなどをあらかじめダンボール箱に梱包して、

宿泊先のホテルに送り届けておくこと。

着替えはもちろん、最近は、ペットボトルの水や缶ビールなど保存の効くものも

送っています。

帰りの荷物もホテルから「到着払い」の宅配便を利用!

ホテルのフロントでスズランテープとガムテープを借りて荷造り!

旅行中に買ったお土産も一緒に梱包です。

すっかり身軽になって帰ります(笑)

2日後には到着

宅配便のお兄さんが、マンションの我が家の玄関まで運んでくれます。

ズシリと重そうな大きな荷物・・・

その様子を見かね、恐縮した妻が、納戸から缶の甘酒を出してきて、

「重かったでしょ。これ休憩の時にでも飲んでください」

「え!いいんですか!ありがとうございます!」

お兄さん、嬉しそうな表情です!

そう言えば・・・

私の実家で、同じ光景を目にしたことがありました。

夏休みなどで帰省していたときなど、

いよいよ札幌に帰るという朝になると、母親が

冷凍庫に買いためていた海産物などを段ボール箱に詰めてくれます。

梱包が終わると、宅配便の集荷所に連絡して受け取りに来てもらうんです。

そんなとき、納戸にストックしてあった缶コーヒーを出してきて、お兄さんに渡しています。

「これ、飲んでちょーだい」

「ありがとうございます!」

そんな光景を見ていて、母親に言ったことがあります。

「宅配の人も仕事なんだから、そんな気遣い、いらないんでないかい?」

「違うよ。何、言ってるの?この暑い中、来てくれたんだもの」

「缶コーヒー1本でも、人からもらって気を悪くする人なんていないんだから」

妻はそんなやりとりを覚えていたのでしょうか。

これまでも、宅配便のお兄さんが重い荷物を届けてくれたときなど、

「ご苦労様」という言葉でしか感謝の気持ちを伝えられなくて、

「あぁ!失敗したー!缶コーヒーでもあげたかったね」

と、缶コーヒーをストックしておいた方がいい・・・と後悔していたものです。

今回、なぜ甘酒缶があったのかというと、

ガンと闘っている妻の叔母が、妻からの差し入れのお礼に送ってきてくれたものでした。

こうして、自分達が飲むだけでなく、感謝を伝えるしるしに役立ってますよ!

親といい、叔母といい、いまだに人生の先輩から学ぶことの多いことを実感します(^^)/

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