夫のマシュウです。
私のもとに、母親の暮らす田舎の役場から、
今年度の「後期高齢者医療保険料」と「介護保険料」の支払い通知書が送られてきました。
それぞれ年間15千円、21千円程度の支払いが求められています。
この自己負担額は、
施設暮らしの母親の日々の暮らしにかかる介護サービスの費用や、
病院での定期検査などの費用の一部になっています。
母親は91歳の高齢ですが、ここまで何とか健康に暮らせているのも、
施設での手厚い介護などのおかげであり、病院での定期的な検診のおかげなんだと、
年一回の通知書を見るたび、支払額の重さ以上に「感謝」しています。
先日・・・
私のところにも、今年度の「国民健康保険料の通知書」が届きました。
リタイアして数年しか経過していないこともあり、後期高齢者の域まで達していないので、
納付する金額も、母親のそれよりはるかに「負担は重いもの」になっています(^^;)
昨年は約194千円だったものが、
今年は約218千円にも増えていました。
「1割以上もアップしたの!?」
どうして?💦
住民税の場合もそうでしたが・・・
国民健康保険料の計算式には『所得割』があり、
これに『被保険者均等割』と『世帯別平等割』を合算して決められます。
所得割は、前年の令和3年の(所得金額ー基礎控除)での計算を元にしていて、
やはり「昨年の旧宅売却益」が加わったことが影響していたようです。
保険料納付通知書に記載されていた計算基礎となる昨年の所得額は
その前年に比べ、ひと桁も多くなっています💦
まあ、今年度限りのこと・・・とあきらめるしかありません。
ところで・・・
実際に納付するときの痛みの感じ方ですが、
先に届いた住民税の納付は、2カ月毎の年金支給額から「天引き」される徴収方法でした。
今回通知のあった国民健康保険料の納付は、
口座振替で引き落としされることになっているので、
「通帳記帳」のときに確認するだけです。
納付する実額としては住民税のほうが3分の1程度とはるかに少ないのですが、
支払う痛みとしての実感は、
少ない年金からさらに天引き徴収されて、実際に受け取る収入が減った感を味わうほうが、
預金通帳から引かれる痛み感よりもはるかに大きいものです( ノД`)シクシク…
実際、妻が預金通帳を記帳して確認してみて、
「毎月これだけの金額が引かれていたんだねー!」程度の感想です。
ここは武士の情けで、年金支給額はそのまま入金していただいて、
口座から引き落としする方法を取れないものでしょうか。
日々の生活費の負担増に苦しんでいるのに、さらに唯一の年金収入からも引かれてしまう
という「負担の増額は勘弁してほしい」ものです。
逆にいえば、毎月少しずつ口座から引き落とす方が、納税者に与える痛みが少ないので、
徴収する方法としては反発が少ないのかなと・・・自治体の方に知恵を授けたいくらいです。
いわゆる『ゆでガエル』現象の、お上の知恵バージョンとでもいえますかね(笑)
それはさておき・・・
毎年のことですが、年間十数万円という負担は決して軽いものではありません。
ですが、国民健康保険は、文字通り「保険」
何かあったときの備えとして助けになるものです。
保険も空気のようなもので、
私や妻が今のところ健康体で、病院にもかかることがないものですから、
お世話にならないときは、
<保険なんて>とか<保険料を払うのがもったいない>とか思ってしまいがちです。
しかし、歳をとるにつれて身体に不調が生じてくるのはやむを得ないもの。
私や妻の身になにも起こらないことに越したことはないのですが、
いつまでも健康であることは何物にも代えがたいことで、
見方を変えれば、保険に入っていることで「安心して日常活動ができている」ともいえます。
医療費も自己負担が少なくて済むことに感謝して、
「国民健康保険料」を納めることにします(^^)/
コメント
こんにちは!今年の北海道…涼しくないですか?
本州の連日猛暑報道に、申し訳ない気持ちになってしまいます。
年金受給者の国民健康保険料の納付方法は75歳で後期高齢に移行するまで「特別徴収(年金天引)」と「普通徴収(口座振替・納付書での支払)」のいずれかの選択、変更ができるはずですよ(介護保険料は天引)。
各々の条件があるようなので、お住まいの区役所に問い合わせみてはいかがですか?
3年間の癌治療の末に他界した私の実母も「土地売却」では痛い思いをしました。
長年売りに出してはいたものの、半ば諦めていた地方の土地が、思いがけず売れたのです!
しかし翌年の後期高齢者医療の負担が1割→3割となり、癌治療中だっただけに、1年間とは言え、この3割負担は大きく感じたようです。
人生100年時代…いつまで健康でいられるか分かりませんが、留意したいと思います。
マメさん、お久しぶりです。マシュウです。コメントありがとうございます。
本州の猛暑の様子をテレビで見ながら、
札幌ではこのところ雨や風の強い日が多く身体的には過ごしやすく感じています。
これから夏本番を迎えマンション生活もしのぎやすければいいなと期待しています。
国民健康保険料の支払いも、一度年金など受け取るものは受け取って確認した後に、
自分の財布から払うようにすると納得感もあるんですが・・・
アドバイスいただいた普通徴収の件も相談できるようなのでしてみようかと思います。
ありがとうございます(^^)
マメさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
コメントありがとうございます。
土地売却の経験談をお聞きして
そう遠くない未来に起こるであろうお互いの実家の処分など、
これからいろいろ勉強しなければ・・・と思いました。
マメさん、ありがとうございました。
これからも気が付いたことなどありましたら
アドバイスをしていただけると嬉しいです(^^♪
こんにちは ジェリーです。
家の売買がそんな風に関係してくるんですね? 翌年の「市民税・社会保険料」まで影響するとは・・「○○は、忘れた頃にやってくる」じゃないですけど、もうややこしいです! …いろいろと知らないことがありますからとても勉強になります。
年金の手取りが少なくなるなんて..原因がはっきり分かっていても う~何とも寂しい~気持ちだだ下がり~ エーン (ノД`)・゜・。って 年金生活前のジェリーが泣いててどうするの? なんですけど・・。
でもまっ来年は 元に戻って手取り今年よりアップでしょうから大丈ブイ!ですね?
年金ライフお勉強中のジェリーでした。
ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
家を売って利益がでてたなんて思ってもいなかったので、
所得税から保険料までいろんなことに影響して来ることにビックリです!
しかも年金から天引きですから年金の減った感が半端じゃないですね!(´;ω;`)ウゥゥ
ジェリーさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
情けないことに税金のコトなど、まったくオンチな私です(^^;)
夫が現役時代は、お給料から自然と?引かれていて
いちいち確認することさえしなかったのですが
年金生活に突入すると、本当に「え?」っという感じ!
あぁ、誰かどうにかして~~~(笑)