『孤独なおひとり様生活』は楽しめるの?

夫のマシュウです。

今年は私の父親の初盆でした。

享年94歳の父親は、若いときからタバコを吸い、深酒もしていたのに長寿をまっとう!😊

そんな姿を見て、ふと「自分の将来」に思いを馳せます。

若い頃は「死」というものを現実感を持って考えたことなんてありませんでした(^_^;)

意識するようになったのはいつ頃だったでしょう。

人生50年

「人生50年」という言葉があります。

その言葉で思い出すのは戦国時代の「織田信長」だったように記憶しています。

映画やテレビドラマなどで織田信長が「人間五十年、・・・」と

「敦盛」を謡い舞う姿が思い出されます。

自分がいざ50歳になってみると、昔は50年生きるということが難しかったと

いわれた時代があり、現代の平均寿命からすると、

人生ラストスパートの直線コースまで、まだまだ長いぞと思ったものです(^_^;)

余生

そして定年を迎えると、一気に、第四コーナーを曲がったんだと感じ、

ゴールがこの先に見えてくるという実感が高まります💦

私たち夫婦、昨年、それぞれの父親を亡くしたことで、

今までよりも「死」「身近」に感じ、「余生を意識」するようになった気がします(^^)/

人生100年時代?

近頃、メディアでは盛んに「人生100年時代」を迎えての「暮らし方」を紹介しています。

夫婦が事故などでいっぺんに亡くなるようなことがない限り、

どちらか一方が取り残されることになります💦

そうなって、何とも「気の毒な人生」を辿った方も見ています😞

私たち夫婦が知っている方は、近所でコンビニを経営されていた老夫婦でした。

近くにライバルのコンビニができることに心を痛めていたという奥さんが心労で先立ち、

遺された旦那さんはそれはそれは気落ちして、はた目にも可哀そうな限り・・・

そんなある日、旦那さんは車を運転中、交通事故を起こして亡くなりました。

まるで、奥さんの後を追うような出来事です。

夫婦のどちらかが亡くなった場合、特に男性は妻を失うと落胆が大きく、

永く生きられないと聞きます😞

まさに、このご夫婦はその典型と言えるかもしれません。

その点、女性は立ち直りが早いといいますけどね(^_^;)

自分の将来は?

我が家でも、自分が一人になったときのことを思い浮かべて、

決して遠くない「将来の過ごし方」を考えることがあります。

つい先日も、妻との会話で

妻「私、パパが死んでも大丈夫~!一人で生きていけるから~」😊←笑う妻

私「なに言ってんだよ!オレがお前を見送ってから死ぬんだよ!」

妻「パパは一人じゃ生きていけないよ。順番だからお先にどうぞ~!」😊←またも笑う

私「その後は、若い子と再婚して看取ってもらうんだよ!」うひっ!!

妻「なにバカ言ってんの!」

私「へへーんだ!俺は一人の生活を謳歌するんだよー!」

まあ、実際問題として、片割れが死んだらどうなるんだろうね?(^_^;)

独り身の不利

一人になるといろんな手続きで「不利」になることが多いようですね💦

よく聞くのが、アパートの「賃貸問題」です。

そもそも、高齢者には貸さない不動産業者も増えているとか・・・

孤独死のリスクを嫌ってのことでしょうか。

また、自分の両親を見ていて実感したのが「入院」するときに求められる「身元保証人」

特別養護老人ホームに「入所」するときの「身元保証人」

身元保証人は何か起こった場合の「責任をとること」でもありますが、何かと面倒そうです💦

となると、今、住んでいる場所にできるだけ長く住み、

最期を迎える直前に??病院に搬送されるというのが理想なのかな?

いろいろ心配が巡る、お盆の一日でした・・・(^^)/

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コメント

  1. ジェリー より:

    夫婦が揃って元気なあいだは今のままで良いですよね。
    でも高齢となりどちらか一人になった後は・・この問題はとても切実です。
    マシューさんアンさんも育った場所から札幌に出てこられ結婚生活を営み
    やがて遠い故郷に住む両親の介護・老後問題に直面されました。

    ジェリーもやはり遠距離介護を経験しましたからいろいろと思うところあります。
    トモさんとも私たちの今後のこと良ーく話し合います。
    おそらくですがうち場合、一人息子が札幌にいますから将来は今住む家を処分して
    私たちが札幌へ移る方向性なのかなと思っています。
    でもまだ具体的には何にも決ってませんが…動くなら少しでも若い内にとは
    二人とも思ってます。

    まあ東京は好きで40年以上住んでますがもともと私たちの故郷ではありません。
    「終の棲家は札幌でしょ!」も、とても良いかなと思う今日この頃です。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      一人になった時の終の棲家は悩ましい問題ですね。
      子供には迷惑かけられないことが前提で
      体の自由が利くうちに結論を出さなくてはいけないと考えています。

      ジェリーさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
      わが家も将来、東京に来たら?と子供に言われました。
      毎朝、通勤途中に老人ホームの前を通るらしいのですが、
      子供なりにいろいろ考えたようでしたね。
      今は夫婦共に元気でやっていますが
      近い将来どうするか?一人になったらどうするか?ホントに大きな問題。
      子供のそばに行くべきか?うぅ~ん、悩むところ(^_^;)
      ジェリーさんの「終の棲家は札幌でしょ!」に賛成~♪(笑)

  2. ジェリー より:

    >体の自由が利くうちに結論を出さなくてはいけないと考えています 
    マシューさん、そうなんです。
    亡くなったジェリーの父がまさにそうでしたよ。

    うちでは母は早く67歳で逝きその後頼みの長兄が亡くなるという一家の大アクシデントもあり早くから一人残った父にこちらへ来るように声掛けしてました。でも故郷以外で一度も暮らした経験のない父は全くその気がないようでした・・まあ気持ちは息子として理解してました。

    友人知人親族に囲まれ故郷で自由気ままな一人暮らしを謳歌していた父でした。しかしやがて体が徐々に衰えていき要介護となり初めて東京へ行きたいと言い出しました。(兄には子がなかったので孫はうちの息子だけ。とてもかわいがってくれてましたよ)

    しかし年老いて衰えてからの移住はとても難しいですね。うちでは結局アンさんのお父様のようには出来ませんでした。
    孫の名○○に会いたいな~あぁ10年早く決心すればよかった…
    と父は後悔しておりました。

    最後は故郷の友も兄弟も親族もみんな高齢化し自由が利かくなります。
    施設に入るとしても病院で手術受けるにしてもほんとに最後の最後は直系親族の子や孫が頼りですから。

    最後にお世話になる息子のことを思いホント種々考えこんでしまうジェリー&トモ夫婦です。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      私たちも両親を近くに連れて来ることを考えましたが、
      田舎暮らしに慣れた両親には酷なことだったんですね。
      結局は入りたいと望んでいた地元の特養のお世話になりました。
      両親にとってこれはこれでよい選択だったんでしょうね(^^)/
      私たちも親が介護施設に居ることはある意味安心ではあります(^^)/

      ジェリーさん、アンです(*^-^*)
      コメントありがとうございます。
      お母様は67歳で旅立たれたんですね。
      まだまだお若いのに残念です。
      実は私も目標としていることがあります。
      それはまず70歳までは元気でいようということです。
      あと7年あります(笑)
      この歳になりますと10年後の事は考えることが出来ず、
      とりあえずは3年後、そして5年後、、、
      このくらいのスパンで人生計画を立てています(^^)/
      夫の実家が遠く離れているため、何度か、義母に
      「札幌の私たちの家の近くの施設に来ない?」と
      持ちかけたのですが「私たちはこの田舎で終わるの」と
      決心は固かったですね。
      自分たちの終の棲家は、さぁ、どこにする?
      これは本当に悩ましいですね。
      子供の事を考えると「切りのいいところ」で結論を出した方がいい・・・
      そんな風にも思いますが難しいですね~(^_^;)
      私たちもジェリーさん&トモさんと同様、
      ほお杖ついて考える人になっています(^^)/

  3. ジェリー より:

    私たちにとり第二の故郷になりつつある東京。
    …札幌か…東京か? それが問題だ..
    ハムレットならぬハムスター頭のジェリー夫婦の
    堂々巡りは続いています。

    でもこの歳となり3年~5年スパンで人生考えて行動されている
    アンさんの発想に少しヒントを戴いたように思います!

    アン先輩ありがとうございます。 \(^.^)/

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、コメントありがとうございます。
      ハムスターはキュートで賢いですよ~(^^)
      先輩だなんてとんでもございません(笑)
      いつもいつもドジばっかりのお馬鹿さんですから~(笑)
      3年、5年のスパンは、
      だんだん自分の健康に自信がなくなってきたからなんです。
      一見、元気そうに見えますが、もともとあまり丈夫ではないのですよ。
      2009年の暮れから2010年にかけて体調を崩し入院!
      人生初の病院のベッドで大晦日&新年を迎えたのでした。
      そんなこともあり、普段から不摂生しないよう気を付けています。
      まずは70歳までをクリアするぞ~~~~!!(笑)