子供のひと言

夫のマシュウです。

GWに子供が帰省したときのことです。

子供の提案で、私の実家のある田舎まで長旅をして、

私の母親(子供の祖母)に久しぶりに会うことができました。

これまでの3年間は新型コロナ下だったということもありますが、

お互い離れて暮らしていると、なかなか会うこともままなりませんでした(^^;)

ましてや東京と北海道の移動距離や移動時間、それに交通費などを考えると

おいそれと行き来できることではありません。

再会

特別養護老人ホーム(特養)で暮らす祖母と再会できた子供。

思いのほか元気な姿に安心したとはいえ、

数年前の、実家で会ったときのように、元気に歩くこともできなくなっている姿を目にして

少なからずショックを受けた様子。

別れるときポツリと「今度、いつ会えるかなぁ」

孫の本音でしょう。

私たちも、交通の便などを理由になかなか会いに行けないことを言い訳のように口にします。

妻「もしかしたら今度は間に合わないかもしれないね」

いざというときにすぐに駆けつけることは難しいことかもしれませんが、

地域の病院とも連携ができていますし、万が一の看取りをお願いしてもあります。

なので、特養で暮らしているということは、ある意味安心なことでもあります(^^)/

田舎から札幌のわが家に戻り・・・

子供と妻との会話です。

妻「いづれはこのマンションも、あなたに継いでもらうことになるんだからね」

子供「そうだねー」

「将来、○○ちゃん(お嫁さん)とここに移住してもイイかなー」

妻「どう使ってもいいけど、考えておかなくちゃね」

そんな話をしながら、祖母との面会のときのことを思い出したようで、

子供は私たち両親の将来に目が向いているよう。

私たち二人が元気に暮らしている分には問題ないけど、

もしもどちらか一人が欠けたとき、

「遺された方の身の振り方」を考えておいた方がイイと言います。

できれば、子供たち夫婦の暮らしているところの近くに移り住むことも考えてはどうか、

というのです。

そのほうが子供にとっては安心だといいます。

子供とそんな話をしていた・・・と後日、妻から聞いた私は、

子供がそこまで心配する年齢になったのか・・・

私「そのときは、子供の世話にならないように札幌の介護施設を探して入るよ」

妻「そうだね。そのために自分たちの貯えのこと、考えておかなくちゃね!」

少なくとも・・・

子供に親の世話のためにお金の迷惑だけは掛けたくない、という気持ちはあります。

私「いざとなったら、このマンションを売りにだして、

そのお金で介護施設に入ることも考えるかなー」

マンションに移り住んで、間もなく2年が経過します。

私たちの年齢も70歳と65歳。

そろそろ、お互いが一人になったときのことを考えて、

終の棲家をどこにするか考えておかなければならないと

子供に問われることとなったGWでもあります(^^;)

しかし・・・

子供からの提案は、

我ら夫婦、根っからの北海道仕様!寒冷地仕様の身体!

今さら本州で暮らすのはしんどいんじゃないかなー?

とも思うのですが・・・(^^ゞ

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コメント

  1. ジェリー より:

    こんにちは。この問題は悩ましいですね?
    きっと息子さんも感じたことがあったのでしょう。
    どうする?..どうなる?..どうしたい?
    たくさんの答えが出て来そうで迷いますね・・。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      自分達が親を案じるように、子供が私たちを案じる歳になったんですね。
      子供夫婦が安心するように、
      自分達の身の振り方を真剣に考えねば・・・