夫のマシュウです。
10月に入ったとたんに、
北海道の大雪山系の旭岳や黒岳では初雪冠雪のニュース!
もう冬なの?
その季節の移ろいを身体で感じてるんでしょうか?
冬眠準備のためのエサを求めて徘徊しているのか、
毎日のように「ヒグマ出没」のニュースに接するこの頃です。
(盛ってるわけではありませんよ)(^^;)
熊の出没といえば山中で出くわすことが多いのですが、山ばかりではありません。
札幌は毎年のように、山に近い南区や西区などは昔からクマの出没情報は聞いていました。
そのため、郊外の大きな公園が閉鎖されたりもしていたのですが、
最近では、
市内中心部の交通量の多い札幌ドーム付近を歩いているところを目撃した情報も!
これまでも、北海道で一番大きい石狩川をつたって、札幌市内の地下鉄駅付近まで侵入したことが大きなニュースになったことを思い出しました💦
このときも川づたいに市街地にも出没して、ゴミステーションにゴミを出していた人を襲った場面は動画でも流れて恐怖でした💦
人の気配があるから来ないだろうと高を括るのは危険かも?💦
私たち夫婦も、買い物やウォーキングで市内を流れる川にかかる橋を渡るとき、
つい河川敷などに目を凝らしてしまいます。
妻「クマでも歩いてないかい?」💦
私「どこかに潜んでいるかもしれないね?」💦
急ぎ足で橋を渡ります。他人ごとではないですから・・・ね!
ヒグマといえば、
今年の話題は「OSO(オソ)18」が有名でしょうか。
名前が付けられるほどに怖れられていて、忍者クマと言われ、
ひと目につかずに牛などを襲っていた大型のヒグマでした。
ついに仕留められたものの、駆除に苦情?が多く寄せられたこともありましたが、
野生のヒグマは動物園やクマ牧場で見る熊とは違うようです。
私たちもクマ牧場のクマを見たことがあります。
見物客に手をすり合わせてエサをねだる姿は愛嬌というか、
ペット感覚を持ってしまいますが、ニュースに映る親子熊などの姿は野生そのもの。
一度出くわしてしまったら、死んだふりなんかしても助からないと
観念してしまうような凄みを感じます。
北海道では、かつては、吉村昭の『羆嵐(くまあらし)』という小説に紹介されたように
北海道の開拓の村をどう猛なヒグマが襲った悲劇を描いていたのを思い出します。
この「羆」という漢字は「ひぐま」と呼びますが、
ひぐまという漢字があるということをこの小説を読んで知りました。
全国のニュースを見ていると、
クマの出没や被害は、今や北海道だけに限らないようです。
今年は特に、本州でもいろんなところでツキノワグマが人を襲った・・・
などのニュースを見ることが多くなったように思います。
どうも、今年は北海道では、エサとなる山のドングリが不作だとかで
エサを求めて人里に出没していることが原因だという記事も目にします。
さらには、エサとなるシャケの遡上が少なくなっているとかもあるようです。
ヒグマにも事情があるのでしょうが、
ますます人間の世界と棲み分けができなくなって、危険が増すことが想定されます💦
紅葉を愛でに定山渓(じょうざんけい)にでも出かけようかと思っても、
不意に出くわすことが怖くて、つい気持ちも萎えてしまいます。
ウォーキングで、川に掛かる橋を渡るときでさえ、
思わず河川敷に目がいってしまう習慣がついてしまったようですから・・・💦