夫のマシュウです。
叔母の葬儀からひと月が経ち、
諸手続きも期限が決められていることは終えることができました。
ようやく気持ちも落ち着きを取り戻したとき、ハタと思いつきます。
叔母は?
生前から準備のいい人で、
自分の葬儀のことでも、以前からベルコの葬儀互助会に入って会費を積み立ててきました。
生前、妻にも「これを使ってね」と会員証を見せてくれてました。
ですが、叔母が亡くなった後に、同じ町に住む叔父(姑の次男)が葬儀を仕切ることになります。
葬儀社の手配も早くて、叔母よりも2週間前に亡くなっていた姑の葬儀を取り仕切った葬儀者にお願いしていました。
結局、叔母が積み立てていた葬儀互助会のプランは
「使わずじまい」になってしまったのです。
さて
その葬儀互助会に積み立ててあった会費の「解約」です。
妻がベルコの担当者に解約手続きの方法を相談します。
開口一番、簡単ではないと言われます。
会員が死亡した場合の解約方法は「法定相続」と同じ手続きになるというのです。
法定相続と同じってどういうこと?
とりあえず、解約に必要な書類を送ってもらうことにします。
妻「解約って面倒そうだよ」
後日
ベルコから送られてきた書面を見ると、
まず代表相続人を決めて、解約金はその人の口座に振り込まれることが書かれています。
そのためには、法定相続人全員の承諾が必要になるといい、
書面には相続対象者それぞれの署名、承諾印のほかに運転免許証の写しなどの身元を証明する書類の添付が必要になると書かれています。
ちょっと待ってよ・・・
叔母には、子供はいなかったものの姉弟がたくさんいました。
妻の父親である長兄以下、6人の兄弟がいたし、すでに亡くなった兄弟には子供もいるので、
法定相続人は総計10人もいるんだけど・・・
そのなかにはお付き合いも途絶えて今どこに住んでいるのか消息が分からない人もいます。
それなのに全員分の承諾書を取るのは至難のわざじゃない?
妻「こんなことできないわ~」
妻は半分嫌気がさして投げ出しそうな雰囲気です。
私に助けを求めます。
私がベルコに電話して、こちらの事情を説明すると、
子供の代まで承諾書を取るのは大変なので、存命中の叔父(叔母の弟)だけで良いと
いうことにしてもらいます。
それでも、叔母の親族関係がわかる除籍謄本、抄本の添付が必要だということで、
それは手配することに!
こうして
一連の、ベルコの葬儀互助会の解約手続きを経験したのですが、
加入者が積立金を使わずに亡くなってしまった後に、
遺族がそれを解約することは法定相続の手続きくらいに面倒だということを知らされました。
加入していた葬儀互助会の積立金は、葬儀できちんと使うことが鉄則!!
だということをあらためて思った次第です。
まあ、よく考えてみれば、死んだ後の銀行の通帳の解約と同じなんでしょうけど、
戸惑ってしまったという話でした💦
コメント
おはようございます(^▽^)/
葬儀の積立金、使わなくて解約するのにも大変な労力が要るんですね!
葬儀で思い出しましたが子供が置いて行ったお雛様やぬいぐるみ等々を
今度の移住のために人形供養に出すことにしたのですが
調べていて無料というのがあって色々調べてみたところ
無料の条件に葬儀の予約というのがありました(;^_^A
もちろん、そこには人形供養をお願いしません。
最近は家族葬などあまり葬儀にお金をかけないところが多いので
葬儀社も大変なようですね。
私たちも葬儀にはお金をかけない予定ということを
子供たちに言っております。
沙羅さん、コメントありがとうございます。マシュウです。
昔に比べると葬儀も簡素になる傾向になってきていますね。
わが家も極力質素な葬儀にして子供の負担を軽くしたいと話しているんですよ。
沙羅さん、こんばんは。アンです(*^-^*)
互助会の積立金を自分の葬儀代にと思っていた叔母ですが
義理の弟が別の葬儀屋さんに(我々に相談もなく)お願いしたものですから
せっかくの積立金が有効に使われず宙に浮いてしまいました。
解約は簡単に出来るものだと思っていたら
とんでもなく面倒な事態になりました。
私たちも某互助会に入っていますが、ちゃんと使われるように
子供には言っておこうと思います。
自分の葬儀はごくごく簡単に!お金はかけずに!
これをモットーとしてますよ~(笑)