闘病中の叔母の新しい貯金通帳

夫のマシュウです。

妻の叔母は、道南の田舎町の病院で1年以上にもわたって入院生活を送っています。

手術して切除したがんが再発。もう治る見込みのないことも宣告されています。

体力を維持する栄養源は点滴だけ。

恐らくはやつれてしまっているであろう姿を想像すると、

会いたい気持ちが半分、会いたくない気持ちが半分と揺れる妻の心情。

ですが、最近、

叔母は点滴からの栄養分補給だけでなく、

腸のぜん動も見られるようになったというので

口からも少量の流動食が摂れるようになったといいます。

妻も叔母のリクエストを聞いて食べたいものを送っていました。

感覚のあるうちに口で味わってほしいとの願いを込めて・・・

というわけで、

いつまで、どれだけ食べられるかが、叔母の容態を推し量るバロメーターにもなっています。

先日のことです

家電の着信音が鳴ります。

妻がディスプレイに表示された相手の電話番号を見ると叔母が入院している病院からです。

電話の主は病院のスタッフさん。

いつものことですが、電話の着信音にビクッ!とし

叔母の容態が悪くなったのか?と不安をかきたてられる妻です。

妻「何かありましたか?」

相手のトーンからどうやら叔母の容態の変化を告げる内容ではなさそう。

スタッフさんの説明では、

叔母は、このところ、点滴スタンドを支えに歩いているということで、

リハビリにも取り組んでいるよう。

その延長で、口が寂しいのか?病院の売店にも足を延ばして

(介護士さんに助けられてですが)食べたいものの買い物を楽しんでいる様子。

ですが・・・

売店での買い物では、財布の小銭から支払うのですが、

最近、叔母は「お金の管理ができなくなっている」と言われました。

どうやら認知症の症状が出ている様子です。

そこで、病院のスタッフさんからの提案です。

入院している叔母名義の「通帳」(病院内でしか使えない独自のモノ)

作りませんか?といいます。

それであれば買い物のたびに現金のやりとりをしなくても、いいとのこと。

その通帳に当面のお金を入れておけばいいということで納得した妻です。

後日、叔母の弱々しい筆致で申込書と貯金通帳の写しが我が家に送られてきました。

売店で買い物ができている間は・・・

叔母の体調に変化がない?というひとつの「バロメーター」になるので安心できます。

新しい貯金通帳のページを使いきってしまうくらいに

いつまでも、買い物を楽しんでほしいと願うばかりです☆

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コメント

  1. 山ちゃん より:

    いつも楽しく拝読しています。マシュウ兄さん、アン姉さん、おばさんの病気を心配して大変ですね。私の妻の母も90歳で車いすで施設に入っています。月に1度は4時間かけて施設に行き、病院に連れて行ったり必要なものを届けています。妻の父も認知症が進んでいます。最近、遺言を書いておきたいとか通帳からおろしてほしいと言っています。認知症になる前にやれることはやってあげたいと思っています。遺言書も書くのであれば今しかないとPCで調べてあげています。1部自筆でなくてもよくなったようです。話は変わりますが、福井旅行残念でしたね。我が家も義父母の様子をうかがいながら旅行していますが、これからは介護を兼ねた旅行になりそうです。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      山ちゃんさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      私たちは親の介護を通して、自分達の老後を考える機会になってるんですよね。
      親は背中で示してくれてるんだと思ってます。
      山ちゃんさん、こんばんは。アンです(*^-^*)
      心配事が絶えませんが、これも人生のひとコマだと思っています。
      「今日は今日、明日は明日」
      この言葉は料理人の道場六三郎さんがモットーとしているそうです。
      92歳になってもまだまだ現役で頑張っていて、
      「ストレス」をためない秘訣なんですって・・・
      親の介護では知らず知らずにストレスが溜まりますが、
      山ちゃんさん、お互いに頑張り過ぎずに?がんばりましょうね!(^^)