夫のマシュウです。
マンション生活をしていて、
特徴的なのはご近所のお付き合いというのがほとんどないことでしょうか。
エレベーターホールで出会うこともあまりありませんし、
お隣りさんともご挨拶程度で希薄なものです。
戸建て時代
玄関を出入りするときや、庭仕事するとき、はたまた冬の雪かきなどで外に出ると
ご近所さんと顔を合わせることがよくあります。
いきおい、お付き合いも生まれますよね。
親から送ってきたものをおすそ分けすることもままありましたし、
そんなやりとりを通じて、お互いの距離感を詰めていく感じでしょうか。
一方で
遠隔の親戚などとは、お中元やお歳暮などを贈り合って、
元気な様子を確認しあう程度なものでしょうか。
ですが、親戚も高齢になるにつれ、一人欠け、二人欠けして、
年々お付き合いも少なくなっていくのは仕方のないこと。
今年も
お中元の時期がやってきました。
そんなある日、今でも細々とお付き合いを続けさせていただいている妻の親戚から、
恒例になっているお中元の品をいただきました。
立派な夕張メロンです。
今年の玉は大きく、すでに熟れて甘い香りがたっています。
早速、送り主の姪御さんにお礼の電話を入れる妻。
ですが電話口に出たのは普段は一緒に住んでいない甥御さん。
肝心の姪御さんは、部屋の中で転倒!
股関節骨折の重傷で入院してリハビリ中とのこと。
姪御さんも高齢なので、しばらくは家に帰れない様子に心配が募ります。
連絡がないのはいい知らせとは言いますが、
しばらくぶりのご機嫌伺いで、こんなことがあったことを知ると、
お互いにいつまでも若くないことを知らされるときでもあります。
肝心の夕張メロンは、たまたま遊びに来ていた息子家族におすそ分け!
すそ程度というより、わが家にすそだけを残して他のすべてをあげたのですが・・・(笑)
まぁ、二人では食べきれませんし、孫っ娘が美味しく食べていたものですから
めでたし!めでたしでありますね!(笑)
私たちも、わずかに残ったすそ?の部分をいただきます。
こうして、お中元を頂けるのもいつまで?
お互いに歳をとって、いつかやり取りできなくなる日が来ることでしょう。
そうこうしていると
お嫁さんの実家からもお中元の揖保乃糸素麵を頂きました。
麺好きのわれらにとって、コシ
こちらではミョウガが安く手に入るので、札幌時代より消費量が増え、
薬味にして冷たい素麺をすする・・・暑い夏を乗り切るのに最適な助っ人です。
早速、妻はお嫁さんの実家のお母さんにお礼の電話を入れ、
近況報告を兼ねながら、孫っ娘の成長話に盛り上がっていました。
さて
こちらからは何を贈ってお礼しようか?
関東に移住したとはいえ、私たちの故郷北海道の物をと・・・
札幌の佐藤水産から海産物を贈ることにしました。
早速、佐藤水産から届いていたギフトカタログを開いて品定めをする妻。
電話で手続き
オペレーターさんには、2週間後の大安の日に配達指定をお願いします。
妻が「知ってた?お返しというのは、少し時間を置いて送るといいらしい」
「おばあちゃんが、よく言ってたよ」
お中元に限らず、ひとさまからモノをいただいた時にすぐにお返ししては、
いかにも事務的な感じがして感謝の気持ちが伝わらないといいます。
これも姑から聞いたという教えらしい。
私は知らなかったなー!(笑)
こんなとき、姑の教えを改めて思い出す妻です。
さらにカタログをぱらぱらとめくっていた妻が「佐藤水産のギフト、私も欲しいなー」
「頼んでもいいよね?」
私「え!それは、姑の教えにはなかったんじゃないの?」(笑)