夫のマシュウです。
私の両親が、昨年の2月に相次いで地元の病院に入院し、そして再び家には戻れず、
そのまま地元の特別養護老人ホーム(特養)への入所。
両親にとってもそうですが、私たち夫婦にとっても激動の1年が過ぎました💦
親がこういう状況になった場合、もっとも気がかりなのは、両親の体調はもちろんですが、
入院や入所で掛かる「費用」のことです。
貯蓄の確認
両親が元気なときから、もう数年以上も前から、もしもの時に備えて
「両親の貯蓄を確認」しておく必要があると私たち夫婦で話し合っていました。
帰省のたびに、折あるごとに聞き出そうとしますが、なにせお金のことですので、
なかなか切り出せません💦
テレビ番組で放映していたお金の問題にかこつけて、さりげなく聞き出そうとしても
父「あるんだよー」
で、かわされてしまうのです。
母親は、将来のことが気がかりなのか、教えてくれました。
ですが、二人そろって入院する前の年にようやく、将来のことを話題にしている中で、
思い切って切り出しました。
私「ところで、貯えっていくらあるの?将来大丈夫なの?」
母「父さん、通帳見せてやったら?」
父「ああ、いいよ。金庫に入っているから、見てくれ。」
ということで、ようやく全財産を確認することができたという経緯があります。
そこには、私たち夫婦が想定していた最悪のシナリオほどでなく、両親に万が一の場合の葬儀代と、実家の処分費用を支出して、少し余る程度の貯えがあるのを確認しました。
ちょっと、ホッとしたのを覚えています(^^)/
他には、不動産は田舎の一軒家で、売るにも売れない物件です💦
生命保険の類は一切なし!
この現金貯蓄しかありません。
長期入院のような事態になったら、何年この貯蓄が持つだろう、
貯蓄が底をついてしまったら・・・という不安も頭をよぎります。
とても、兄弟で遺産相続でもめるというような金額じゃない。
その程度だったのです。
通帳の集約
そんな矢先でした。両親が揃って入院したのは・・・
資産の確認が最重要課題になりました。
他に隠れ資産はないか?
入院と同時に、実家にある現金を集約したり、定期預金を解約して、
通帳をまとめることから始めました。
両親それぞれの年金が振り込まれる金融機関の口座にまとめました。
両親に通帳をすべて見せて、私が管理することをお願いされました。
あれからいくら減った?
入院する前と、現在の貯蓄残高を比べてみました。
1年半後
昨年2月の年金が振り込まれた直後の貯蓄残高を基準に、1年以上経過した現在の貯蓄残高を比べてみました。
1年半でどのくらい減っているのか?
後期高齢者ですから、収入はもちろん二人の年金だけ。
年金収入は二人合わせて月額21万円ほど。
入院費用は二人で年間120万円くらいにもなっていました。
この間、高額療養費の支給も受けました。
入院半年後からは、特養に移りましたのでその費用にかわりました。
家の維持にかかる費用は固定資産税を含めても、年間6万円程度です。
通帳の残高を比較すると、
入院する前の貯蓄ー入院後1年半経過後の貯蓄=▲約470千円
入院や入所など、いろんなことがあった1年間の費用でしたので、この先も同じ金額が支出されるわけではありません。
この先どのくらいの収入と支出の関係になるのでしょう?
直近4カ月では
最近は特養での生活にも慣れ、落ち着いた生活をしているようです。
特養での費用は、概ね年金収入の範囲内!
実家に係る光熱費などの費用は、両親が住んでいたときより、年間で50万円ほど減らすことができましたし、税金を含めても年間6万円程度に抑えることができました。
父親が定期的に病院への入退院を繰り返していますので、この費用を見なければなりません。
直近の2月から6月までの4カ月間での比較では、
2月15日の貯蓄額ー6月15日の貯蓄額=▲約122千円
ということは、1年間では▲約366千円
現実問題として、(悪いんですが)両親の余命はそう長くはないとして・・・
これから何年持つ?
今の貯蓄額であれば、気兼ねなく長生き出来ますよ!
ということが確認できました!(´▽`) ホッ