空き家の実家はどうなっている?

夫のマシュウです。

今回の私の田舎への帰省の目的のひとつに、

今では「住む人もなく空き家となってしまった実家」を訪ねることです。

もちろん戸締りはしていますが、家の内外に不具合はないか?

確認しなければなりません(-_-;)

幸いにも・・・

「隣りのお宅」が気に掛けてくれて、庭や家まわりの雑草の処理などして下さっているので

今回もお隣りさんにまずご挨拶をして、感謝を伝え、ご無沙汰を詫びます。

誰も住む人がいないからといって、

母親が健在なうちは、処分などできるものではありません(-_-;)

両親の財産を引き継ぐのは私と弟の二人。

実家の処分も弟と相談して決めることになりますが、

ここ数年、年に数度しか訪れないので家の外も中も傷みが激しくなっています。

カビも発生したりして、実家で寝泊まりすることもできなくなってしまいました。

そのため・・・

実家を訪ねても立ち寄るだけで、不具合を確認することが精いっぱい。

今回の帰省も、あらかじめ弟に伝えていて、

実家に置いてあるもので、使えるものなどがあれば、持って帰ることにしよう、

と決めていました。

とはいえ「将来の処分」のことも視野に入れなくてはならないでしょう。

超田舎の物件なので、固定資産税もそれほどの負担ではありません。

先日、田舎の町から税の納付通知が届きましたが、

下手に取り壊して更地にしてしまうと、それまでの何倍も税金が増えてしまいます(-_-;)

このまま、誰かに使ってもらうことができるのか?

私たち子供がそんな話をしていることは、まだ母親は知らないことでしょう。

さて・・・

今回も玄関の引き戸のカギを開けることから始まります。

カギ穴がサビついているのか、なかなか開けられません(-_-;)

引き戸をギシギシさせながら、さび付いて重くなった玄関を開けると、

見慣れた光景が目に入ります。

下駄箱には、両親の靴が元気だった頃のそのままの状態でしまわれています。

居間に入るドアを開けると、両親が座っていた籐の椅子が仲良く並んでいます。

和室にある両親の2つのベッドは、

日にちこそ違え、2人は急に倒れて病院に運び込まれたので、

身の回りを片付けるいとまもなし!

寝具類も使っていた当時のままです。

私たちとしては、なかなか片付ける気持ちになれないでいます。

まだ当時のままにしておきたい・・・

声を掛けると、何だか今にも奥の部屋から両親が出てきそうな感もあります。

キッチン、洗面所、お風呂などの水回りもかなり以前から水を落として使わなくなってますから、目視で確認するだけです。

トイレも冬期間の凍れによる凍害を危惧して不凍液で満たし使わないようにしています。

ざっと見まわした感じ、どこも異常はないようです(´▽`) ホッ

超田舎の住居ですから・・・

売るに売れない物件であることは確かでしょう。

基本的には、家を処分するとき、家財類も廃棄物として処分することになると思っています。

なので、弟にも声をかけ、使えるものは持って帰ることにはしたのですが・・・

狭い我が家を考えると、持って帰って使えるものなんてありません。

住む人がいなくなると、和室の畳もジケジケとした感触です。

すべての部屋に掃除機をかけ、ホコリやゴミだけは取り除くのが

せめてもの子供の務めでしょうか。

換気口もしっかり閉じられていることも確認しました。

こうして、今年の春の実家点検?は、無事終了しました(^^)/

この後は、弟家族が母親に面会に来たときチェックすることになっています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. ジェリー より:

    こんにちは ジェリーです。
    田舎の高齢親が住まなくなった実家問題・・とても悩ましいですね?
    また旅に出ると行った先々で目にする空き家、とても数が多くて何だか寂しい気持ちになる時があります。この立派な家も空き家..このお屋敷も人の気配なし..なんて街全体もさびれた雰囲気が漂います・・・。
    「家」って人が住まなくなったその時から「廃墟」に向かってどんどん自ら歩を進めて行ってしまうような気がします。

    親の住まなくなった「実家」問題は その家ごとの置かれた状況、それぞれの事情が全く異なりますので対応やタイミングの取り方が とても難しいですね・・。
    末っ子のため、早くも40代に直面してしまったジェリーもとても悩みました。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      人が住まなくなった家が荒廃してくのは早いものですね。
      去年より今年はさらに傷んでいました。
      母親はそんなこと知りませんから、泊まって行けというのですが、
      実際に目にすると衝撃を受けるでしょうね。
      なんとも複雑な心境です。
      ジェリーさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
      空き家になってしまった夫の実家・・・訪れるたびに傷みが進んでいます。
      以前は毎回泊まっていたのですが、布団もカビ臭さが鼻につくようになり
      泊まりはムリとなりました。
      住む人がいないとこうなるんだと実感しますね(^_^;)