夫のマシュウです。
首都圏移住が決まり、引っ越し準備を進めている合間を縫ってのことです。
移住に先だって、
私が預かっていた父親の遺骨を札幌市の市民霊園である平岸霊園に納骨してきました。
父親が亡くなってかれこれ4年ものあいだわが家で保管していました。
いつか母親と一緒に納骨するのがイイだろうということだったのですが、
わが家の移住の話がトントン拍子に進んだものですから、
私が札幌市民でいる間に、父親を納骨するのを急いだのでした。
納骨は、ゴールデンウィークで札幌に帰省していた子供も同行。
最寄りの地下鉄南平岸駅から、徒歩10分ほどで平岸霊園に着きます。
合葬墓は納骨堂のそばにあります。
納骨といっても、霊園の事務所に骨箱を預けるだけの簡単な手続きです。
電話で申し込むときに何度も確認されたことですが、
一度預けた骨は戻ってくることはありませんし、お別れの宗教的な儀式は一切ありません。
なので、お彼岸などでお参りに来てもどこに向かって手を合わせればいいのか?
ちょっと戸惑いますが・・・
父親を葬るというけじめはつけたかなと自分達で納得するしかありません。
今後は、私の弟が札幌で暮らしているので、
母親にもしものことがあっても父親と一緒に平岸霊園に納骨することになります。
市民霊園は納骨の費用が安くて、その後の管理にもお金がかからないので
近年利用する人が増えているといいます。
さて、次に控えるのは私たち二人のことです。
納骨?というか遺骨の扱いはどうするのか?
子供にどうして欲しいと伝えるか?
わが家の場合は、
特定の信じている宗教がないので、割り切ることができます。
私の両親の納骨で経験したので、早速、
妻が移住先の霊園事情をネットで検索して調べています。
札幌市と同じように市民霊園というのはあるのだろうか?
あればお世話になりたいのですが・・・
しかし、あるのは民間経営の霊園のようです。
妻「子供の家の近くの民間の霊園にしようか?」
私「民間の霊園だと高いんじゃない?」
納骨堂を使うことや、樹木葬というのもあるけどお金がかかり過ぎるんじゃない?
ある程度の費用が掛かるのは仕方のないことですが、骨を始末する場所にお金をかけるのは
もったいないという気持ちもあります。
子供たちがいつまでも同じところに住んでいればこそだけど、
お墓と同じで霊園だってお参りに来るのも面倒なことだし・・・
私「どこかの山の中での散骨なんてないのかなー?山でもいいんじゃない?」
「遠くからその山を見て思い出して心の中で手を合わせてくれればそれでいいよ!」
海で散骨するという人もいたけど、海に散骨しちゃうと場所がどこだったか分からなくなっちゃうけど、山だとそのまま残っているはずだからね。
骨がどこにあるかが問題ではないのです。
心のなかで手を合わせる気持ちがあるかどうかでしょ。
思い出に残る写真をよすがに、それが元気な頃のスナップ写真でもいいんです。
それで、忘れられたらそれまでということで、
記憶の中でも、フェードアウトしていってもいいんです。
ハイ、さよなら!と・・・(^^)/
コメント
いつも楽しく拝読しています。マシュウ兄さんとアン姉さんは移住に向けて着々と準備されていますね。私も将来の移住に参考になります。マンションの売買や引っ越し準備と手続きなど煩わしい問題が山ほどあることがわかりました。ありすぎて移住はやめようかな?いや年取ったらできないなと思いました。ところで私も自分の墓はどこにしようかと考えていました。「骨仏」「墓友」という新しいお墓の話をTVでやっていました。費用も安く子供たちもそこに行って手を合わせてくれたらいいなあと考えています。ネットで1度調べてみてください。悪くない手段の一つだと思いますよ!
山ちゃんさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
移住は歳を取るとできないねと、今が潮時とアンと語っています。
この機を逃すとできないという思いで毎日荷造りしています。
「骨仏」「墓友」は知りませんでしたので調べてみますね!
山ちゃんさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
人間って厄介なものですね。
寿命を終えたら、すーーーっと消えてなくなるといいのにと思います(^^)/