ついの住み家は賃貸か?所有か?

夫のマシュウです。

その昔、一家の長たるもの家族を養うという意味で「自分の城(持ち家)」を持つというのが

ひとつの大きなステータスでした。

いや、でしたか?

そう思ってたのは自分だけ?

なので、住宅の購入費が人生の三大費用のひとつに挙げられてるのでしょうか?

私の場合は?

実際はそれまで比較的安い家賃で住むことができていた会社の社宅からそろそろ退去することを勧奨された結果ではありましたが・・・

とにもかくにも、持ち家暮らしになり「一国一城の主」になったわけで・・・

そんな小さなお城?で育ったわが子が首都圏で暮らし始めてうん十年。

子供が東京でマンション暮らしをしていたときの毎月の賃料支払いが約10万円。

え?10万円?💦

だったら戸建て住宅を所有した方がいいんじゃない?

ただ支払うばかりの家賃がもったいない?

持ち家は資産にもなるし・・・ということで構えた、これまた小さなお城。

家賃がローン返済に変わっただけですが、曲がりなりにも自分のお城。

住まいを決めるとき、子供夫婦が悩んだように、

賃貸か?所有か?という問題は永遠の問題でしょう。

賃貸のメリット

いつでも自由に引っ越しができること、

設備などの交換や修理の費用の負担がないこと、

固定資産税・都市計画税が不要なこと、

まあ、デメリットとしては

賃料が発生すること、自由な間取りが取れないことでしょうか。

所有だと

まずデメリットとしては、簡単に引っ越しができないこと、

メンテナンスが必要でそのための費用がかかること、

固定資産税・都市計画税を支払わなくてはならないこと、

マンションの場合は管理費、修繕積立金、駐車場代がかかること、

そして最も負担なのが住宅ローンの返済でしょうか。

金利が上昇する場面では返済計画にも影響してくるでしょう。

その反面、メリットとしては、資産が残ること、

間取りや内装を自由に変えることができること、などでしょうか。

さて

札幌に住んでいた頃の中古マンションの販売状況をウォッチしている妻。

「最近、全然動かないわ!」

わが家の売却のときは、買い手がすぐに現れてタイミングが良かった!

もう少し遅かったら売れなかったかも?

その後の動きをウォッチしていて不安がよぎるのです。

所有の場合は、いつかは処分がついて回るもの。

その昔

アメリカではマイホームなどは安く買ってDIYで付加価値をつけて資産価値を高めて買ったときよりも高く売るという話を聞いたことがあります。

実は、札幌のマンションを買ったとき、その部屋は20年以上リフォームなどの手が付けられてなかった物件でした。

そこで、わが家がほぼフルリフォーム!

その後の2年半を大切に使ってきたこともあってか?

内覧の方から、想像をはるかに超えるキレイさという評価を得て、

こちらの設定価格で売ることができたのでした。

ですが、一般的には長く暮らしていると、資産価値も低下していくものです。

今は新築でも、10年、20年と時間が経つにつれて劣化していくのはやむを得ないとして、その劣化の度合いを遅らせて不動産価値を維持する努力は欠かせません。

移住して間もない今から売却するときの姿を想像して暮らしています。

さて、終の棲家がどこになるか?

このままなのか?

もちろん子供の住まいの近くでも、次の地へ移住するのか?

そのときは賃貸?

そもそも、私たち高齢者にとっては、賃貸はなかなか難しそう。

収入も年金しかありませんから、家賃負担をどう考えるか?

借りるにも、大家さんにとっては高齢者には家賃滞納リスクがあるといいますし、

高齢者には孤独死リスクがあるといわれます。

部屋の資産価値も下がってしまうことを危惧する大家さんがいることは確か。

ここはやはり、残り少ない老後資金をつぎ込んで所有するしかなさそう。

ということは次は中古?

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