夫のマシュウです。
テレビのニュースを見ていると、街なかにクマの出没を伝える映像が流れています。
北海道にいたときもヒグマの出没が多く伝えられていました。
以前は、山中を歩いている人がヒグマに遭遇したということがニュースになっていましたが、
最近は、エサを求めて「人里」に降りてきて食料を得ようとするクマが増加!
だんだん人里との境界がなくなっているようで、人に慣れた?クマが多くなってきているんだろうか?という思いを強くします。
本州に移住しても
秋田県でツキノワグマが人里に出没!スーパーに立てこもっただとか、
人家に侵入していたなど、ますます人との距離が近くなってきた感があります💦
クマの駆除対応にしても「かわいそう」だとか、
苦情が役場に殺到しているということがニュースになっています。
山に放しても、一度人里の食べ物を知るとふたたび戻ってきて危ないのですが、
捕獲しても山に戻したら戻したで、なぜ放した!という批判を浴びることになります。
クマがこちらの気持ちを理解してくれる動物だといいんですが、
犬や猫のようなペットじゃない、害獣だということを理解しなければなりません。
ところで!
先日、妻の言いつけで一人で買い物に出掛けたときのこと・・・
マンション近くの歩道橋を渡っていると、向こう側に「二匹の小さな動物」が
チョロチョロ動いてこちらに向かってくるのが見えます💦
わ!わ!わ!
なんだ?なんだ?
遠めにも、放し飼いの犬や猫の姿ではありません。
尻尾が長い?
タヌキ?これは見たことがありません。
キツネ?ここは北海道じゃないんだからいないでしょ!
うーん、北海道では見たことのない動物?
これはなんだろう?
どうやら親子のようです。
近づいていくと、慌てた様子で横道の階段に逃げていきます。
こちらも、ちょっと怖いので恐る恐るそばを通り抜けようとすると、
小さな方・・・恐らく子供でしょう。
ビービー泣いて階段を一段ずつ上って来ようとしています。
あれ?二匹いたはず・・・
どうやら逃げるときにはぐれてしまった?親を探しているよう。
もう一匹は?とあたりに目を配ると、
遠く離れたところで、じっと見つめている大きな方、恐らく親でしょう。
母親か?父親か?
近づくでもなし、私を威嚇するでもなし、遠めに警戒して見ています。
子供が心配?
私は大丈夫!何もしないよ!(^^)/
自問自答しながら、子供のそばを通ります。
何という動物だろう?
急いで、スマホで動画を撮ります。
親子でしょうか?
子供が階段を上ってきます。
妻に送信して、なんという動物か確認してもらおう!
やがて子供の方が階段を上り切り、親を探しているふう。
私はそんな様子を横目に見ながら遠ざかります。
親の方は遠回りに私の存在を避けて迂回して見えなくなります。
恐らくは、反対側で合流したことでしょう。
いや合流してほしい・・・
見ているうちにすっかり情が移ってしまう?私です。
子供が、ビービー泣いている姿を見て、思わず孫っ娘を思い浮かべる私。
スマホに撮った動画を検索すると、どうやら「ハクビシン」のようでした。
そういえば、当地ではハクビシンが生息していると聞いたことを思い出します。
その後は目撃してはいませんが、
あの親子は無事にどこかで生活できているんだろうか?
遊歩道や歩道橋を渡るたびに思い起こす出来事になりました。
この寒さの中、どうしているんだろう?(^_^;)