新緑の京都~醍醐寺

妻のアンです。

日頃の(私の)おこないが良いせいでしょうか(笑)

旅の2日目は朝から快晴!

豊臣秀吉の「醍醐の花見」で有名な世界文化遺産「醍醐寺」を目指します。

「五重塔LOVE」の私たちは、国宝の五重塔がとっても楽しみです♪

平日の開門直後に拝観させていただきましたが、境内は人もまばらで、ゆっくりとマイペースで廻ることができました。

(桜の季節は、ものすごい混雑とのことです)

醍醐寺までの道のり

醍醐寺までのナビは、夫マシュウが担当します。

ホテルからは地下鉄東西線二条駅が近かったので、地下鉄二条駅を利用し、醍醐寺の最寄り駅、地下鉄醍醐駅で下車。醍醐寺へは出口2番を利用する案内がありました。

出口2番を目指します

地上の2番出口

地下鉄出口から地上に出て、さてどちらへ行くのか? と、向かいの非常階段に醍醐寺へはこの階段を利用してくださいとの表示があり、階段を上がると、広いペデストリアンデッキに出ました。どうやら駅上の商業ビルと住宅地をつなぐ空中連絡通路になっていました。

2階は商業施設のペデデッキ

商業施設から住宅地への通路を渡ります

住宅地の間の歩道を山に向かいます

歩道の突き当りにようやく案内板が

向かいに、いよいよ山門が

アンダーパスをくぐり直進すると

やってきました! 醍醐寺!

国宝三宝院表書院と庭園

唐門

まばゆいばかりの新緑の庭園

西大門(仁王門)

力強い仁王像です。

参道・・・時折、涼しい風が吹き心地よいです♪

参道・・・もみじのトンネルを進みます。

金堂全景・・・威風堂々としています。

観音堂(西国三十三観音霊場第十一番札所)

朱塗りの橋が池の水面に映えて、美しいです。

小鳥のさえずりも聞こえてきます。

不動堂

醍醐寺の五重塔

ここは、大の五重塔ファン、夫のマシュウがレポートします♪

醍醐寺の五重塔は、醍醐天皇の菩提を弔うために建てられもので、951年に完成して以来、数々の戦乱をくぐり抜けて1000年以上も時を刻んできた貴重な建造物で、京都府に4塔ある五重塔のなかでも最古のものです。

それだけに、一層期待が高まります。

金堂を拝観して振り返ると、五重塔がそびえ立つのが眺望できます。

金堂から望む五重塔

正面に回って仰ぎ見た五重塔。豊臣秀吉もその威容に感嘆したのでしょうか。

長い相輪をささえる、堂々としたつくりが圧巻です。

思わず「来てよかった~」とつぶやいてしまいました(笑)

長い相輪 立派ですねぇ

醍醐寺の五重塔の特徴として、5層の屋根が、一番下が最も広く、上に行くにしたがって小さくなるという、いわば四角すいのような形状の特徴があります。京都のほかの3塔は5層の屋根の大きさは全部同じで、いわば四角柱といったところでしょうか。

何度、見ても飽きません。 素晴らしい建造物!

しかも都会の喧騒やビル群から隔絶された、深閑とした森の木々に囲まれた広い場所にひとり悠然と建っていて、そこを歩いていると、はるか平安の時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えました。

見上げます。なるほど、上にいくほど屋根が小さくなりますね。屋根の裏は白いんですね・・・

更に見上げます。醍醐寺の五重塔は緑が似合う・・・

五重塔のはるか上、真っ青な空のなかを飛行機が通過していきました。

見えるでしょうか?              

お腹がすきましたので、ここからはアンが担当します♪

境内の「雨月茶屋」さんでランチをいただきました。

マシュウは「季節の御膳」

私は「天ぷらそばと名物竹の子すもし」のセット

「すもし」とは「すし」のことだそうです。

彩り豊かな美しい精進料理です。

名物の「竹の子すもし」↓

竹の子や、山菜、人参などを煮たものを芯として、湯葉で巻いたおすしです。

醍醐寺に残る古文書に、徳川家光の乳母・春日局が醍醐寺内の三宝院門跡に

送られたというエピソードがある由緒ある竹の子すし・・・とのことです。

ごちそうさまでした♪

醍醐寺のおみやげ

夫婦箸を買いました。

「難を転じて福と成す」・・・どうかご利益がありますように!

ご朱印、二つ、いただきました。

帰り道、醍醐寺門前の酒屋さんで京都・伏見の「月の桂」という、にごり酒を購入。

夜、ホテルで今日一日を振り返りながら、プチ飲み会?です。

夫マシュウが美味しそうに、いただいておりました♪

スッキリとした辛口のお酒だそうですよ。

(私は、ひと口だけいただきました)

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