北海道で震度7の大地震発生!札幌も!

夫のマシュウです。

9月6日、深夜3時8分ごろ、北海道で大地震が発生しました。

最大震度は、厚真(あつま)町の震度7! 札幌でも震度5を記録しました。

北海道は、よく日高沖、十勝沖とか根室沖などで地震が発生する「地震多発地帯」ではあるのですが、札幌は大きな地震に見舞われたことがなく、安全な地域だといわれてきました。

妻のアンとは、普段から各地で発生する地震や災害の報道を目にしたとき、

自分たちはどう対応するか?という話をしてきたつもりでした。

いざという時の備えが必要だとも話してきました。

そのとき・・・!

私は、熟睡中でしたが、妻アンがいち早く反応し、「地震だ!!」の声でたたき起こされ、

グラグラ揺れる二階の寝室から、一階の居間に移動しようとしても、

なかなか揺れが収まらなく、

これまで経験のない揺れの強さと、いつまで続くのかと・・・不安が一挙に高まりました。

揺れが収まって、我が家の損害を調べると、私の執務室?は本棚がわずかに移動して

数冊の本が床に散らばっていました。

幸い倒壊は免れました。CDケースも一部が散乱してました。

居間の飾り物が2個倒れているだけで、きわめて軽微で済みました。

さらに強い揺れを警戒して、いざという時は外に出ようということで

非常持ち出し物をリュックに詰め玄関に備えました。

早速、掃除機を出して割れた花瓶を片付け、テレビの速報を見ていたところ、

3時20分過ぎでしょうか、突然停電!

妻は、「わー!いやだー!停電だー!!暗くて見えないよー!」と叫び・・・

私の携帯の明かりを頼りに、懐中電灯を探し、ようやく暗闇から解放されました。

しかし、周りがどうなっているのか、情報が入りません。

テレビからの情報が得られないので、こういうときは携帯ラジオが頼り。

日頃、ラジオを聴くのが好きで、いつも身の回りに携帯ラジオを置いてます。

役に立ちました!

備えなしで、弱った・・・

停電になると、何もできないんですね。不安なままで夜明けを待ちました。

懐中電灯と乾電池はセットで!

懐中電灯で、部屋の中を照らしたのですが、これ一本だけ?電池は?いつまでもつ?

確か、電池の買い置きがあったはず・・・

探したのですが、懐中電灯用の単2乾電池がありません。

電池が切れたらそれまで・・・?です。

普段から、乾電池は「少し多めの備え」が必要だと気付きました。

停電したらトイレの水は流せないの?

我が家のトイレは、洗浄などの操作はリモコンで行います。(たいがいが、そうでしょうが)

ですから、停電になってからリモコンのパネルを押しても、うんともすんとも言いません。

早速、操作マニュアルを取り出して調べました。

停電の時の対応だって書いてあるはず・・・

ありました!何とかわかりました!

奥に、電池が入っているのを確かめて、横のリングを引っ張るとよいはずなのですが・・・

なんと!リングを引っ張るとひもが切れた!!え??まずいんじゃないの?壊した?

これは妻に叱られるぞ!

ひもは短いし、引っ張るときついし、これじゃあ妻のアンの力じゃ引っ張れないっしょ??

ということで、そのたびに私が呼ばれ、横のひもを引っ張って水を流すのでした。

(メーカーさん、もっと丈夫なもので作ってよ!!)

食べ物はどうする?

冷蔵庫・冷凍庫も当然電源ダウン。妻は、傷みやすいものから食べよう!と提案。

冷凍しておいた、パンを自然解凍して食べることに・・・

そして、お昼のメインディッシュは、防災訓練の時にいただいた、保存食。

食事後の、アンの一言・・・

「そうだ、アイスクリームがあった!溶けちゃうから食べようよ!」

この一言には、思わず、笑いが!

市内は断水だ!

ラジオに耳を澄ましていると、市内のあちこちで水道管の破裂による断水が発生しているとのこと。ここでも、断水するんじゃない?

我が家は、何かの時のために風呂の水は張っておくことにしているので、

トイレの水は良しと!

飲料は、炭酸水を買い置きしているので、まずは心配ないけど、断水を考えて、

水道水を2日分程度貯えることにしました。

あれ?携帯電話の電池がなくなってきたぞ!

妻が、携帯の明かりで、室内を照らしたり、親族に無事を伝えるメールを打っているうちに、「あれ~?電池マークが1本になっちゃった!」

私「俺の携帯も電池が50%になっちゃったよ~これって、充電どうするんだ?」

妻「電池の充電器って持ってないもんねえ、これって必需品だね~」

私「今度、ホームセンターで買ってこよう!」

エネルギーを電気だけに頼るのは危険!

我が家はオール電化ではないんですが、数年前のリフォームを機に、

ガス契約をやめてIH調理器に切り替えたものですから、結果的にオール電化状態に・・・

エネルギーを電気だけに頼るのはいかがなものか?

停電で不便さを感じて、初めてわかるんですね!

そして・・・

夜が明けて、お昼過ぎ、突然でした。電気がついたんです!!

トイレも普段通りに使えます。

ですが、これからも余震が心配されます。

電気がなくても生活できる、自分の身を守るサバイバル術について勉強が必要ですね。

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今回の地震で犠牲になられた方がたくさんいらっしゃいます。

心からご冥福をお祈りいたします。

夜になっても、被害の全貌はまだわかりません。

我が家の地域は電気が復旧しましたが、道内ではまだ多くが停電のままです。

水道が止まったままの所もあります。

一刻も早い復旧が待たれます。

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コメント

  1. ito jigyou より:

    マシュウさん、アンさん、おはようございます。
    罹災お見舞い申し上げます。報道では99%電力が復旧したとか。
    まずは一安心でしょうね。
    私も東日本震災そして神戸淡路震災を経験しました。トイレの水確保として、
    風呂の水は翌朝流す様にしました。水も2ℓペットボトルを一箱、カセットガス
    ボンベ等常備するようにしました。備えあれば憂いなしですね。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      マシュウです。ito jigyouさん、コメントありがとうございます。
      ito jigyouさんも大変な経験されたようですね。
      私もいかに電気を当たり前に使っていたか、思い知らされました。
      今回の事を教訓に、日頃の備えを見直します。

      こんにちは。妻のアンです。
      お気遣いいただき本当にありがとうございます♪
      ものすごい揺れ方に「これはただ事じゃない」と思いました。
      発生から10分ほどで停電!まさかの北海道全域でブラックアウト!
      懐中電灯の明かりの元、夜明けを待ちました。
      いつもなら、寝る前にはスマホの充電をするのですが、この日に限ってしておらず。
      備えが足りませんでした。
      我が家も、お風呂の水は翌朝流すようにしているんですよ。
      実は私が通う習い事の教室に、itoさん同様、阪神淡路大震災を経験された方がいらして
      アドバイスをしてくれました。