夫のマシュウです。
我が家の毎夜のルーティンは、夕食後の韓国ドラマ鑑賞で締めくくります。
この日はドラマも最終回を迎え、
そして家飲み会も重なるという私にはラッキーデーでもありました。
今日は楽しかったね!良かった良かった!と・・・
妻は、一足先にベッドにもぐりこみ、家族写真アプリを開いて
孫っ子のアルバムを見ながら眠気を待ちます。
私はというと、録画しておいたニュース番組を倍速再生して新しい情報がないものか?
と、21時半頃
いきなり(当然ですが)リビングのインターホンの画面が「火災報知の画面」を表示
キュー!キュー!とけたたましく鳴り響く「警報音」とともに
<火事です!火事です!避難してください!>のコール
わ!何ごと?火事?
初めて聞く警報音で、よく状況が呑み込めません。
やおら妻が起きてきて「何ごと?」
私「火事だって鳴ってるんだけど・・・」
ホントなの?まだ疑心暗鬼です。
私「とりあえず、逃げる準備しておこうか?着替えないと外に出られないな」
二人とも慌てて、ズボンをはいたり上着を着たり、といっても私はズボンの上はパジャマ。
何度も鳴り響く警報音と避難コール🔥
私「お金とか大事なもの持って出よう!」と言った私は財布と家の鍵だけです。
財布には多少の現金のほかマイナンバーカードやら運転免許証も入ってます。
その間も警報音はやみません。
<火事です!火事です!避難してください!>
うるさいくらいの響きです(避難させるのだから当然か?)
ところで外に避難してる人っているの?
玄関ドアを開けると上の階から降りてくる人がいる気配はします。
私「避難してるようだよ」
妻「じゃあ、私たちも降りなくちゃ!」
エレベーターは止まっているようです。
階段を下りて進むと玄関のスペースにはすでに何人もの人がたむろしています。
口々に、どうしたんだろう?どこが火元?などと話しています。
消防車も駆けつけた!
2,3人の消防士さんが「○○号室はどこですか?」と聞きながら歩いてきます。
避難してた住民が口々に「隣の玄関です!」
私「うちの壁隣り?」
どうもこの声が大きかったらしく
妻「パパ!声が大きいよ!それにビール臭いから静かにしないと!」
あっ、そうだ!今日家飲み会してたんだ!
家々から出てきた多くの人がなすすべもなく、佇んでいるしかありません。
なかには、ご夫婦でリュックサックを背負っている方もいます。
妻「私たちも非常持ち出しのリュックサック用意しておくべきだね」
(こんなときでも観察眼は鋭いですなー)
そうこうしているうちに、
8階の方が車イスなので避難できずにいるということで、どなたか数人、
手を貸していただけませんか?と叫ぶ声!
妻「パパは足手まといになるから止めといた方がいいよ」
私「はい」
玄関先で大人しく待つこと、ややしばらくして、先ほどの消防士さんが、叫んでます。
「誤発報でした!戻っていいですよ!」
誤発報だって?
何ごともなくて良かった、良かった!
マンションに引っ越してきて、初めての火災発報でした。
警報機のチェックで訓練するときは、心構えができてますが、
いきなり「火災です!」は心臓に良くないもの。
安堵して、部屋に戻っても妻は興奮気味です。
「階段上り下りしたし、頭に変な汗かいてしまったよ」😭
そして・・・
ようやく眠りにつこうというとき、また<火災です!火災です!避難してください!>
またか!
避難してる人いる?
もう誰も反応してないよ!
ドアスコープから覗いてみました。
強制的に発報を止めて、室内に静寂が戻ります。
さあ、続きのテレビ録画を見よう!
と、またインターホンの画面が!!火事です!!
こうなったらオオカミ少年シンドロームです。
また?
まだ?
バルコニーから外を見ると、夜の暗闇のなかで消防車のパトライトだけがクルクル回り
あたりを照らしています。
まだ、消防車は引き上げてない?
火災警報装置を復帰するのに時間がかかってるのかも?
このあとも、火災報知機は何度も作動していますが、すぐに切られます。
管理人室で対応している様子が伺えます。
それにしても・・・
先ほどの火災報知機の原因などを館内放送で知らせないのはなぜ?
疑問が残る対応で、結果、23時半を回る時刻になっています。
もう、警報機は鳴らないだろうと、眠りにつくことにします。
お騒がせな一日の締めくくりでした。
そして翌朝
何ごともなかったように普通の一日が始まります。
今日は、プラゴミの日。
いつものようにゴミ出し当番の私がゴミステーションに向かいます。
すれ違う住人の方も、いつものように通勤のようです。
夕べの騒動は何だったのか?
管理会社からは何の説明もありません💦