夫のマシュウです。
自宅を売却するとき、
不動産業者から提示された「必要となる諸費用」のひとつに、
『ハウスクリーニング費用』という項目があり、
概算額として「10万円」と記されていました。
そのときはただ漠然と「住んでいた家を出ていくに際して、次に入る人のために
外注清掃してもらうのにこんなに費用が掛かるものなんだ」という思いを持ったものです。
ハウスクリーニングという言葉は知ってましたが、
実際どういうことを、どの程度までするのかはわかりませんでした💦
今回、不動産売買を経験することによって、身近に知ったくらいです。
以来、チラシなどでも「ハウスクリーニングします」という文句に目がいったり、
売りに出ている物件が「ハウスクリーニングされています」とか、
物件の諸費用欄に、仲介手数料の他に「引渡し前にハウスクリーニングするとこれだけ予算を見てください」と提示されているのを、意識してみるようになりました。
どの媒体をみても、ハウスクリーニングという仕事は結構高く、まず10万円は下りません。
ではどの程度の仕事をしてくれるのか?
10万円も払うのだから期待値は当然高くなります。
私たちが購入したマンションも、
内覧のときに、案内してくれた不動産業者から
「ハウスクリーニングは済ませている」と聞いてました。
期待値としては、あらためて大掃除のような清掃はしなくても、
普段のそうじ程度で入居できるのかな?
一番最初に目についたのはリビングの床清掃でしょうか。
ワックスを掛けたというフローリングの床はツヤがあるのでキレイになった感がありました。
私たちが一番気になったタバコの臭いは、そのときはなかったことと、
経年劣化が進んでいたので、いずれ張り替えるつもりでしたので
清掃の有無は気にしていませんでした。
しかし・・・
居住約20年のアカはそれなりに積もっていたということでしょうか💦
窓ガラスの汚れが半端なかったことや、
部屋の中でタバコのヤニ汚れを見つけたことで、
期待値と実際のギャップがあることがわかります。
ハウスクリーニングといえども、見える範囲しかしないのでしょうか。
お金を支払う方にすると10万円もの大金をかけるのだから、
細かいところまできれいにしてほしい、という期待を持ちますし、
入居する方にしても「ハウスクリーニング済み」なんだから、
先に住んでいた人のアカが消えてるくらい、さぞかしきれいになってるんだろう
という期待があります。
実際は?
退居する前に旧住民の費用で行われるハウスクリーニングは、
あまりお金を掛けたくないのが本音なので安く済ませたいということで、
簡単に済ませる傾向があるんじゃないか?
買い主に対して、売り主の費用負担でクリーニングしました・・・
というアリバイ?でやる程度で、ホントは、
ハウスクリーニングに期待してはいけないということかもしれません💦
しかも、
新築物件と違い、中古住宅の場合は、1日足らずの外注作業では、
きれいにできる「限界」があるということでしょう。
ハウスクリーニングできれいになったというフローリングの床も、
妻アンが、
竹串を使って目地のゴミをほじくり出して、ゴシゴシ床磨きをして、
ようやく自分で納得できるレベルの仕上がりとなりました。
ハウスクリーニングも、自分が納得するかどうか?にかかっているのかもしれません。
ということは、結局は、自分好みになるまで、自分できれいにするしかないのかな?