夫のマシュウです。
30数年住んだ自宅を売却してからまもなく1年となります。
我が家が「SUUMO」や「atHOME」などのネット住宅情報サイトに
掲載されたことをきっかけに、それまで見向きもしなかった、
「住宅情報」に興味を持つようになった妻アン(^^)/
売り出し中の戸建ての情報を見ては
築年数や価格、仕様などから「この物件は売れる・売れないを予想」したり
中古マンションでは、築年数はもちろん「リフォーム歴」にも目を通している様子。
私たちにとって・・・
移住するためのマンションは、価格と手持ち資金との相談で、
買う・買わないを決めればいいのですが、
今まで住んでいた「戸建て住宅の売却」が問題でした(^^;)
売れるかどうかは、買う相手がいることが前提・・・
すぐに売却できるのであれば何の苦労もないのですが、
場合によっては、いつまでも野ざらし状態?にさらされることが懸念されます。
持ち家を売るというのは、
マンションを買うよりも何倍も心が疲れてしまうものだと実感しました(^^;)
そんな経験をしてきた妻は・・・
いろんな売り出し物件の情報を、かれこれ1年を通して見てきているので、
すっかり目利き??
そこからわかってきたこととは・・・
売りに出す方は、ある意味、季節や時期に関係なく、自分の事情で売りに出します。
実は私たちもそうでした(^^;)
仲介業者さんが「我が家の内外装」を写真に撮り、それをネットにアップ!
その「写真によって家が売れるかどうかを左右する」と言っても過言ではありません。
写真で印象が変わる?
★ある売り家の外観写真は冬の真っただ中で、雪に埋もれていました。
雪がこんなに積もるの?
ここは除雪が大変じゃないの?
第一印象として、こんなネガティブな感想を抱いてしまいます(^^;)
★また、あるお宅の外観にはビックリしました!
家の前のアプローチに雑草がボーボー!いっぱい生えています!
なんとも貧相な面構えに見えてしまいます。
これはダメかな?という気持ちにさせられますね(^^;)
室内写真は?
空き家になっている場合は別として、
まだそこで生活している場合は、どうしても「生活感」が出てしまいます。
我が家も、何とかがんばって片付けして、写真を撮っていただきました。
中古物件を買おうとしている方にとって、内装の状態は気になるところです。
写真からできる限りの「情報」を得ようと目を凝らします。
結局は、現地に足を運んで自分の目で確認することは当然ですが、
その前段階のネット情報であっても、まずは「興味を持ってもらうことが大事」です。
「写真情報」は売却できるかどうかの「カギ」を握っているのでないでしょうか。
昔・・・
習ったことでいうと『AIDMAの法則』というのがありました。
消費者がある商品を知って購入に至るまでのプロセスに関するマーケティング戦略のことで、
①Attention(注意)
②Interest(興味、関心)
③Desire(欲求)
④Memory(記憶)
⑤Action(行動)
不動産の売買でいうと、
あまたある物件から、これは?と(注意)を向けさせ、
どんな環境にあって、どんな状態?と(興味)を持ってもらい、
価格は自分の予算内(欲求)に治まっているか?
他の物件と比べても捨てがたい(記憶)し、
この物件なら是非見てみたいと(行動)まで持っていく。
こういう行動を意識した物件紹介が必要だと思います(^^)/
我が家を売りに出した季節は?
まさに庭が緑で覆われ、バラの花が咲き始めたときでした。
「四季それぞれの花が咲き誇る住宅」として紹介されました(^^)/
写真映りが良かったこともあり、現物を見てみたいと興味を抱かせるような、
良い印象を持ってもらえたようです。
あ!
これは決して自慢話ではありません(^^;)
家を売るタイミングなど知らずに行動した結果、単にラッキーだったということです(^^)/
ビギナーズラックで売却が決まったような旧宅の処分でしたが、
偶然にも「マーケティングの法則」に則っていたのかも?という話でした(^^)/
家の売却も結婚と同じで、
売り手と買い手がなにかの「ご縁」で結ばれるものです。
売り手としては、相手に紹介する「お見合い写真」?が大事だということでもあります(笑)