ついにわが家が売却されることになった！

夫のマシュウです。

わが家を売りに出す場合は、宅地建物取引業者である仲介業者さんに頼む必要があります。

中古とはいえ買う方にとっては高い買い物ですし、売る方も高い売り物です。

そこは仲介業者の専門知識を基にした無料査定を利用して、

どのくらいの不動産価値があるか評価してもらうことにします。

これをもとに実際の売り出し価格を設定するという流れです。

今回も・・・

仲介業者さんから、住む地域の不動産相場とか販売動向などの話を聞いて、

そのうえでわが家の使用状況を見たうえで査定価格が提示されるものと思ってました。

マンションを購入する前の戸建てを売却したときは、

地域の土地の地価評価と将来性の傾向分析と、

これに実際に私たちが使っている上物の使用状態を見て、

実際の売り出し価格を決めてきました。

お願いした仲介業者さんは、わが家の住所を聞いてプレゼンに来たときには

すでに立派な「提案書」を携えてきています。

いわく、

マンションの場合は、近隣の売買事例が多いので、その相場価格から査定するといいます。

わが家の間取り図や築年数などの諸元もすでに揃えられています。

マンション情報の収集力にビックリします(@_@)

そして、近隣のマンションの売買事例が示されていて、

わが家の査定価格がすでに書き込まれています。

私たちとしては・・・

リフォームに際してどこを取替え、補修し、そして大事に使ってきて傷みがないことも

評価対象だと思ってましたが、

そこは、査定価格のうえにどれだけ上積みして売り出し価格として設定するかを売り主と相談して決めるといいます。

確かに、不動産というのは売り手と買い手の相対で決まるもので、

買いたいと売りたいが合致すれば成り立つ取引です。

買い手が高いと思えば売れないし、この価格なら仕方ないかという、

売り手と買い手の落としどころの探り合いでもあります。

あくまで仲介業者さんの査定というのは、

売買実績に基づいて、取引価格の㎡単価などから求める数値。

じゃあ、実際にこの部屋をいくらで売り出すか？

というときに、三段階設定があります。

①短期間のうちに安くてもイイからすぐに売りたい

②一般的な２，３カ月の期間をかけて、適切な価格で売りたい

③４～６カ月というある程度の長い期間をかけても、高く売りたい

③などはチャレンジ価格といって、最初に提示する価格にして、

なかなか買い手がつかないときに、ある程度値下げもやむなしという考えに立ちます。

つまりは、安いとすぐに売れるかもしれないけど

さてどの程度の価格に設定するか？

もうひとつの大きな問題は？

仲介業者に支払う「仲介手数料」の問題です。

法定の最大料率の３％で契約すると百万円は超えてしまいます。

そんなに払いたくない。

もう少し安くしてくれない？

もう一社に声を掛けていると、駆け引きが始まります。

じゃあ、これくらいでどうですか？

数字を提示されます。

ならばと、もう一社予定していたの査定を断り、

ここと専属専任媒介契約を結ぶことにします。

仲介業者との媒介契約には「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の３つがあるようです。

「一般媒介契約」だと、売主が何社も同じ契約を結ぶことができて広く網をかけることができるのですが、何社とも契約する煩わしさもあるし、

たいがいの購入者はＳＵＵＭＯやａｔｈｏｍｅなどの仲介サイトから入ってくるので、

同じ物件を仲介業者が何社も表示しているのを見せられるのもイメージが悪い感じがします。

ここは、一社に特定して「専属専任媒介契約」を結ぶことにします。

契約期間は一期３カ月です。

担当者さんが・・・

ホームページやＳＵＵＭＯ、ａｔｈｏｍｅなどサイトに載せるために

各部屋の写真を撮ります。

私たちが物件を探すときもそうでしたが、写真が第一印象を強くイメージさせます。

妻は、すでに仲介業者さんに声を掛ける前から部屋の中をきれいにしてます。

生活感があふれているリビングは、ここの持ち主がどんな生活を送っていたのか

想像させてしまうので

大事なのは、買った人がここでの生活を想像してイメージを膨らませることができるように

生活感を感じさせないように余計なものは片付けています。

キッチンもシンクの水滴を拭き取り、ＩＨヒーター周りもきれいに拭き上げてます。

寝室も、私たちの布団を一時避難させ、ベッドの上にはマットレス以外何もありません。

お風呂場もこの日のために掃除して水滴も拭いてきれいにしてます。

洗面所も普段は置きっぱなしのボトル類は片付けています。

トイレも手拭きタオルやティッシュペーパーまで一時避難し使用感を消し去ります。

妻「さあ、どこでも見てください！？」(笑)

仲介業者さん「モデルルームのようですね」

ここまで見た目をきれいにしたんですが、

はたして、買い手は現れてくれるでしょうか？

この日の夕方、

ついにわが家は仲介業者さんのホームページの売却物件一覧に連なりました。