孫バカは子育ての鏡?

夫のマシュウです。

毎日、スマホアプリ<みてね>にアップされる『今日』の孫っ娘の日々の成長ぶりに

目を細めるわれら孫バカ夫婦!

このしぐさ、わが子の赤ちゃんの頃に似ていない?

横顔なんかそっくり!

泣き顔を見ては、この鼻の周りのクシャッとしたシワなんか、

子供の泣いたときの顔と同じじゃない?

いやいや、この泣いたときの鼻なんか、死んだじいさん(私の父親)の鼻に似てるんじゃない?

ヘンなこと言わないで、じいちゃんと似てるなんて!

かわいいレディなんだから!

そんなことを話しながら写真を見ているわれら。

ある日

引っ越しの準備で、クローゼットの奥にしまい込んでいた段ボール箱を出してきて、

アルバムを整理していた妻の手が止まります。

昔のアルバムは、表紙も台紙も厚くて重くて扱いづらいもの。

写真をもっと軽い台紙のものに移して、古いものは捨てちゃいたいと整理しています。

そこから、子供が生まれたときの写真が出てきました。

妻も子育てに奔走していた頃のものです。

お風呂に入れるのに奮闘している写真もあります。

私の胡坐をかいた股の間にちょこんと座って一緒に新聞を見ている写真も!

妻のヘアドライヤーを頭にあてて鏡台を見つめているポーズも!

どれも、孫っ娘の表情によく似ていること。

この写真をスマホに納め、子供にLINEで送ってあげます。

君にもこういうときがあったんだよ!

君も私たちの愛情を一杯に受けて育ったんだよ!

ファインダー越しにシャッターを切っている親の気持ちにも思いをはせてほしい!

君も娘っ子を愛情たっぷりに育ててね!

もっとも、動画をみる限りでは、かなりの子ぼんのうではあるらしいのは伝わってきます。

それにお嫁さんにも気を遣っている様子が伺えます。

こうして、孫っ娘が大きくなって自分の幼い頃の写真や動画を顧みて、

親の愛情をあらためて理解するときがくるんだろうね。

子供も自分の小さかった頃の写真を見て、それは理解しているようだもの。

受け継がれるんだろうね。

ところで、私の赤ちゃんの頃の写真はどこに行ってしまったのでしょうか。

赤ん坊の頃の記憶は定かではないけれど、

両親も一生懸命、子育てに奮闘したはず。

こうして、70を超えるまで健康で暮らせているということは、

親の愛情があってのことだと思うことにしよう。

実家へも帰らなくなってしばらくたつけど、

押し入れにあった昔のアルバムなんて、どこへいったやら。

妻と結婚した頃は、アルバムを開いて私の赤ん坊の頃の写真を見せたこともあったけど、

いつの間にか開かなくなってしまいました。

昔は、今ほど写真は気軽に撮らなかったので枚数は多くはありません。

それでも赤ん坊のころの写真の記憶がうっすらとではありますが残っています。

その瞬間、シャッターを切ったであろうファインダー越しの父親の表情が緩んでいるのが想像できます。

今度、帰省して

母親に会ったときに、孫っ娘の写真をネタに昔のことを思い出して話してもらおうかな?

だけど、昔の記憶をたどってもらうにはもう遅いかも・・・

雪で交通機関が止まる心配もなくなったことだし、そろそろ里帰りしようか。

孫っ娘の写真を見せながら、私の赤ん坊の頃の苦労話でもたどってもらうことを

話しのネタにしようかな。

そして、今まで口にしたことがなかった感謝を伝えようかな(^^)/

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