夫のマシュウです。
朝日がのぼる時間が早くなってきましたね。
晴れた日の朝は、私の場合は<春はあけぼの・・・>と美しく??一日がスタートします。
一方、妻は<春眠暁を覚えず>で、ベッドでムニャムニャ・・・(^^)/
そんな朝に弱い妻は?
ベッドのなかで、
目覚まし時計のベルを止めると、やおら自分のスマホの電源を入れ、ニュースのチェック!
そして、その後、旧宅のあった町内の「中古住宅の売買情報」を
SUUMOやathomeのサイトを開いて、チェックするのです。
そして起きてくるなり私に報告します。
「今日も動きはなかったよ」
別の日には
「今日は売り物件が増えて、90件近くも登録になってるよ」
わが家を売り買いしていた2年ほど前は、一度に20件程度の情報が掲載されていました。
1~2件売れたと思ったら、新規物件が間もなく登録される・・・
という具合に結構回転していたように記憶しています。
それが、この頃はさっぱり買い手なし!
売り物件が増えるばかり!
そんなある日
妻が起きてくるなり興奮気味に報告します。
「ついに、○○さんのお宅が売りに出たよ」
旧宅時代に同じ町内会に住んでいた「ご高齢のご婦人宅」でした。
この方は、毎年この時期、ご夫婦で収穫してきた山菜のおすそ分けをしてくれたんです。
フキやワラビなど、ちゃんと下処理までされて、気配りの行き届いた方でした。
2年前のこと
私たちが引っ越しのご挨拶に伺うと、
なんと!!!
ご主人が新型コロナに感染して亡くなっていた・・・と知らされ、玄関先で驚愕した私たち。
その頃の風潮で?誰にも知らせることもできず
家族だけで葬儀を済ませた・・・と無念の知らせを聞かされました。
それを境に、一気に老け込んでしまったような奥さんです。
わが家の引っ越しの前日、わざわざお別れに来てくれて、お餞別までいただきました。
「私も、いつまで一人で暮らせるかわからないんだよ」とお話しされていたので、
それからずっと気に掛かっていた妻アン。
一人息子さん一家が同じ市内にいらっしゃると聞いていたので、
思うに、息子さんが、冬場の雪かきなど一人暮らしを心配して
どこか施設に入るように手配したのだろうか?などと思いをめぐらし、
今回「実家の処分」に踏み切ったのでしょうか?
妻「ご主人を亡くされて、ひとり暮らしの自信がないと話していたものね」
「あぁ、どうか早く買い手がつくといいな」
他人事ながら気をもむ妻です。
旧宅のあった町内会は?
高齢化が進み、お年寄りのひとり暮らしのお宅も増えてきていました。
あのお宅は?
このお宅は?・・・・どうなるんだろう?と気にかかります。
中古住宅の紹介サイトに載っている物件の裏には、
それぞれのお宅のいろんな事情があるものだと
毎朝、売り物件の情報を見ては思いを巡らします。
中古住宅売買戦線、異常なし!?
買い手がなかなか現れません・・・(-_-;)