夫のマシュウです。
叔母が一時退院して家に帰るまで、あと4日という頃のこと。
介護施設の訪問介護のヘルパーさんから、
叔母の家のチェックに行ってくれた・・・と電話で報告がありました。
叔母が家の中で、点滴棒を引っ張ったりして歩くときに、
敷居などの段差があると危ないということで、玄関から居間、キッチン、トイレに至るまで
活動範囲をチェックして3か所をスロープ対応したといいます。
さらに無人状態でひと冬越したため、
水道の蛇口が凍って、ひびが入っているので直す手配をしたとも・・・
こうして受け入れる家の方は準備が進んでいるようです。
準備に追われる
妻は、介護用のパンツ、肌着、パジャマなどを買いにドラッグストアに向かいます。
今まであまり買ったことのないものばかり。
妻「私も介護用パンツをはいて感触を試してみようかな?」
私「そこまでしなくてもいいんじゃない?」(^^;)
私も・・・
介護食品の売り場に立ち入ったことなどありませんでしたが、
今回、いろんな介護食があることを発見!
おかゆにしてもその人の状態に合わせて、食感に配慮した<歯ぐきでつぶせる>とか
<かまなくてよい>ものなど・・・
叔母の場合は、十二指腸からチューブで体外に排出することがメインになるので
<かまなくてよい>食品を選ぶことになります。
ご飯ばかりじゃなくて、おかずも、ビーフシチューや牛肉のしぐれ煮、肉じゃがといった
種類も豊富に取り揃えられています。
(叔母には、これらがペースト状になったモノを買いました)
いろいろと、味を楽しめる工夫がされているようです。
人生の最後の幸福感は?
やはり「美味しいものを食べること」にあると思います。
叔母の場合は、必要な栄養は点滴からとれているとのこと。
あとは、口から食べて、食感や味を楽しみ、胃の満腹感を満たすことでしょうか。
先日の打ち合わせでゼリーやプリン系がイイと聞いた妻は、
この機会に、叔母の好きな夕張メロンゼリーも食べさせたいと張り切っています。
食べさせたいものが次から次と頭に浮かんでくるよう・・・
叔母の場合
★週3回の訪問看護を受け点滴
★日曜以外、毎日、訪問介護のヘルパーさんの手伝いをいただけること
叔母は身の回りのことがある程度自分でできますが
今回、私たちは想像もしてなかった初めての「在宅介護を実践する機会」になります。
世間にはもっと大変な介護をしてらっしゃる方がいることでしょう。
少しでもその気持ちや労苦を理解できればとも思っています!
いづれは自分達にも訪れることかもしれませんし、
そのときに、今回のことが生かせればと思っています!!!