『先の見えない自宅介護』はつらい!

おはようございます。妻のアンです(´▽`)

私が昔、勤めていた職場の「後輩Aちゃん」は、

「認知症の母親を自宅で介護」する日々をもう何年も送っています。

結婚歴はありません。

好きな人もいましたが、両親の病気などが重なり婚期を逸してしまいました。

父親の死後は母親と二人暮らしで、兄弟たちともいつしか疎遠・・・

「パート勤め」をしながら、ひとりで母親を世話しています。

暴力をふるう親

そのお母さんに一番手を焼くのが「暴力」

これも病気の症状なんだと、わかっていても、

実際に、顏を殴られてケガをすることも度々・・・

「入浴も拒否」するため、介護サービスを利用してはいるのですが、

その日の気分で、行かないったら行かないと、テコでも動かないそうです。

結局、Aちゃんは仕事を欠勤せざるを得ない・・・

このような日常ですから、パート勤めにも「支障」が出てくるのは当然ですよね。

今はどうにか職場の方たちの理解があるので、何とかしのいでいますが・・・💦

もう限界か?

コロナ禍で介護サービスも充分に受けられなくなってきたこの頃、

「自宅介護が限界」に達し、お母さんを施設へ入れることも考え

「地域包括支援センター」へ相談!

しかし、高齢者の多い田舎町では施設が不足していました。

私の父親もそうでしたが、8年前の当時で、特養入所希望者が200人超えでした。

他に民間の介護施設がいくつかありますが、費用が高いことに二の足を踏む後輩・・・

お母さんの年金は少なく、貯蓄もそう多くないため費用が安い特養を希望しています。

しかし順番が「100番を越えている」と言い、嘆く姿が目に浮かぶようです。

よく「自宅介護には先が見えない辛さがある」と聞きます。

いったい、いつになったら、この「現実」から抜け出ることが出来るのか?

施設への入所を待っている家族のやるせなさ・・・わかります。

電話が鳴るたびに後輩は

「あ!もしかしたら順番がまわってきた?」と思うのだそうです。

でもいつも期待外れ!

これが厳しい現実です。

親は大切だけれど・・・

私は、自宅介護でAちゃん親子が「共倒れ」になることが一番恐ろしいです。

介護する側は予想以上に「気力」「体力」を消耗します。

もちろん親は大切な存在ですが、ひとりで母親の介護に明け暮れる日々・・・

いつまで続くのか?

出口のないトンネルなの?

そう思うと「やるせなさ」ばかりが募ります。

何とか一日も早くお母さんが施設に入所出来て、

後輩にも以前のような明るい笑顔が戻って来ますように・・・

祈ることしかできない、無力の自分に腹立たしさすら覚えます。

世の中には「親の介護問題」で悩んでいる方がたくさんいらっしゃることでしょう。

かつて自分もそうでした。

認知症の父親との葛藤は大変なものがありましたが、

自宅介護の経験がほとんどない私などヒョッコ!甘いです!

後輩のAちゃん・・・

充分、あなたががんばっていること、私はわかっているよ。

だからどうか負けないで!!!

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