2040年問題のリアル?

夫のマシュウです。

わが家の旅行は、訪れる土地のひとつのホテルに、4ないし5連泊して、

そこを拠点に動き回るパターンを常としています。

なので、旅行期間中の着替えやお土産などは段ボール箱に詰めて、

宅配便であらかじめホテルに充てて送っておくことにしています。

9月の孫っ娘に会うための東京行も、

いつものように14サイズの大きな段ボール箱でした。

宅配便のお兄さんが受け取りに来てくれたのですが、

昨今のエネルギー価格の高騰などを背景に、送料が値上げになったことをしきりに恐縮しています。

それでも東京のホテルへは、預けた翌々日に届けられることになっています。

ありがたいことです!

宅配便を利用するのは・・・

もちろん旅行のときばかりではありません。

わが家はネット通販や食品のお取り寄せなどに、あるいは親や親せきなどへの送りものなどで

宅配便を使うことは日常生活の一部にあたりまえに組み込まれています。

電話一本で集荷に来てくれて、道内であれば配達も翌日!

なのでストレスなく送ることができます。

ネット通販だって、指定日に確実に配送され、こんなに便利な買い物はありません。

それがもうできなくなってしまう?

いま「2024年問題」ということが大きく取り上げられています。

物流業界で、トラックドライバーの運転時間などの規制が強化されて、

人手不足と相まって、宅配便や荷物などの物流が滞ることが懸念される問題です。

翌日配送はもうできなくなってしまうの?

一度、翌日配送の満足を覚えてしまうと、一日あいだが空いてしまうのは

ものすごいサービス低下に思ってしまいます(^^;)

何かいい解決方法はないものでしょうか?

ところで・・・

2040年問題も話題になっていますが、その前に「2025年問題」がありました。

私の先輩の年代にあたる団塊世代の全員が75歳以上の後期高齢者になるといわれています。

そして、

2040年には団塊ジュニア世代が65歳以上の高齢者になるといいます。

一方で、総人口は2022年の1億29百万人から

2040年には1億10百万人に19百万人も減ってしまうとか。

それなのに労働人口世代分が減ってしまうということで、

我々のような高齢者世代は増える一方なんですよね。

しかも、その頃になると1000万人もの労働力不足に見舞われる?

ともいわれています。

その中には、物流のドライバーもそうですが、介護職員が大きく不足するといわれています。

もしかしたら

宅配便がいつ届けられるかの問題よりも、

「介護職員のなり手不足」の方が私にとっては大きな問題かも?

なので将来は、老々介護や家族介護が当たり前になるといいます。

高齢者が増えることは、

要介護者も増え続けるということで、医療・介護の需要だけが増大するといいます。

医療・福祉の分野を産業としてみると、

必要とされる従業者数では日本で最大の産業とのこと。

必要なのに足りない介護職員

2021年度の厚労省のデータでは、

現時点で約688万人が介護・支援を必要としているのに対して

介護職員の数は約215万人しかいないと「圧倒的に不足」していることを示しています。

このままでは週5日の介護を必要としていても、

週3日しか受けることができなくなってしまうといいます。

思い起こせば・・・

4年前までグループホームで暮らしていた義父も、

入所当時には介護職員さんも手厚く介護していただいてましたが、

徐々にサービスが手薄になり人手不足を感じていました。

今は、あのときよりも深刻だということでしょうか。

現在

特養で暮らす母親も、日常の生活や食事、入浴、排せつなどで、

なに不自由なく介護職員さんに面倒を見て頂いていますが、

こういうサービスもどんどん手薄になっていくということでしょうか。

私たち夫婦が住むマンションでも、毎週定期的に訪問介護や訪問入浴サービスを受けるお宅がありますが、

こういったサービスも当たりまえに受けられなくなるということでしょうか。

働き手を増やすには・・・

何より、待遇面や働き方など魅力ある職場にすることが求められるのでしょうけど、

現行の介護保険の枠組みの中では限界があるように思われます。

今はまだ、切迫感の感じられない「2040年問題」ですが、

困難に直面すると、

イノベーションが起こると言われていますので、

「ロボット介護」なんてのもできるのでしょうか?

まあ、

2040年というと、私は87歳?

もう生きていないので心配しようがないのですがね・・・

妻ですか?

妻はしぶとくマンションの草むしりでもしてるんじゃないでしょうか?(^^)/

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