リタイア後は平平凡凡な日々?

夫のマシュウです。

今年の6月で、リタイアしてからまる5年が経過しました。

会社勤めから解放されて「毎日が日曜日」の生活でここまできました。

刺激の少ない毎日を送ってきましたが、

この間「平平凡凡な生活がいかに大切か」ということも実感しています(^^)

それでも・・・

リタイアしてまもなく、妻と私の「両方の父親」が相次いで「他界」しましたし、

私自身も成人してから「初めての入院騒動」

まるで私が退職して時間ができることを待ってたかのように、

立て続けに大きな出来事が降りかかってきました💦

考えようによっては、現役時代でなくて良かったともいえるのですが・・・

定年退職してから5年を経て、

このような予期せぬ出来事をのぞくと、

毎日が、平平凡凡とした時間の流れの積み重ねの結果としての5年でした。

エピソード

平平凡凡で思い出すエピソードがありました。

もう十数年前のことになりますが、妻が鎌倉への一人旅のときに

偶然隣り合わせた大阪から来たおばちゃんたちの会話を耳にしました。

北海道旅行をしたときのことを話題にしている様子!

広い広い平野の、どこまでもまっすぐな一本道を走っているうちに

なにも変化のないまっすぐな道に、平平凡凡でつまらなくなっちゃった!

といった会話だったそうです。

みなさん、大阪の都会の喧噪のなかで暮らしていて、

気を抜く暇もない緊張感のある生活に比べると、

北海道の自然も、しばらくするうち見飽きてしまい、

単調でなにも刺激がなくて面白くない・・・ということらしいのです。

この話を聞いていて、

道産子の妻としては、その、何も刺激のないことこそ、いいじゃん!

とちょっとムッとしたそうです。

大阪のおばちゃんたちが思った平平凡凡という意味を、

私の人生に重ねて、現役時代の生活からリタイア後の生活に例えてみることがあります。

会社勤めでは人との付き合いが主でした。

仕事も刺激的ですが、ストレスを抱えることもままありました💦

社会とのつながりを、会社勤めを通して見てきたものが、

私の場合は、5年前にリタイアしたことを境にして、

これからは妻と二人での暮らしをとおして見る景色に変わりました。

その景色というのが、

リタイアして、人に使われることがなくなった今は、

「一日のすべての時間が自分で差配」できるし、

過ごそうと思えば確かに「毎日が日曜日」でもあります。

まさに平々凡々に暮らすことができます。

恐らく、傍から見るとそう暮らしているように見えるでしょう。

そのなかで、マンネリにならないよう「新しい刺激」を求めることを覚えつつあります。

毎日が日曜日とはいえ、自分から動くことでいろんな刺激があるものです。

勤めていたら見えなかった景色も見えるようになりました。

いつでも、思いつきで、出かけられる夫婦旅行も増えました。

好きな読書時間もとれます。

なにより、こうして夫婦のブログも始めました。

リタイア後は好奇心を大切にしようと心がけ、

新しいことへの「チャレンジ」も少しずつ始めました。

マンションへの移住も環境を変える大きなチャレンジでしょうか。

そうそう、妻が最近始めたマンションの庭の草取りボランティアもそう。

自ら動けば変化も生まれることも知りました(^^)

くだんの大阪のおばちゃんへ・・・

大自然の中の一本道だって、何も考えずに過ぎ去れば

平平凡凡?退屈?に見えることもあるでしょう。

でも、ちょっと立ち止まったり、横道に入るなどして視点を変えれば、

季節の移ろいの中で自然のいろんな変化も目につくものです。

リタイアから5年経って、

昨日の自分とは違う、今日の自分に変化し続ければ

いろんな景色を楽しめるんじゃないかと、自分に言い聞かせています。

さて5年後は、どんな生活をしているのかを想像しながら・・・ネ!

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コメント

  1. ジェリー より:

    こんにちは~  広い広い平野のどこまでも続く一本道。
    北海道らしくて いいじゃあ~りませんか~ ジェリー大好きですよー っと!
    みんなみんな、ホント「人それぞれ」ですね?

    広い平野の一本道を..楽しみながら悠々と..駒を進めて行きましょう♪
    お馬に乗って ハイ! どーどー♪

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      ジェリーさんもおっしゃるように「人それぞれ」ですよね。
      私もマイロード、マイペースなB型です(笑)
      ジェリーさん、大阪のおばちゃんグループには正直ガッカリ!
      松山千春さんの名曲、果てしない大空と広い大地の・・・♪
      これが北海道の良さでもありますが、
      おばちゃんグループには通じませんでしたね(^_^;)
      信号機もない、どこまでも続く一本道は単調かつ、退屈だそうです。
      うーん、残念!
      ま、仕方ないか~(笑)

  2. 杉ちゃん より:

    こんちわ、うだる暑さの神戸から涼しい北海道に
    行って観たい杉ちゃんです。
    へいへいほう~♪あっ、これは与作の歌詞でした
    平々凡々と単調な退屈な景色は関係ございません。
    日々何事も無く平々凡々と暮らせるありがたさは
    何物にも代え難いものであります。(ホント!)
    人生一寸先は読めません。札幌の西区で79歳の
    女性が「人生終った。」という大事故を起こしま
    した。
    それほど平々凡々と暮らすのは難しいのです。
    ご両人の平穏無事な生活素晴らしいと感じます。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      杉ちゃんさん、お久しぶりです、マシュウです。
      コメントありがとうございます。
      ここ数日は札幌も部屋の中にいる限り過ごしやすい日が続いています。
      このところの線状降水帯の大雨被害の情報を見ていて
      とても人ごとじゃないと恐ろしくなってしまいますね。
      こんなとき平平凡凡のありがたさが身に沁みます。
      杉ちゃんさん、おはようございます。アンです(*^-^*)
      是非機会がありましたら、北海道へいらしてくださいませ。
      お待ちしておりますよ(^^)
      本当にいつからでしょうかね。
      日本は災害列島になってしまいました。
      市内西区の事故は悲惨です。
      毎日を、たんたんと・・・・これが一番ですね!(^^)

  3. 千沙 より:

    マシュウ様、アン様

    こんにちは。平々凡々の生活を送ることには強い精神力がいると思っております。通勤し、家事をし、お風呂に入り、食事をするという毎日の繰り返しができる人を尊敬しております。

    くだんのおばちゃま方、変化のないつまらない北海道に旅行した後悔をきっかけに、刺激を受ける新聞でも映画にでも触れてみるといいですね。そうすると、「退屈な北海道」の景色を「のどかな風景の北海道」とでも言い換えられるのにと思いました。

    アンさん、緯度が高い小樽では夕方になってもなかなか暗くならず、麗しい夕暮れは見ていてあきませんでした(*^^*)

    • ともに白髪の生えるまで より:

      千沙さん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      北海道に限らず、平平凡凡の生活をしていても
      その地域にはそれぞれ良い所があるから生活が営々と続いてるんですよね。
      その良い所を体験するためにも旅行があるんだと思って、
      私たちもいろんなところへ訪れたいと思ってるんですよ(^^)
      千沙さん、こんにちは。アンです(*^-^*)
      いつもコメントありがとうございます!ペコリん♪
      何気ない毎日の時間の積み重ね・・・
      その中で大きな変化が起きるというのはコワイです。
      だから日々、平々凡々が一番!
      これ以上の事はないですよね。
      大阪のおばちゃんたちは初北海道らしく、
      その思い出が退屈&つまんないですから残念です。
      もっと楽しめたはずですし、
      きっと、この方たち、
      どの土地を旅行されても「いい思い出」が出来ないんじゃないか?
      と、耳をダンボにしていたアンでございます(^^;)
      千沙さんの故郷小樽は、私たちも大好きな街です。
      以前、アーケード街にある老舗の乾物屋さんで買った昆布、
      大事に大事に食べ尽くしました。
      なんと私たちが行ったのは閉店前日の事・・・
      応対して下さったおばあちゃん、さびしそうでした。
      他にもお客さんが名残惜しそうに買い物していましたが
      小樽は人情味のあるとてもいいマチですよね。
      だから何度も足を運びたくなるの。
      水天宮から眺めた小樽港、今度は夕暮れ時に行きたいな~(^^♪