いよいよ義父が危ない?妻から私に託された指示とは?

夫のマシュウです。

妻の父親が、体調の悪化で7年住んだグループホームから病院に移されて、

日に日に容態が悪くなっていくのが目に見えて分かるようになりました。

父親のもとへ毎日通って介護を続ける妻の目にも明らかに衰弱が見て取れるそうです。

声も小さくなり聞き取るのが大変・・・足も手もむくんできました。

食事も摂れません。

けいれんを押さえる薬の投与も終わりました😢

以前にもお医者さんから説明を受けていたように、回復することはありませんから、

例えば血糖値が下がれば高くする薬を投与するなどの「対処療法」しかない状況になってきました。

あとは、終末に向かって、どれだけ「穏やかな時間」を過ごすことができるかということです。

妻もしっかり覚悟が出来たと胸を張ります😢(ホントは強がっているだけのようです)

今のうちにやっておいてほしいことがある・・・と、私に指示が下りました。

葬儀会社との打ち合わせ

義父を含めて、私たち夫婦も地元の葬儀会社の互助会に入っていました。

当方の希望

「葬儀はシンプルに」というのがお互いの了解事項です。

まだ元気だった頃の義父から「葬儀は君たち夫婦だけで送ってほしい」

という強い希望を聞かされていました。

★宗教は無宗教

★さらに妻からの指示は、父親は

「登山やスキーが大好きだったので、祭壇の花を山をイメージした造りにしてほしい」こと、

★「BGMに静かなクラシックでも流してほしい」こと、

★もう一つ、中島みゆきの「時代」が好きだったので、これもお願いしたい・・・

そのような条件で、私に葬儀会社と「事前打ち合わせ」をしてほしいということでした。

よし!!任せておけ!!

無宗教の葬儀は、今は「自由葬」というらしいですね。

私たち家族と、あと2,3人で送りますので、アットホームな感じになるように

祭壇を設けてもらうことにしました。

遺影写真は、一般的な四つ切サイズの大きさのものだと仏壇がないので、後で扱いに困るのですが、最近はカジュアルなメッセージ付きの「小さな写真立て」もあるということで、

これならば飾っておけるということで、採用することにしました。

自由葬は式の決まりがないので、締まりが悪くならないか?と聞くと、

葬儀社の方が、司会進行を務めてくださいます。

「開式の辞」→「黙とう」→「献花」→「閉式の辞」→「食事」

これで儀式のていは整いました。

身内ですから、経歴披露などもありません。

親戚にも知らせませんから弔電もありません。

あとは、故人の若かりし頃の写真を見ながら・・・忍びながらの食事会です。

長命だった故人を労って一番豪華な食事を奮発したいところですが、

これは妻の許可が必要です。

一般的な通夜から葬儀にかけてと同じく夕食、朝食、昼食のメニューチョイスもできるのです。

妻はカタログを眺めています。

故人との最後の夜を付き添うことで、寝具の用意もお願いしました。

これで準備万端、慌てないように済みそうです。

グループホームの退去

義父がお世話になったグループホームを退去する手続きもあります。

もう退院するめどがなくなったことから、次の入所待ちをしている方への配慮が必要だと

妻は言います。

ついては、引っ越し業者を選定して、手続きをしてほしいということでした。

引越し業者といえば、札幌にも多くの業者さんがいますので、ネットで検索することから始めました。

グループホームの個室を引き払うのですから、大型の荷物というほどの物はありませんが、

テーブルやイス、小型冷蔵庫、チェストや衣類などがあります。

たいした荷物の量ではないし、移動距離も長くはないので、できるだけ安くてフットワークの良さそうな会社を探しました。

検索結果に表示された業者さんは、どこも1時間単位での料金設定をしていました。

ある一社のホームページから入力項目に従い、引越しの希望日や荷物の量、業者さんの人員数などを入力して見積もりをとることにしました。

折り返しの電話連絡で、引っ越し日と時間を特定し、私が立ち会うことにして作業を進めます。

こうして、一つづつ、準備を整えることで気持ちの整理も出来てきました。

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コメント

  1. 杉ちゃん より:

    マシュウさん、おはようございます。神戸も梅雨明けしたのに蒸し暑いです。(汗”””
    義父のお葬式の希望「素晴らしいことと思います。」
    故人が、よほど著名人でない限り盛大な式を挙げる必要もないと思います。いや、
    著名人でも内輪で済ます人も多いです。
    私の父も葬式は「家族葬で、坊さんも呼ぶ必要なし、戒名も必要ない、墓は入らない」
    と、(代々○○寺の檀家だったのに・・・・)、
    理由を問うと、死んでからありがたいお経(意味が解らない言葉)を唱えてもらっても
    戒名をもらっても「わしには、心からのお見送りとは思わない、そんな時間があれば
    少しでも家族と一緒にいる方が冥土の土産になるからサ(笑)」と語ってました。
    今は近くの墓地に樹木葬地で眠ってます。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      杉ちゃんさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      希望を聞くことは大事ですが、しょせんは残された者が仕切るので、
      必ずしもその通りにならないこともあるので、お互いの気持ちのすり合わせが必要ですかね(^^)/
      杉ちゃんさん、こんにちは!
      梅雨明けの神戸よりコメントありがとうございます(^^♪
      毎日、暑いでしょう?
      札幌も今日は蒸し暑くて、お肌しっとりを通り越して(笑)
      お肌べたべたの私です(笑)
      杉ちゃんさんのお父様の考えに1票~♪
      わが父も同じ考えでした。