【父親の病気治療】本人は、もうあきらめた?

夫のマシュウです。

私の父親が「肺炎」で入院してから1カ月が経ちました。

入院する前から、マチの特別養護老人ホーム(特養)のお世話になっていますので、

そこの看護師さんが、入院後も「経過」を見守ってくれています。

先日、その看護師さんから電話があり、入院中の父親の「今後の予定」について報告して下さいました。

退院へ・・・

抗生剤による治療も、入院後10日程度で熱が下がったことで投与が終わり、

その後は、まだ呼吸が不安定なため、酸素吸入を続けていました。

その酸素も、通常の生活ができるという判断で、無事?外したということです。

こうなると、退院はできるのか?ということですが、

看護師さんからは、CT検査をしたうえで「退院の目途」がつくということでした。

私としては、父親は病院にいると気が弱くなる性格なので、

できるだけ早く「特養に復帰してほしい」と思っていましたので、大いに喜びました(^^)/

定期検査は?

電話口の看護師さんから、もう一つの話がありました。

父親が退院したすぐ後に、隣町にある「地域中核病院」の「泌尿器科の検査」を受ける

「定期通院日」が迫っていること・・・

看護師さんが、父親にそのことを告げると、

「もう、年も年だから行かなくてもいいんじゃないかな?」

と言われたということでした。

看護師さんも父親の「体力」のことを考えると、車に乗せて通うことの「苦痛」が理解できるというのです。

私も同感ですと答えました。

実は、以前、私の現役時代に、その地域中核病院の泌尿器科の主治医から、

父親の診察には家族の人が付き添ってほしい旨いわれて、会社を休んで付き添ったことがありました。

結果は、いつもの尿検査をして、検査結果のグラフを見て、薬を継続して出すということだけで、また3カ月後に予約を入れるというパターンの繰り返し!(-_-;)

薬を出してもらえない?

一度、私が主治医に、地元の病院で検査できないか?と、それとはなしに聞いたのですが、

薬を出せるのはここしかないことや、薬をやめると尿が濁る恐れがあり、

処置できなくなる・・・と言われたことを思い出しました💦

そんな経緯があったことを看護師さんに伝え、薬を人質に取られているみたいなものですから、ひと悶着あるんじゃないだろうかということを告げました💦

看護師さんも、確かに地元の病院では出すことのできない薬だということを

おっしゃっていました。

患者にとって一番良い方法は、地元の病院で尿検査した結果を中核病院に送って、

そのデータを診断して薬を送ってもらうことがベストじゃないかと思うのです。

もう父親の年齢になって病状が進んだからといって手術に耐えられる体力も不安があるし、

投薬治療しかとるべき方法がないんじゃないかとも思っています。

本人だって、もう生きることをあきらめて薬が要らないと言ってるんじゃなくて、

「薬をもらいにいく体力がない」と言ってるんですよね(-_-;)

今回が最後?

看護師さんも、私の希望を理解してくれて、

今回の定期通院日の時に、主治医に持ち掛けてみるということにしていただきました。

現状は、薬をもらうのには「遠い距離」にもかかわらず「本人」が行かなければならない、

かといって、通うのは本人にとって体力的に「苦痛」を伴う。

行かないと薬が手に入らないので病気が悪化するという、

「矛盾だらけの仕組み」って変えられないものでしょうか?(-_-;)

今じゃインターネットを使った遠隔診療とかやっているじゃないですか。

医者本位じゃなく「患者の負担にならない、患者のための診療」はできないものでしょうか?

こういう矛盾に医者は気が付かないのでしょうか?

医療費の抑制もそうですが、トータルのコストの抑制、

そして「なにが患者にとって最適なのか」の追求もしてほしいものです(^^)/

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