いつしか姑のクセ?を真似ていた妻

夫のマシュウです。

人は他の人から影響を受けやすいものです。

ことわざの「人のふり見て我がふり直せ」とは、他の人の行いを見て、

良いところは見習い、悪いところは改めなさいということをいいますね。

自分が成長するうえで、他人を観察するということでは積極性が感じられます。

でも他の人から言われたくない類の言い回しではあります(^^)/

朱に交われば

また、人は知らず知らずに他の人に似てくるという面もあります。

特に身近にいる人の行いを、いつの間にか真似てるなんてことはどこでもよくあることです。

これは「朱に交われば赤くなる」とでもいうのでしょうか。

どうもいい意味では使われない響きにも聞こえますが、

どうしてどうして、

この頃は、我が妻の行いが、私の母親とだんだん似てきました(笑)

これも「朱に交われば・・・」の類なんでしょうか(笑)

オロナミンC

まずは『オロナミンC』の話です(^^)/

妻がスーパーのチラシで『オロナミンC』が10本555円で特売するのを見つけ、

1人2ケース限りの買い物を命じられました。

いやー、リュックサックの重いこと💦

でも冷えたあの微炭酸が爽快なんですよね!(笑)

暑い日など、昼下がりの眠気の漂うころ、

妻から「ちょっと飲もうよー!」と声がかかります。

この夏、何本飲んだことか・・・(笑)

なぜ『オロナミンC』を飲むようになったのかと言うと、

思い当たる「ふし」があります(笑)

私たちが実家に帰省したとき、ちょっと家事を手伝った後など

母親「ちょっと、あんたたち、少し休まないかい?」

腰の曲がった母親は、フーフー言いながら、納戸から『オロナミンC』を運んで来ます。

母親「これ飲んで一服しようや。疲れがとれるんだよー」

それまで私たちは栄養ドリンクを飲む習慣はありませんでした。

ところが、いつしか、自分たちもハマっていました(笑)

ゴミの日

母親と妻アンの「ごみ」のエピソードもあります(笑)

以前、帰省した際、

母親が「パイナップルの皮をむいてね!」と妻に指示!

朝食後の妻は「おばあちゃん、もうお腹いっぱいで食べられないよー」

母「そうじゃないんだよ!今日はゴミの日だから皮をむいて捨てるの!」

妻「はい!!むきます!!」(ゼッタイ、逆らわない妻)

結局、パイナップルは皮をむいただけで、

私たちの口に入らずじまいで実家から帰ってきました。

妻「パイナップルの皮をむくだけで食べさせてくれなかった」

「私、大好きなのに・・・」( ノД`)シクシク…

いまだにその「恨み」を口にする妻!

食べ物の恨みはオソロシイってヤツですね(笑)

しかし今、そんな妻が「燃やせるゴミの日」の朝、

食材の下処理をしてゴミとして出しています。

我が母親と同じことをやっているんですよ。アハハ(笑)

バナナは大事!?

もう一つ、母親が妻にこう言ったそうです。

「バナナと牛乳は買っておくと重宝だよ!すぐ食べさせることができるからね」

ところが、これを守らなかった母親です💦

なんと以前、帰省した私たちが、駅から「今、着いたからこれから行くよ」の電話に

全く応対しないので、一体どうしたことかと慌てて向かうと、

誰もいない家のテーブルに「一枚の紙片」が置いてあります。

「病院へ行く」と書いてあります。どうやら救急車を呼んだ様子!

すぐに病院へ駆けつけると、ベッドに意識のなさそうな父親が横たわっています。

先生が「息子さん夫婦が来たとはタイミングがいい!」

脳障害が疑われるといわれ救急車で、となりまちの総合病院へ移送の同意を求められました。

救急車には母親が!

私たち夫婦はタクシーで追いかけることに!

精密検査の結果は、

脳には異常がなく「低血糖で倒れた」という大ハプニングでした💦

お昼ごはんをろくに食べなかった父親に、

母親が3時のおやつにでも、バナナをひとくち食べさせていたら倒れなかったらしいです💦

妻にいいこと言っておいて、自分で実行しない母親でした(^_^;)

我が家も牛乳は毎日飲みますし、切らすことはありませんが、

この事件後?は、バナナも常備!(笑)

いつの間にか妻も?

このハプニング後、3年ほどで、両親ともに介護施設に移りました。

今や、誰もいなくなった実家での生活を思い出しては、

「こんなこともお義母さんがやってたよね」と、同じことをやっている妻がいます。

しかも今になって、

「もっと早く真似していれば、喜んだろうか?」などとつぶやきながら・・・(^^)/

今度、特養を訪問したとき教えてやれば、母親の自慢げな顔つきが浮かびます。

「あんたもやってるの?いやだよー。私の真似なんかしないでー!」なんてね(笑)

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コメント

  1. ジェリー より:

    アンさんは賢いお嫁さんですね..
    きっと子供時代の苦労が活かされたのですね。
    お姑さんに絶対逆らわないお嫁さん..なんて
    探してもなかなか見つかりませんよ~金のわらじ!?

    うちは似ないでほんと良かったですよ…
    母はなんで男に生まれななったの?と周りが
    思うくらい剛毅で強すぎる人でしたから。

    早くに旅立ったので我が家は嫁姑バトルなし平和でした。
    長生きしてたらきっとトモさん何度も泣かされていたでしょうね。
    まぁなんか変ですがある意味これでよかったのかな~と思う今日この頃です。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      今になって振り返ると、
      お互いに遠い所に住んでいたのがいいかもしれないと話しています(笑)
      距離感が良かったのかも?です(^^)/

      ジェリーさん、こんばんは~。
      再びアンでございます♪
      コメントありがとうございます。
      はい、確かに継母は最強の反面教師でした。
      痛い思いをずいぶんさせられましたけれど、
      今はある意味感謝しています(^^)/
      義母はいまでこそ、私よりも体が小さくなりましたけれど、
      昔は、それはそれは体格が良く、
      こりゃゼッタイ負けると思いましたもの。。。
      なので逆らうなんてとんでもないことでした(笑)
      トモさんも平和なお嫁さんで良かったです!!(^^)