「日本の美・百花繚乱」展「後期」を観てきた

夫のマシュウです。

先日、妻のアンと二人で、北海道立近代美術館に行ってきました。

7月7日から開催されている東京富士美術館開館35周年秘蔵選「日本の美 百花繚乱」展の「後期」展を観てきたのです。

「後期」展の見どころ

「後期」展は8月9日から開催されており、9月2日が会期末となります。

「前期」展に続き、東京富士美術館が所蔵する桃山時代の屏風絵から江戸時代の代表的絵師による作品や、浮世絵も後期は歌川広重の「東海道五拾三次」のすべての作品が展示されており、鑑賞することができました!

私たちの今回のお目当ては、伊藤若冲の「象図」(ぞうず)です。

期待を胸に入館です。

空は雲が多かったのですが、心地よい風を受けて、入口前のモニュメント新宮晋作「風の対話」が私たちを迎えてくれました。

今回の「後期」展も、平日の昼間にもかかわらず、大賑わいでした。

こんなにも、大勢の人が観に来るなんて、すごい人気です!

それにしても、私たちの先輩中高年の方の多いこと!

関心の高さがうかがえます。

なにはともあれ、早速受付横に設置してある「象図」と一緒にパチリ!

と、いつもは妻アンが写っているはずなのですが・・・

ちょっと遠慮して、パネルだけでゴメンナサイ。

伊藤若冲の「象図」を見た!

「後期」展の目玉は、なんといっても伊藤若冲の「象図」だと思います。

パンフレットの一部をお借りしました

この「象図」は若冲70歳台の高齢になってからの作品です。

縦155センチ、横77センチの紙面いっぱいに正面を向いて描かれているんですが

象の輪郭を墨で真っ黒に塗りつぶして表しているんです。

構図全体がシンプルで、かつ耳や足などもかなりデフォルメしているのですが、

象の巨大さを「ひとめでイメージ」できるくらい迫力があるのです。

目の前に迫ってくる様子が浮かび圧倒されます。

背中の太い3本の曲線が、象の存在感を際立たせているのがわかります。

伊藤若冲の他の作品もたくさん見たかったのですが、全部で3作品しか展示されませんでした。

他には、「鶏図」が2枚でした。こちらも、伊藤若冲お得意の鶏が、雛を伴なった鶏図と、正面を向いた鶏図が、それぞれ表情豊かに描かれていて、素晴らしかったです。

「前期」・「後期」共通の作品も多くあり、感動を再び思い出しながら鑑賞してきました。

お約束のランチタイム♪

ここからは、妻アンが担当します。

今日は外食!お昼の用意しなくていいので、らくち~ん!

お昼は、札幌駅近くの赤れんがテラスの地下1階にある「CAFE YOSHIMI」へ!

いつも、お稽古ごとに通う道すがら、気になっていたお店! 初入店です!

外からは狭そうに見えたのですが、奥に席数がたくさんあって、ゆったり座ることができました。

私は、メニューのヴォリューム感にそそられて、オムライス&ハンバーグセットを注文!

まずは、血糖値上昇を防ぐため、サラダからネ!(一応?健康オタク)(笑)

夫は、ハンバーグ好きなので、わき目も振らず「黒毛牛ハンバーグ」をチョイス!

「だめよ~!まずはスープからね~」の私の忠告?を無視して

いきなりハンバーグに食らいついていました(笑)

二人とも空腹でしたので、ガツガツといただきました(^^);

ごちそうさまでした♪

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コメント

  1. ito jigyou より:

    マシュウさん、アンさん、こんにちは。
    退職までは、ウィークディーは何かと忙しいと言うか帰宅しても晩酌で時間が過ぎ、
    パソコンにご無沙汰になります。
    伊藤若冲、去年東京都美術館で展覧会がありましたが、人の多さに圧倒され、
    観ることが出来ませんでした。東京都美術館はシルバー料金がありとてもお得です。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ito jigyouさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      2016年12月の京都旅行のとき京都市美術館で「若冲の京都 KYOTOの若冲」展の最終日に間に合いました。沢山の来場者でじっくり鑑賞できませんでしたが、それ以来若冲に魅了されています。
      こんばんは♪ アンです。コメントありがとうございます♪
      東京都美術館は、昨年の春、ブリューゲルの「バベルの塔」展を観に行きました。混んでいましたが、私はカラダが小さいので、それを武器?にして、ちょっとした空きスペースに潜り込んで観ています(笑)
      年に数回、ひとり旅をしていますが、上野はミュージアムがたくさんあって大好きなエリアです。