定年後は『夫婦の思い出』を積み重ねていく

夫のマシュウです。

新型コロナ禍で多くのイベントが相次いで中止になりました。

その中で、大きな声を出さないクラシックコンサートが解禁になって

近頃、全座席を埋めることが可能になりました。

しかし、妻アンが好きな「歌舞伎」はまだのようです(>_<)

いつになったら全座席を埋め尽くした公演ができるのでしょうか。

映画館もいまだ「座席数を半分」に制限しながらの営業です。

「ウイズコロナの時代」だと実感しますね💦

シネマ歌舞伎へ！

こうした状況の中、札幌駅にある札幌シネマフロンティアへ、

妻と「シネマ歌舞伎」を観に行って来ました😊

新型コロナ禍で映画館も一時閉鎖されたこともあり、

年の初めに、ムービーチケットを買っていたのですが今まで使わずじまい！

３枚セットなので逃さずに観なければなりません。

それも１０月の演目の上映は本日が最終日・・・💦

今回は「三谷かぶき」

演目は、１０月２日から３週間、上映されている

「三谷幸喜」が手掛けたという「三谷かぶき」の新作！

「月光露針路日本（つきあかりめざすふるさと）　風雲児たち」

令和元年６月に、歌舞伎座で上演された話題作が早くもスクリーンに！

といううたい文句です😊

題名が漢字ばかりで、どう読めばよいかわかりづらいのですが、

月光がつきあかり、露はロシアで、針路はめざす、日本をふるさと・・・

「帰還をめざす」ということでしょうか？

という連想からわかるように、

この物語は、鎖国によって外国との交流が制限されていた

江戸時代後期の「大黒屋の息子・光太夫」が主人公！

船頭の光太夫たちを乗せた「神昌丸」が伊勢から江戸に向けて航海中、

嵐に見舞われ大海原を漂流！

あげくに、ロシア領アリューシャン列島の「アムチトカ島」へと流れ着きます。

そこで「日本への帰国の許し」を得るため、様々な困難をくぐり抜け

光太夫たちは、サンクトペテルブルクまでやってきて、

「女王エカテリーナ」の謁見がかなうのですが・・・

おっとっと！

ストーリーを全部、話すところでした(笑)

かいつまんで言うと、

異国ロシアに漂流しながらも「日本への帰還を目指す奮闘」を歌舞伎に仕立てたもの！

「大冒険」でありながら、三谷幸喜さん独特の「笑いのツボ」に私たちも大笑い！😊

そして、涙もあるのです！😢

大作です！

市川猿之助さんが、先日テレビ出演したとき、宣伝していたのでこれは見逃せないと！

★大黒屋光太夫は十代目松本幸四郎さん

★神昌丸の船員庄蔵と、ロシア帝国女帝エカテリーナ２世の二役を四代目市川猿之助さん

★船員新蔵を六代目片岡愛之助さん

★そして航海長三五郎とロシア公爵ポチョムキンの二役を二代目松本白鴎さん

そうそうたるメンバーが出演しています😊

アイキャッチとともにパンフレットから抜粋

上映時間２時間１０分の大作です。

シネマ歌舞伎公開に先立って、三谷幸喜さん、松本幸四郎さん、片岡愛之助さんが

「舞台挨拶」をされたというニュースも目にしました😊

どういう形にせよ、

歌舞伎が少しずつでも、公演できるような環境づくりができればいいですね😊

三谷幸喜さんの２作目の演出作品ということですが、

これからは歌舞伎の世界にも活躍の場を広げるのでしょうか。

新風を巻き込むのが楽しみです😊

私は、歌舞伎好きな妻アンにすっかり感化されてしまいました(笑)

まだまだ「ビギナー」ですけどね(笑)

お昼はいつもの蕎麦屋さんで、大好きなセットメニューを注文！

お腹が満たされ「あ～！眠くなっちゃった～！」😊

久しぶりのシネマ歌舞伎を堪能した私たち・・・

「面白かったね」「楽しかったね」

そして「美味しかったね」の一日でした😊

こうして定年後は、夫婦で「小さな思い出」を日々積み重ねています😊