66歳・私の闘病記

夫のマシュウです。

私はもう定年退職した66歳のおじさんです(^^)/

今まで、両親や妻アンが入院した際、看病した経験はありますが、

今回は大人になってから「初めての入院」でした💦

どんな治療をされるのか?不安になります。

点滴

基本は点滴治療法です。

状況の変化により、膿(ウミ)の切除など治療法を変えることになるそうです。

当初は、朝から晩まで「バンコマイシン塩酸塩」という抗生物質の点滴!

かなり強力な薬で、副作用も懸念!💦

幸い私の場合は、これまで病気をしたことのない丈夫な体?で、特にアレルギーもなく、

内臓障害もなく耐えられると判断されました。

「強い薬で叩ける」との期待で投与が始まりました。

副作用もなく?順調に輸液がポタリポタリと落ちていきます。

順調じゃん!楽勝!楽勝!(笑)

輸液の落下が一定のリズムで順調な時に、看護師さんがよく見に来るのです。

「順調に落ちてますね」

と思いきや、血管の周りが固くなっていくではありませんか💦

輸液が点滴ボトルからなくなって、血液が逆流!輸液チューブ内に血液が入ってきました。

ナースコールを押す羽目になります💦

「どうしました?」「血液が逆流してるんですが・・・」💦

看護師さんが駆けつけて、もう一度、血液を血管に戻すよう生理食塩水を注入!

なかなか入りません。血液が固まってしまったのでしょうか。急に不安になります😢

「別の血管に移しますね」

また違う血管を探します(イテテーーー)😢

夜中に点滴棒を下げて、トイレに立つこともあり、

持つ手が高いと、点滴の落下が止まってしまいます。

点滴本体と、針の刺さった部分の落差で輸液の滴下スピードが変わります。

また、血液の逆流です💦

夜中に看護師さんを呼び出します。

私の血液が固まりやすいのか、一度血液が逆流すると、生理食塩水で戻そうとしても戻りません。

左腕で、毎日場所を変えて3か所目。

どうも左腕には太い血管が見つけられません💦

もうこれ以上は血管にダメージが残りそうで、ついに利き腕の右手から血管を探すことになりました。

おかげで?

点滴が正常か?どうか?ばかりに、神経がいくようになってしまいました(>_<)

今は4か所目でようやく落ち着きましたが・・・😢

毎日、針の差し替えで血管のルートのあちこちが赤くなりブス色になっています😢

点滴は、いつまで続くのだろう?💦

高気圧酸素治療

透明アクリル胴のカプセル内に横になって、大気圧より高い「2気圧の環境の中」で

100%の酸素を体内に取り込む治療法を受けました。

通常の10~20倍の酸素を体内に取り込んで、低酸素状態の改善により

組織修復に働きかけることによって治療の促進効果を得るというものです。

私の場合には、

・酸素の抗菌作用で、細菌の発育を阻害する抗菌効果

・組織の腫れを軽減させる効果もあるようです。

この治療法には注意事項も多くあります。

100%酸素に静電気は禁物!

カプセルに入る前に入念にチェックリストで確認されます。

綿100%素材以外は使えません。

したがって上半身は裸、下半身は病院で用意した紙パンツです。

初体験でした(恥ずかしかった・・・💦)

コンタクトレンズもNG! 本や雑誌は可燃物なのでNG!

ところで、この治療に合う人と合わない人がいるようです。

加圧に耐えられるか?閉所恐怖症ではないか?1時間半以上じっとしていられるか?です。

加圧の際、耳ツンのような現象が現れます💦

何度も「つばごっくん」をくり返しながら気圧の変化に耐えるのです。

耳に空気圧のかかり方が早いなと感じると、つばごっくんも必死です!!

遅れると耳に圧がかかります💦

カプセル内は自分ひとりの狭い世界!

透明なアクリルですから、外の世界は見えます。

それほど閉所恐怖症を意識することはないと思います。

退屈しのぎも兼ねて、外にテレビが置かれていますので、好きな番組も観ることが出来、

気を紛らすことができます(^^)/

慣れてくると、うるさい空気音にもめげずに眠気が訪れます。

高気圧酸素療法は入院2日目から「毎日1時間の治療が10日間」続きます💦

CRP

そんな初めての経験をしながらも、体調は回復しているようです。

CRP

入院後3日連続で採血してCRP数値の変化を調べました。

1日目は20

2日目は13

3日目は3まで下がりました。

1週間後には1になりました。

ですが正常値は0.3だといいますから、まだまだです💦

体温も、入院1日目は38度以上ありましたが、3日目以降は36度台に安定!

血圧も毎日測定していますが、平常値です。

入院6日目にして、ドクターから、飲み薬への変更と、週内の退院の目途を聞かされました。

とにかく、重篤に至らなくてホッとした気持ちで、退院の日を待つことにします(^^)/

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