『あん』の話

夫のマシュウです。

今回の記事は「あん」の話です・・・といっても私の妻アン?の話ではありません。

妻の好きな「赤毛のアン」でもなく「あんこ」のことです(^^)/

「あん」と言えば・・・

勘違いしてたことがありました。

以前、本屋さんで表紙に「あん」と書かれているのを見つけました。

妻が赤毛のアンにハマっていましたので、すっかりそっちの話だと思って、

これは買わなくちゃと手にとってページを手繰ると・・・全然違っていました(^^;)

そんなことがあってから、しばらくして見た映画が「あん」

主演の樹木希林さんが、小豆を煮て作ったあんこを使ったどら焼きが評判を呼ぶ・・・

という話でしたかね。

そのときの美味しそうなあんこが妙に印象に残っていました。

そう言えば、大詰めを迎えた朝ドラも、

「あん」の話が大事なモチーフとして描かれていますね。

「おいしゅうなあれ、おいしゅうなあれ~」のおまじないは我が家でも流行したほど(笑)

そうなんです!我が家はあんこ好きです!

今、「あんこ菓子」が、ちょっとしたムーブメントになっているんですよ。

少し前ですが・・・

スーパーで妻と連れ立って買い物中のこと。

3月の桃の節句が近づいていましたので、

私「ねぇ、ねぇ、桜餅が食べたいなー!」(ねだる私)

妻「うーん、ま、仕方ない!買ってあげましょう!」

(わが家のちから関係が分かるシーン?)(笑)

そこで・・・私が勝手に選ぼうとするのですが、そこで待った!!💦

桜餅といえば、サクラの葉にくるまれた鮮やかな「ピンク色」が食欲をそそりますよね。

妻は、こういった食品を選ぶとき、

必ずパックの裏側に貼ってある「製品表示シール」を見ます。

今回は「着色料の由来」が何かが気になる様子・・・💦

実は、テレビのと「ある番組」を見ていて、

赤い着色料として使われている「コチニール」というのは、

天然着色料といわれて自然色素ではあるけど、

そのじつ、な、なんと!

「昆虫に蓄積されている色素」であるということを知ってしまったのです💦

(思わず私もヒャー!)

それ以来、神経質な妻はコチニール=昆虫に結びついて、

コチニール入りの食品は口にできなくなってしまったのです💦

そして、この日も桜餅のパックの裏を見て、コチニールが使われていないことを確認!

まず、第一段階はクリア!

次に・・・

妻は「食品の産地表示」についても気にします。

くだんの桜餅の表示シールを見ていて「わ!!なに!!コレ!」

「あんこ」の製造元が『〇国(外国の名前)産』になっているんです💦

どうもこの桜餅だけじゃなさそう・・・アンの疑いは募ります。

実は、このメーカーの全てのあんこの製品には外国産が使われていました。

(アンパン、どら焼きなどね)

偏見かもしれませんが『〇国産』の製品については衛生面での不安がある私たち。

手に取ったものを棚に戻して、他の桜餅を探すことにします(ごめんなさい)

今度は違うメーカーの品を手に取った妻・・・首をかしげます。

「あんこ」は『国内製造』って表示されているけど、どういう意味?

これは、この「あんこ」が国内で製造されたということであって、

あんこのもとが「必ずしも国産だということではない」ようです。

『国産』表示だと産地は分からないし、混ぜ合ってるかも知れないけど、

一応、国産のものを使っているということらしいです(何だか訳わからんですなー)💦

『国産』は文字通り、原材料の産地が国内であることを示していますので

安心して買うことにします(^^)/

ある北海道内の菓子メーカーは、さらに地域を明記して『北海道産』と表示しています。

「北海道のメーカーなら北海道産を使うのがベストでしょ」と

桜餅を手にした妻のツッコミが入ります(笑)

そういえば・・・

昨年、神戸に旅行して、老舗のお菓子屋さんの前に掲げてある「のぼり」

『北海道産あずき使用!』って書いてありました。

安心安全な北海道産を使っているというアピールなんでしょう。

北海道人の私たちからしてみると、ちょっと鼻高々で嬉しい!(笑)

けれど、出来れば「地元産材料」を使った「こだわりのお菓子」を食べてみたいものです。

ひと頃、『熊本県産あさり』とうたいながら、

中国産や韓国産を混入させ「産地偽装」していた問題で、

世間が大騒ぎしていたことを思い出しました💦

消費者は、店頭に並ぶ商品を選ぶとき、少ない情報をもとに選択せざるを得ません。

特に、食べ物を作って売る方は、

「商品」「消費者」「誠実に向き合ってほしい」と思った出来事でした(^^)/

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