夫のマシュウです。
今日、7月7日は、言わずと知れた七夕(たなばた)。
七夕伝説
この日、夜空にかかる天の川を挟んで、「彦星(ひこぼし)」と「織姫(おりひめ)」が
年に一度だけ会うことができるという中国で生まれた伝説ですね💕
私が覚えている話は、天の神様の一人娘の織姫がはたを織る仕事をしていたのですが、
牛飼いの彦星と恋仲になってからは、仕事をしないで遊んでばかりいました。
それに怒った天の神様が二人を別れ別れにしてしまったものの、織姫があまりにも悲しそうにしているのを見て、1年に1度、7月7日の夜にだけは会っても良いとのお許しを出しました。
この日を楽しみに、織姫は一生懸命はたを織り、彦星は牛を飼う仕事に精を出したという話ですね💕
この話は、
「仲がいいのも考えもの?」
そうじゃなくて、
「一生懸命働くには、インセンティブが必要だって話?」
あまり、格言じみた解釈なしに、ここは
「久々の逢瀬の楽しみ?」
ちょっと、イヤらしくなっちゃいましたので、話を替えます。
七夕の思い出
思い出すと、私たち夫婦の暮らしがスタートした函館で、
初めての「七夕の行事」の洗礼を受けました💦
私は、その時間は会社で仕事中。以下の話は妻から聞いたことです。
その日の夕方、近所の子供たちが連れ添って「袋」を手に各家庭を練り歩いていました。
そして!
「たけーにかんざし、七夕まつり♪大いに祝おう♪ローソク一本ちょうだいな♪」
と玄関先で大合唱!!(笑)
といっても、ローソクを渡しても喜ばれません💦
妻がお菓子を渡します。
最初は知らなかったので、お菓子も買い置きがなかったのですが、
次の年からは大量のお菓子を買って楽しみに待っていました。
あの風習は、まだ残っているのでしょうかね?
7月7日の記念日
ところで、
その七夕と天の川にちなんで「7月7日」はいろんな記念日になっているようですよ。
★カルピスの日
1919年の7月7日に、当時のラクトー株式会社(のちのカルピス株式会社)から
日本初の乳酸飲料のカルピスが誕生!
カルピスの水玉模様は七夕に発売されたので天の川をイメージしたものというからびっくり!
★ゆかたの日
「日本ゆかた連合会」という団体が、1981年に制定。
中国の故事で七夕の行事として、女子が裁縫の上達を祈願し、衣類に感謝していたという慣習と織姫伝説にちなみ、日本伝統の和服の一種である浴衣に親しんでもらおうという思いがあるそうです。
★乾麺デー
「全国乾麺協同組合連合会」という団体が1986年に制定。
平安時代に宮中の七夕の儀式に、そうめんを供え物としていたそうで、そこには短冊に願い事を書いて、そうめんを糸にみたてて機織りが上手になるようにという願いや、恋の成就を願い
そうめんを天の川にみたてて食べるなどの風習にちなみ、そうめんの伝統や歴史、文化を後世に伝えるという思いがあるそうです。
★ギフトの日
「全日本ギフト用品協会」が1987年に制定。
七夕に相手の願いをかなえるプレゼントを贈り絆を深めるという意味があるようです。
★香りの日
「全国化粧品小売協同組合連合会」の中部ブロックが1991年に制定。
七夕の日にちなみ「化粧品を買ってプレゼントしよう」と販売促進のために提唱したことによるそうです。
★ポニーテールの日
「日本ポニーテール協会」という団体が1995年に制定。
七夕でゆかたの日でもあることから、浴衣に似合う髪型がポニーテールであることと、
織姫の髪型がポニーテールだった?らしいことから、あやかったというのが理由です。
★川の日
国土交通省の前身の建設省が、近代河川制度100周年にあたる1996年に制定。
近年希薄化した人と河川の関係を見直し、河川に対する人々の関心を取り戻そうと、
七夕伝説の「天の川」のイメージがあるこの日を定めたようです。
あえて七夕伝説とは直接関係なさそうなのが、
★冷やし中華の日
この頃、二十四節気の「小暑」となることが多く、夏らしい暑さが始まる頃で冷やし中華が美味しくなる季節ということで、冷やし中華愛好家らによって、1995年に登録されたとのことです。
★竹・たけのこの日
「全日本竹産業連合会」という団体が1986年に制定。
日本缶詰協会等の産物関係者の話し合いの席上で「竹取物語のかぐや姫が竹の中から生まれた日は7月7日ではないか?」という話になり、この日に決定されたということらしいです。
だんだんついていけなくなったので、この辺にします(^^)/
我が家では
織姫と彦星は1年に1回しか会うことができなかったそうですが、
我が家の織姫と彦星?の間には大きな川もなく?1年中顔を合わせる日々を送っています💦
我が織姫が腕を振るってくれる今日のお昼はソーメンか、冷やし中華か、
どちらでしょうか?(笑)