義父が救急車で搬送!もうだめか?

夫のマシュウです。

数日前のことですが、義父が救急搬送されました。

妻アンが付き添ったのですが、とても自分で報告ができないというので、

聞き書きも加えて、顛末を報告します。

いつもの朝の始まりのはずが

その日も、いつものように一日が始まりました。

私は洗面所で身づくろいをし、妻は朝のご飯を用意しているときです。

突然鳴り響いた電話は不吉な感じでした。

受話器を取り上げて、返事をする妻の声が、大きくなっていきます。

「はい!・・・はい!・・・そうですか、わかりました!」

受け答えの声から興奮している様子がわかります。

義父か私の両親に何かあったに違いない!

妻「今、グループホームから父が救急車で運ばれるって!すぐ来てほしいって!」

私はまだ顔を洗っている最中です。

私「救急車は来ているの?」

妻「心臓マッサージしているみたい」

私はタクシーを呼びました。

グループホームへ

妻は取るものも取り敢えずグループホームに駆けつけました。

私は、どこの病院に運ばれたか、後で確認して必要なものを持って行くことにして、

妻からの連絡を待ちます。

妻がグループホームに駆けつけたときには、もう救急車は出た後でした。

救急車にはグループホームの当直のヘルパーさんが添乗してくださったそうです。

搬送先は北大病院!

北大病院へ

妻はタクシーを飛ばして、北大病院に向かいました。

その間、私は、まんじりともせず、とはいっても万が一の時の連絡先などを確認して、待機!

お昼近くになって、妻からLINEが届きました。

一命はとりとめたようで、これから、今までにもお世話になっていたかかりつけの総合病院へ移送することになったとのこと。

私の気持ちの中では、すぐに何も連絡がないということは、大事ではないのかも

との期待もありました。

総合病院へ

総合病院へ移送され、検査中、突然けいれんを起こすなどの症状が現れ、抑えるための措置がとられます。

医師や看護師の動きがあわただしくなり、不安になった妻から電話が入ります。

妻「父がけいれんしているの!すぐ来てもらえる?」

私「えっ!危ないの!?」

私は、かかりつけの総合病院へとタクシーを飛ばします。

病院に着くと、義父は昏睡状態が続いているようです。

しばらくすると、担当医師から説明を受けました。

前回の入院騒動の時も、すい臓に腫瘍ができていたが手術などができないと言われ

肝臓や腎臓の機能も悪くなっていて、これ以上の改善が見込めないこと、

けいれん発作への対処療法はできても、どこを治すという措置ができないことが告げられました。

私たちとしては、今の昏睡状態から覚めて、少しでも会話ができるようになってほしいことをお願いしました。

その後、容態は落ち着いたようなので、入院の手続きだけして、いったん自宅に戻ることにしました。

自宅で待機

買い置きしてあったカップ麺などで遅い昼食!しばしの休息。

いきさつを妻が語り始めました。

発端は、今朝のヘルパーさんによる血圧測定の時のこと・・・

声を掛けてもいつものような返事もなく、血圧も測定不能。

ヘルパーさんは大慌てで、救急車を手配!

救急隊員が来た時は、一時心臓も止まり、心臓マッサージをくり返し、

北大の救急外来へ搬送!

蘇生を確認した後は、総合病院へ搬送して対応することになったようです。

そして、救急車が出発した後、警察官が2名、グループホームにやってきて、

事情聴取して帰ったそうです。消防署から連絡がいったのでしょうね。

あらためて、一大事だったことを思い知らされました。

落ち着いた?

夕方、もう一度私たちが容態を見に行ったときは、少し意識が戻ったように?

話しかけに反応するようにはなっていました。

妻は後悔しました。

「一昨日は元気で話をしていたのに。昨日は、会いに行ってやれなかったことが悔やまれる。もう一度会話できるようになってほしい」

看護師さんが水溶液の薬を口から飲ませると、「ごっくん」と飲むではありませんか。

大丈夫だ!

まだ、頑張れる!

と確信したところです。

朝から晩まで、気の休まることのなかった一日が終わりました。

明日も平穏な一日でありますように!ただ祈るばかりです。

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