おはようございます。妻のアンです(*^-^*)
前回の続きです。
父親が再婚して1年後、妹が誕生しました。
継母にとっては初めての子供。
赤ちゃんの世話というのは、本当に大変なものがありますし、
それに加えて、私という「目の上のたんこぶ」がいましたから
継母の大変さは想像以上だったのかもしれません。
いつもイライラしていて、その感情を私に向けてきました。
突然、ヒステリックになり、暴力をふるいます。それも父の不在の時に・・・
ただし、顏や手の甲など、露出してる部分は上手く?外すんですよ!
敵(継母)もさるものです!(笑)
「お父さんに言ってもいいんだよ」と、つらっとして言いますが、
私は、父親にも、友達にも、一切、口外しない子供でした。
ある日、学校の宿題をしていると、掃除をしていた継母が
掃除機のパイプで突然、理由もなく殴りかかってきました。
それまでも、足のすねをパイプで叩かれたりして、紫色のアザがたくさんでしたが・・・
ところがこの日!
腕や、背中を、何度も何度も殴られ、その結果、パイプにひびが入り割れる事態!!!
継母も一瞬、びっくりしたようですが知らんぷり!
この時、私は毛糸のセーターを着ていたので何とか命拾いです!(笑)
辛うじて骨折はしませんでしたが左腕の肘が傷つき、出血!
ちりかみやハンカチを当ててどうにか止血しましたが、しばらく治りませんでしたね。
このことは父親にも内緒! ヒミツにしていました(涙)
今も傷跡が残っています。
なぜこんな目にあうのか?
痛さよりも「悔しさ」で涙がボロボロこぼれてしまった一件でした。
継母は一度、ヒステリーを起こすと手を付けられなくなる人。
もちろん、自分の産んだ子(妹)には、こんなことはなかったですけどね!(笑)
とにかく、いつ、火が着くのか、恐ろしい毎日で、
学校に行っている間が、唯一、安心できましたね(´▽`) ホッ
一度、髪の毛をつかまれて、家中をグルグルと引きまわされた時は、ころされると思い、
近所の家に逃げたことがあります(継母が追いかけて来るかとハラハラ)
一部始終を話すと「お父さんが会社から帰って来るまでここにいなさいね」
「お父さんには今日の事をちゃんとおばさんが話してあげるから」
そう言ってくれましたが、
私は「お願いだから、お父さんには言わないで」と泣いて懇願!!
言ったら一大事!
今度は夫婦げんかが始まりますからね。
子供にとって親のケンカほどいやなものはありません。
その時、抜けた髪の毛を集めてみると、ソフトボールくらいになり、
ハゲになるかと心配しましたが大丈夫!(笑)
ちゃんと生え揃いましたよ!(笑)
ただ、しばらく、頭の痛みが続きましたね。
いやはや、ホント、災難??でした。
そうそう、この頃から、両親はしょっちゅう、酷いケンカをしていました。
相性が悪いなぁと、子供ながらに妙に感心していましたっけ。
とにかく、父親不在の時に、うっぷんはらし?で暴力をふるう継母!
自分になつかない、私のやること、なすこと、全部が気に入らない様子でした。
その中で私には忘れることが出来ない「言葉」があります。
それは継母が吐いた「ころされないだけ、まし、だとおもえ」です。
読んでくださっている方、ビックリさせてごめんなさい🙇
ウフフ・・・確かに、私、ころされずに元気に生きてます!よかったです!(笑)
やがて継母の暴力は、近所の人たちにも知られていくようになり、
ある家のおばさんがついに口火を切り、
継母に注意をしたようですが「イジメじゃない、しつけだ」と言い張ったとか・・・
暴力の他に、もう一つ「食事を与えてもらえない」ということがありました。
朝、夕は、父親が家に居ますからみんなでご飯をいただきます。
しかし、夏休みなどはお昼ご飯がありません。
継母と妹は食べていましたが「おまえのぶんは、ない」と言われ
逆らうこともせず、外へ行き、原っぱの地面にクギで絵を描いて遊んでいましたね。
これが結構楽しいんですよ!(笑)
でもね、何度か、空腹で目が回りそうになったこともありましたけど、
1食くらい食べなくても、ちゃんと生きていました!(笑)
本当にいろいろな仕打ちを受けましたが、星の数ほどあるのでここに書き切れません(笑)
今の世の中では、継母のしたことは「犯罪の域」かもしれませんね。
近頃は幼い子供が、親から「虐待」を受け死亡する事件が後を絶ちません。
特に「連れ子」が命を落とすケースが多いです(涙)
そんな悲しいニュースを目にして、本当に悔しい思いがします!!
(3)に続きます
コメント
手が ブルブルと震えています。
怒りと 悲しさで 胸が張り裂けそうです‼️
私が 一番嫌いな ニュースが 子どもの虐待に関する事です。いつも 明るいアンさんに こんな辛い時代が あったなんて・・
ボランティアで 児童養護施設に 行きますが 親と離れて暮らす子どもの多くは 虐待が 原因です。子どもの頃のアンさんを 思いきり 抱きしめたい!
最愛の 祖母様が 心のささえだったんですね。
レインボーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
子供の虐待の報道には本当に心を痛めます。
妻の経験も重なってより辛いです。
何とかならないものかとつくづく思います(^_^;)
レインボーさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
読んでいただき、ありがとうございます。
今、私がこうして元気に生きているのも、
やはり祖母の存在が大きかったと思います。
どんな時も支えでしたよ。
そして真面目で優しい友人にも恵まれました。
継母のいじめはどんどんエスカレートする一方でしたが
いつもズボンをはかされていたので、
太ももや、すねのアザは、人にはわかりませんでしたね~。
もちろん父親は全く知らないことでした。
8歳の時「もう死んでしまおう」と思いましたが、
祖母の顏が浮かび、思いとどまりましたね。
死のうと思ったのは、これ一度切りです。
やっぱり生きてるって、素晴らしいことだと思います。
夫と出逢い、ささやかですけれど、幸せな毎日を送っております(^^)/
レインボーさんはボランティアさんをされているのですか。
頭が下がります~。
ありがとうございますと自然に言葉が出てきました(^^)
虐待はゼッタイに許せないことです。
親の身勝手で子供の人生を揺るがすなんて・・・
あってはならぬことですものね。
思い切り抱きしめたいと、おっしゃってくださったレインボーさん。
やさしいお気持ちを本当にありがとうございます(^^)