夫のマシュウです。
父親が他界したあとで、一番お金を必要としたのはもちろん「葬儀費用」の支払いでした。
執り行った葬儀社の決まりで、葬儀終了後直後に「現金払い」で清算するということでしたので、葬儀前から「多額の現金」を携えての田舎行き!💦
この金庫番を果たしたのは、妻アンでした。
あらかじめ、預かっていた通帳から下ろしておいたので、
当日の費用支払いは、何とか工面することができました(^^)/
金融機関の口座は、いつ凍結されたか?
取引していた金融機関の口座はいつ凍結されるのか?というのはよく話題になることです。
役場に死亡届を出すと、役場から金融機関に連絡がいくのでは?
いえいえ、そんなことはありませんでした。
今回、父親の口座が凍結されたので「解除の方法」について金融機関に問い合わせると、
私が地元の「新聞のお悔やみ欄」に載せたことで、それを見た「金融機関の担当者」が凍結したとのことでした。
都市伝説のひとつ?である金融機関の口座はどのタイミングで凍結されるかは、
金融機関の担当者が新聞のお悔やみ欄を見て凍結するは「あるある」でした(^^)/
凍結解除の方法
それはそうと、
凍結解除に必要な書類と手続きを、金融機関の担当者に聞きました。
手続きは、金融機関所定様式の「死亡届」と「相続手続依頼書」および関連添付書類を
準備する必要があります。
これらの所定の様式は、遠隔地でしたので「郵送」してもらうことができました。
以下に必要な書類を列挙します↓
死亡届
まずは、この「死亡届」によって口座名義人が亡くなったこと、
つまりは「相続が発生」したことの事実を伝えなければなりません。
実際は、金融機関の担当者が口座を凍結してましたが、
「正式にはこの書面で口座が凍結」され入出金できなくなるのです。
金融機関の指定の様式を使い「相続人代表者」が届け出る書式です。
これまでの取引名義人(父親)の住所・氏名・生年月日、
届出人として「私」の住所・氏名・連絡先を記入し、押印します。
相続手続依頼書
次に、相続するのが誰か?を明らかにして、預貯金の扱いについて、
「相続人全員が同意」していることを申告します。
この書面に「相続人がすべて各自自署して実印を押印」しなければなりません。
兄弟等が多いと、この実印を押してもらうだけでも時間がかかります。
もし、相続に関してもめごとでもあれば、それだけ手続きが遅れることにもなりかねません。
「実印」ですから、「印鑑登録」も済ませておかなければなりません。
この「相続手続依頼書」には、払い戻しおよび名義変更にかかる一切の権限を
相続人代表者の「誰々」に委任する旨記載されていますので、
ここは「私」に委任してもらうように記載します。
「私」で良いかどうかも事前に合意を取り付けておくことが必要でしょう。
添付書類
前掲の「死亡届」と「相続手続依頼書」に記載したことが事実かどうかをチェックするための書類を添付します。
これらを役場などから集めなければなりません。
被相続人の除籍謄本
除籍謄本とありますが、これは世帯全員が死亡したときの謄本ですから、
今回は父親が亡くなったことがわかる「除籍」と書かれている父親の戸籍謄本でよさそうです。
改製原戸籍謄本
書面には「被相続人の出生から亡くなるまでの戸籍の動きのわかるもの」と記載されています。
父親は、秋田県生まれの四男坊で、若い頃北海道に渡ってきました。
そのため、秋田県にある役場に、父親の出生にかかる戸籍謄本を請求!
父親の相続人が果たして私たち家族だけなのでしょうか?心配なところです?
隠し子はいないはずですが・・・(^^)/
相続人の戸籍謄本
子2名(私と弟)の戸籍謄本を求められます。
それぞれが役場に請求して発行してもらいます。
果たして、私たち二人の子は正当な承継者でしょうか?
相続人の印鑑証明書
相続人となる母親と子二人のそれぞれの印鑑証明書の添付を求められます。
先の、相続手続依頼書に押印した実印を証明する書類です。
それぞれが役場に請求して発行してもらいます。
通帳と登録印
父親の名義の通帳と登録していた印鑑を用意します。
これらの書類等を用意しておいて、次回、田舎に帰った時に、
金融機関の窓口で手続きをすることになります。
それまでの間に、関係の役場で証明書類を集めることします。
(やること満載です・・・ひま人で良かったなー!)(笑)
いったん口座が凍結されると、解けるまで少し時間はかかりますが、
ここはじっくりと自然解凍でいこう・・・と考えています(^^)/
追伸
ゆうちょ銀行の口座は、凍結されず、まだ生きてます。
コメント
マシュウさん、アンさん、こんにちは札幌は雪でしょうか?此処神戸は暖冬です。
亡きお父上の事務処理大変だな~と読ませていただいてましたが・・・・
な・な・な・なんと、わが身に同じことが起こりました。!
独身の姉が孤独死していると警察から連絡が入り、検死、死亡届、葬儀、年金停止
届け、その他未払い料金の精算etc、特に困ったのが、当座のお金ですね、銀行に
は口座凍結をしていなかったのですが、出金には本人の確認が必要だと(本人は死
亡しているため不可能ですよね)、・・・で、以前姉に作成してもらってた委任状
があるので、「委任状でもダメですか?」と聞くと「昨年の9月から出来ない」と
冷たい返事。結局口座凍結のなちゃいました。(涙””””
これから、退去住居の現状回復工事費をどうしょうかと頭を抱えてます。
杉ちゃんさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
この度は大変でしたね。お姉さまを亡くされた悲しみに加え、
残された者の務めとはいえ
手続やお金の問題等のご苦労は如何ばかりかとお気持ちお察しします。
杉ちゃんさん、こんばんは。妻のアンです。
お姉様が亡くなられたのですね。
本当に何と言葉をおかけしていいのか・・・
やらなくてはならない事がたくさんですね。
どうか、杉ちゃんさん、奥さま、体調を崩されませんように・・・