私の生い立ち(3)陰湿な嫌がらせに耐える

おはようございます。妻のアンです。

継母の話が続きますが、

私が中学生くらいになると、あからさまな暴力は、さすがに少々影を潜め?

その代わりに「陰湿な嫌がらせ」をされるようになりました(-_-;)

今も忘れられないのが「メガネ」を隠されたことです。

近視で授業中はメガネをかけていた私にとって、メガネは大切な体の一部。

ある日、居間のテーブルの上に、ちょっとの間、外したメガネとそのケースを置いておきました。

ところが気が付くと、なくなっていて、妹に尋ねても「知らない」⤵

さらに継母に尋ねても「そんなもの知らない。私が知ってるはずない」とアッサリ!⤵

これは困った!!

メガネをかけないと、黒板の文字が見えないし、試験も近い・・・まずいなぁ。

家中、ちまなこで探しますが、見当たらず!⤵

この時、継母の仕業だと確信していましたが、私は何も言いませんでした。

普段から、継母は私の物を隠すのが好きで?困って探してる私をウオッチングしてましたね。

本当に悪趣味でした。

翌日から、メガネ無しの不自由な生活が1週間ほど続き、

友達から、放課後、ノートを借りて写させてもらったりして、

しのぎましたが、これは辛かったな~(笑)

友達からも「どこに置いたか覚えてないの?もう、ドジ!ドジ~!」と苦笑され、

でも、親切で本当に優しい友達でした(涙)

そして、ついにメガネが見つかる日がやって来ました。

学校から帰り、ふと見ると、

居間に続く部屋にある、妹のエレクトーンに掛かった「赤いビロードのカバーの上」に

私のメガネケースがあるじゃありませんか!!!

なぜ?こんなところにあるの?

いや、しかし、まぎれもなく私のメガネ!

「メガネね、エレクトーンの上にあったよ」

「どうしてそんなところにあったのか、わからないけど、よかった」と

台所にいた継母に一応、報告! 案の定、知らんふり(無視)してましたけど(笑)

隠したのは、あなたでしょと言いたかったけれど、ググっと飲み込み、この件は解決です!

いやぁ、本当に、しんどかった。メガネなしの生活は・・・(笑)

さらに嫌がらせが続きました。

私の家に「電話」がひかれたのは、私が中学1年の時。

嬉しくて、友達に電話番号を教えて、今度かけてみてねと言って待っていたのです。

まもなく、友達がかけてくれました。

長電話は良くないと継母に最初に言われていましたから、気を付けて

ほんの数分話したつもりだったのです。

突然、私の握る受話器の横で

「うるさーーい!お前、もう電話かけてくるなー!」と罵声一発!

驚きました!!!(@_@)

すぐに友達に誤り、会話は強制終了!⤵

継母には、もう何も言う気が起きませんでした。ケンカはしたくないですからね。

だけどこれはホントに悲しかった、、、

友達を巻きこんじゃったものね(涙)

(友達というのは女の子です)

以前、妹が「お母さんはお姉ちゃんをいじめてたの?」と尋ねたところ、

「忘れたわ、そんなこと!」と答えたそうです。

そうか・・・おかあさん、忘れちゃったんだ。

そうだよね・・・もう50年以上も前のことだもの。

記憶にございません・・・だよね。

時効成立??・・・(笑)

おそらく今頃、継母は、くしゃみをしているのではないでしょうか。

本当に「いろいろなコト」がありましたが、今では思い出話!(笑)

継母も90歳!

足腰も弱ってきました。

(私をいじめてた)かつてのあの「馬力」はありません。

父親の遺してくれた家で、余生を穏やかに過ごしてほしいと願っています・・・(^_-)-☆

(4)に続きます

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする