夫のマシュウです。
今住んでいる家は、一軒家です。
子供が小さい時、持病の喘息を治すために自然環境の良いところで育てようと考えて
郊外に小さな家を建てました。
今は、子供が独立し、妻のアンと二人暮らしをしています。
小さな庭の一面に芝生を張ったり、家庭菜園を作っていましたが、特に芝生の管理が大変で、今はバラが幅を利かせています。
このバラの管理も最近ではキツくなってきました。
当時、年齢が若かったこともあり、多少不便でも自然豊かな環境を求めて、郊外の一軒家を選択しましたが、私が定年を迎えたいま、これからは「生活の利便性」を考えるべきじゃないかと考えるようになりました。
そう・・・結局は「終の棲家をどこにするか」という問題にいきつきます。
この先も一軒家で過ごす?
一軒家に住んでよかったことは、隣近所に気兼ねしなくて済むということでした。
特に、子供が小さいころはよく大きな声で叱ったり、子供が元気に走り回ったりしますが、周りを気にすることはありませんでした。
家のリフォームも、自己資金の許す範囲の金額で、時期も自分の判断で決めることができます。
狭いながらも、庭を持って季節の花々や樹木の世話をすることができます。
ですが、果たしてこのまま老後をむかえた場合、ここって、居心地の良い場所なんだろうか?
病院は歩いていける距離にある。
スーパーもある。
JRだって、バスだってある。
行政は、市役所の出先だけどあることはある。
だけど、冬は困った。雪が結構積るんです。12月末~3月初までの毎週1回、排雪業者さんと契約して、玄関先にためた雪を運び出してもらっているんです。
この雪をためる作業が結構体にきついんです。特に年を取るにつれて・・・という不安。
2階建てですが、今は階段の上り下りも苦になりませんが、あと何年かすると足腰が弱くなって、上り下りがきつくなるんじゃないだろうか?2階は使えないんじゃないか?・・・という不安。
若い時には気にならなかった段差も、家の周りや室内にもあって、転倒の原因になるんじゃないかと心配です。
高齢者ドライバーの問題もあり、車の運転ができなくなってくると、生活の不便さがより感じられるのかなって・・・という不安。
じゃあどこに移ろうか?考えてみました。
マンションに移る?
マンションの場合は、一軒家のメリット・デメリットの裏返しのような関係にあるように思えます。
上の階、下の階とか隣近所との関係を気にしなくてはいけないと聞きます。
音や振動が気になるなど・・・
維持管理のお金も結構かかるんじゃないかとか・・・建て替えになったらどうするの・・・
今の家から移るんなら、都心部がいいと思っていますので、交通の便や買い物の便は格段に良くなります。
年を取るとにぎやかな場所に住むのがいいって聞いたことがありますし・・・
高齢者用住宅があるって?
老齢化した私たちの今後の生活を考えると、高齢者向けの住宅を検討する必要がありそうです。
高齢者の住まいには、「施設タイプ」と「住宅タイプ」があります。
施設タイプは、要介護認定を受け、介護度によって入居対象者が決められていますので、
ここでは検討の対象外とします。
住宅タイプには3つの種類があります。
有料老人ホーム(介護付・住宅型)
高齢者向けの「居住施設」という位置づけです。
「介護付」は、ホームの職員が介護保険のサービスを提供するものです。
「住宅型」は、ホームとしては介護サービスを提供せず、入居者自らが外部の介護サービス事業者と契約して介護サービスを利用するものです。
入居に際し一時金を徴収されることもあり、経済的負担となることがあります。
サービス付き高齢者向け住宅
高齢者向けの「賃貸住宅」という位置づけです。一般に「サ高住」と呼ばれています。
居室は原則25㎡以上で、バリアフリーにし、トイレ、洗面設備を備えなければなりません。
「安否確認」と「生活相談」のサービスの提供が義務付けられています。
「サービス付き」と謳っていても、入居者の介護頻度によっては別途介護保険料が必要となる場合もありますので、施設ごとに確認が必要です。
契約は一般的に「賃貸借契約」となります。
入居一時金は徴収してはいけないことになっています。
高齢者向け賃貸住宅
法令に基づいた施設でないため、基準はありません。見守りだけから、食事やホテルのようなフロントサービスを提供するものまで、また、入居対象者も「自立の方だけ」というところから、「介護度の高い方」までと、さまざまな形態の共同住宅があります。
あまり高齢者になると、身元保証人などの問題で、マンションに入居できないという問題も出てきています。
私たち夫婦が、将来のために検討している施設が、「終の棲家にするか」、「それまでのつなぎにするか」をまず考えなければなりませんね。
そろそろ真剣に考えようと思っています。
コメント
マシュウさん、おはようございます。
雪国の生活は大変なのでしょうね。私の住んで居るところも雪は降りますが、年5,6回、降っても5cm位、それでも私の家内の車はスタッドレスに履き替えます。
今の家は築36年、2度リフォームしました。風呂、階段は手すりを付け、一応老後
も考慮も考慮しました。このまま住み続けるつもりです。子供達3人は都内、戻って
こないでしょうね。自然に囲まれて、庭の草花との共生でしょうかね?
今年はブルーベリーとミニトマトが一杯収穫できました。
ito jigyouさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
我が家の冬の雪かきも体力的に大変ですが、今年は本州の暑さも記録的ですね。クーラーがないと死活問題だということがわかりました。
itoさん、こんばんは!アンです♪
いつもコメントいただきありがとうございます♪ 家庭菜園を奥様と楽しまれている様子が目に浮かんでくるようです♪
自分で手をかけたお野菜や果物のお味は格別ですよね。私も家庭菜園に夢中になった時代がありました。さやえんどうを収穫しようとして青虫くんを触ってしまったり
それはそれは楽しいスリル?がありましたよ(^^)
マシュウさん、アンさん、おはようございます。
>終の棲家をどこにするか?・・・老後の切実な問題ですね。
私宅は一応街中の一軒家ですので、高齢になっても(もう十分
高齢ですが・・・・)日常生活には不便がありません。都心に
も老人優待カードで110円で行けます。よって、このまま住
み続けるつもりですが、広い家(5LDK)の維持が少し心配
です。ハウスクリーナや庭の剪定を業者に任す方法もあります
が、年金生活者ですので・・・(^@^)
また、私が亡くなったあと、不動産の遺贈をどうするか、遺言
で残さないともめますね~
そんなかんや問題が多少あるとしても、想い出のた~くさん
詰まった我が家。新しい棲家に移ってリセットしたくありません。
杉ちゃんさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
私たち夫婦も終の棲家について考えると今の我が家以上に住み心地の良い所がないのが現実です。
どういうきっかけで終の棲家を移らなければならないかが気がかりです。
杉ちゃんさん、コメントありがとうございます♪アンです。
私のまわりでも、一軒家を維持するのが難しくなり
都心のマンションに移り住むシニア世代が増えています。
札幌は雪国!冬期間の雪かきは相当体に負担がかかります。
マンションですと雪かきの心配がないので、冬も安心して
旅行に出ることが出来ます。
我が家の場合は、宝くじでも当たらないと移住の費用を捻出
することが出来ません。ホントは雪の少ない所へ…の願いは
かないそうにありません。(;´д`)トホホ
こんばんわ、杉ちゃんです。
北海道は札幌でも豪雪ですか・・・神戸は雪が降らないので
想像出来ませんが、雪下ろし雪かきは大変な重労働なんですね
マンションならそのような心配が無くシニアーさんが移住する
のですね。私の同期が退職と同時に校外の一軒家を売って都心
の公営の賃貸マンションに移り住みました。その心は?と聞き
ますと、夫婦の稼ぎで手に入れた家。処分も私たちで行うと考
えたそうです。 で、家賃は月¥136000円、90歳ま
で生きるとして30年間の家賃¥4896万円は自宅を売った
お金と、退職金で充当すると言うナントもリッチな夫婦です。
つまり自分たちで稼いだお金は自分たちで使っちゃおう~と言う
考えなのです。まあ、それぞれの退職後のライフスタイルに合わ
せて移り住む、終の棲家を持たない派でしょうか(笑)
杉ちゃんさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
札幌も雪が多いので、雪かきは体力勝負です。
いつまで雪かきを続けられるかが、いつまで住み続けられるかのバロメーターになりますね(^^)/
こんにちは!アンです。コメントありがとうございます♪
杉ちゃんさんは神戸にお住まいですか。私の大好きな街の一つです
札幌から直行便があり何度か訪れたことがあります。
私は古い建造物が特にお気に入りで、風見鶏の館などがあるエリアは大好き
それに神戸牛ステーキにも目がありません←食いしん坊(笑)
道産子にとって「雪のない冬」は少し不思議な景色に映りますが
雪の処理が年々大変になってきました
白い恋人?などと思えないです(笑)
夫にがんばってもらうしかありませんね・・・(*´σー`)エヘヘ