夫のマシュウです。
8月19日の雨あがりの午後、妻のアンと、札幌大通公園の西端にある「札幌市資料館」を訪ねてきました。
アクセスは、地下鉄大通駅から東西線宮の沢方面行きで1つ目の「西11丁目」駅下車して、大通公園内を歩くと間もなく西側に見えてきます。
大通公園の西12丁目広場は「サンク・ガーデンゾーン」といわれ、広場の東西軸の中央にカナル(水路)が配置され、その周りがバラ庭園となっており、カナルの向こうに「札幌市資料館」を眺望できる、まるで外国の王宮のようなビューが楽しめます。
バラの咲くころに訪れると、散策を楽しめる場所だと思います。
西12丁目広場と洋館
バラ庭園越しの洋館はひときわ絵になります。
カナル越しの洋館も一幅の絵画のようでいいですね。
大通公園のシンボル「バラ園」
平成22年に改修したというバラ園は、ほかの大通公園の広場とはちょっと変わった趣を醸し出しています。
バラ園は、カナルの周りに55種類のバラが植えられており、今は秋バラが色とりどりの花を咲かせ、その独特の香りとともに見ごろを迎えております。
家族連れやカップルが集い、色とりどりのバラの花を写真に収めていました。
札幌市資料館
ここ札幌市資料館は、旧札幌控訴院(後の札幌高等裁判所)の建物で、1926年(大正15年)に完成しました。
札幌高等裁判所が移転した後の1973年(昭和48年)に、札幌市資料館としてオープンしています。
入場料は無料なんですよ(これは大事!笑)
前庭には、大きな石が置いてあるんです。
重厚感あふれる正面入り口ですね。
1995年(平成7年)に、ミニギャラリーと「おおば比呂司記念室」が設置されました。
2006年(平成18年)には、控訴院時代の刑事法廷が復元されました。
建物の構造に特徴があり、建築の構造は、外壁には内側にレンガを、外側には「札幌軟石」を積み上げた「組積造(そせきぞう)」であり、床や柱などを鉄筋コンクリート造とする近代的な手法を取り入れていることに特徴があります。
このような軟石を使った建物は全国的にも貴重なものとして、1997年(平成9年)に、国の「登録有形文化財」に指定されているとのことです。
「おおば比呂司 癒しの世界」展
札幌市資料館を訪れたとき、1階と2階のギャラリーを使って企画展「おおば比呂司癒しの世界」展が開催されていました。
おおば比呂司さんの、ヨーロッパを訪れた時のスケッチや、趣味の航空機のスケッチ、サーモンの一生などの作品が展示されており、まさに「癒しの絵画」に気持ちが「ほっこり」するひと時を過ごすことができました。
妻のアンは、絵葉書を購入。
入院している義父を励ましたいと言って、カワイイ絵葉書を選んでいました。
現在の企画展は9月8日(日)まで開催されています。
スタンプラリーも行われており、市内のギャラリーを回ると記念品がいただけるというので、妻アンと時間を見つけて、すべて回りたいと思います。
私「いいべか?」(^^)
妻「うん!いんでないかい」(^^)