東京はクールな街？

夫のマシュウです。

今回の東京行は、子供の「マイホーム訪問」が目的ですが、せっかく訪れた東京です。

ただでは帰りませんよー(笑)

暑い東京で「涼を求めながら良い所探し」をテーマにしてみました。

一番効率がいいのは？

一日中、冷房の効いた電車の中で過ごせば涼めますが、そうもいかないですよね(笑)

ところで、東京といえば、私たち地方に住んでいる者から見ると、

「知的好奇心」を刺激されるマチ！いわゆる「クールな街」でもあります。

上京の楽しみのひとつは？

「美術館巡り」です。

東京では常に、何か、かにか、大きな展覧会が催されているので、

夏は美術館の中で涼をとるのが一番！

今回は、国立西洋美術館で開催中の『自然と人のダイアローグ』展を観賞しました。

ですがこの日は、朝から降り続く雨で蒸し暑く、服も肌もベタベタ！💦

早く、入館して涼をとりたーい！

 

ふぅ～！やっと涼しい所へ！

 

今回は、６月４日から始まっている「リニューアルオープン記念展」で、

ドイツのエッセン市にある「フォルクヴァング美術館」との共同企画！

実業家・松方幸次郎が収集した「松方コレクション」と、

ドイツ・ハーゲンの銀行家「カール・エルンスト・オストハウスの収集品」から、

「自然と人」「時」をテーマに、

自然や季節の移ろいを表現した作家の感性に触れることが出来ます。

 

★ゴッホの晩年の作品＜刈り入れ＞

 

★クロード・モネの＜睡蓮＞

 

★クロード・モネの＜船遊び＞

 

妻アンは、

ゴッホが療養していた病院の庭に咲くバラを描いた＜ばら＞という作品に見入り↓

いたく感動していました。

旧宅の庭のバラでも思い出したのでしょうか・・・手塩にかけて育てていたものね。

 

私が見入っていたのがコレ↓

カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ＜夕日の前に立つ女性＞

沈みゆく夕日になにを思っているのでしょう？

 

こうして、企画展の他にも常設展も鑑賞！

感性は刺激を受けたものの？足が棒のようになってしまい

体力の限界に達したため、宿へと戻ることにしました(^^;)

この企画展は９月１１日まで開催されています。

今回、見つけたステキな美術館

もうひとつ！

六本木にある「泉屋博古館（せんおくはくこかん）東京」です。

美術館情報を調べていて偶然見つけました。

 

地下鉄六本木一丁目駅北改札の正面出口を出ると、すぐアプローチの案内が目に入ります。

 

エスカレーターの前に「光陰礼讃」展のお知らせが目に入ります。

 

アートな案内板が目を引きます。

 

地上の通路はガーデンギャラリーという緑の中・・・

緑の木々や草花を鑑賞していた妻が、

傍らのご婦人グループの会話に、耳ダンボにしていたところ

春はサクラ🌸秋は紅葉がきれいな場所だとのこと🍁

ここは都会のオアシス！また今度、秋に来よう！いい所、見つけました！(笑)

 

ガーデンの一角に平屋の建物！ここが泉屋博古館東京です。

 

こちらが正面入り口

 

住友春翆が収集したフランス洋画や日本近代洋画を中心に「住友コレクション」から

フランス絵画の「光」を追い求めた印象派と、陰影表現の古典派を「光陰」と捉え、

この二つの流れの影響を受けた「日本近代洋画の流れ」を紹介するという企画です。

チケットに描かれているクロード・モネの＜モンソー公園＞や、

パンフレットに載っている岸田劉生の＜二人麗子図＞を始め、

貴重な作品の数々に触れることができました。

ここは、都会の隠れ家？といわれるだけあって、まさに穴場！

「お気に入りの空間」になりそうです😊

湯島聖堂にも！

総武線の電車の中から、御茶ノ水駅から見える森に囲まれたところはどこ？なに？

あ！湯島聖堂か！

思いつきで途中下車して、向かうことにしました。

 

湯島聖堂は１６９０年に「徳川五代将軍綱吉」が創建。

儒学に傾倒した綱吉が孔子を祀る「大成殿」や学舎を建て、

自ら「論語」の講釈を行うなど学問を奨励したといわれています。

その後、幕府はこの学舎を拡げ、孔子の生まれ故郷の地名から

「昌平坂学問所」を開いたとされます。

敷地の全景はこのようになっています。

 

御茶ノ水駅から聖橋（ひじりばし）を渡って一番近い聖橋口から入ることにします。

 

「入徳門（にゅうとくもん）」をくぐります。

 

「杏壇門（きょうだんもん）」

 

屋根には「鬼犾頭（きぎんとう）」といわれる、しゃちの型をした水の神が鎮座！

建物を火事から守るために祀られてます。

その下には「鬼龍子（きりゅうし）」が鎮座して、

聖人の徳に感じて現れるという想像上の霊獣だといわれます。

 

「大成殿（たいせいでん）」（孔子廟）にお参りします。

 

内部も公開されています。入念に手を合わせます。

 

学門成就・大願成就の絵馬が奉納されています。

私、ここに来るのが半世紀遅かったことを痛感！(^^;)

 

都心にありながら木陰に入ると、涼しい風が抜けて気持ちいいー！

一服の清涼感とはこのこと！😊

 

惜しむらくは、雑草が生い茂り手入れされていないこと。

掃除道具などがそこらへんに散乱！景観を損ねていることがざんねーん！😞

★孔子の銅像

 

正門から入ると「仰高門（ぎょうこうもん）」が迎えてくれます。

 

斯文会館（しぶんかいかん）では漢文の勉強講座も開かれ、多くの方が受講されていました。

さすが藩校教育のメッカ！

 

御朱印も頂きました。

 

湯島聖堂の敷地をひと回りすると、ここがかつての昌平坂だそう。

 

湯島聖堂のクールさは、もちろん木陰の涼しさもありましたが、

日曜講座の皆さんの熱心さに感服！ホットな気持ちになりました😊

神田明神

湯島聖堂の後、神田明神の大鳥居をくぐりました。

ここは「江戸幕府の総鎮守」だとか・・・

いざ！神田明神参りだ！（粋な江戸っ子調に）(笑)

 

日差しが強くなってきました。

 

 

 

神田明神文化交流館「ＥＤＯＣＣＯ」

 

 

 

御朱印はこちらでいただきます。

 

お土産もここで手に入ります。

神田明神のクールさは、神田祭で神輿を担ぐようなカッコよさでしょうか？

おまけ？

ここ聖橋は、鉄道マニアにはたまらない撮影スポットかも？

交差する鉄道と行き交う電車のパノラマは、まるでプラレールの世界？

妻が、いたくお気に入りのスポットでした😊

この日は、北海道仕様の身体にはとにかく堪える暑さ！💦

我ら、ヘロヘロになりながらホテルへ！

少し遅めなお昼ご飯をいただきました😊

越前焼き鳥おろし蕎麦は妻アン。私は焼き鳥丼(^O^)／

ごちそうさまでした！