夫のマシュウです。
わが家の移住先は新築のマンションです。
なのでここに集う人はお互いに初めて一緒になる方ばかり。
マンションは・・・
区分所有者が共同生活を営む場所です。
そのため「共用部分を適切に維持・管理」されなければなりません。
マンションを円滑に運営するために『管理組合』を作られることになっています。
この度、その管理組合の「設立総会」が開催されるとの案内が届きました。
事前に役員さん候補には、マンション販売会社から打診があって
決まっていると聞いてました。
なので、わが家にいきなり役員になれということはなさそう(^^;)
安心して総会の開催を待つことになります。
妻は、初めてのことには強い関心があります。
妻「マンションの総会、私も行く!」
私「オレはあまり行きたくないから行って来て」
妻「イイや、二人じゃなきゃイヤ!」
あんまり気乗りがしないんですが、妻の強い勧めで、しぶしぶながら
私「じゃ二人で行こう!」
ところが!
書面をよく読むと『会場の都合で1戸から一人にしてください』とあります。
妻「じゃあ、一家の長としてパパが行ってきて!」
いやいや違うでしょ!と、行きたがってた妻に出席するように勧めるのですが、
妻「私はイヤ!」
じゃあ、欠席でもいいんじゃない?と言うも、
妻「出席して聞いて来なきゃだめ!」
どうぞ、どうぞの押し付け合いです(^^;)
え?あんなに行きたがってたのに?行きたい人が行った方がいいんじゃない?
と思いつつも、言われるままに従い、炎天下、しぶしぶ行くことにします。
当日
会場で受け付けを済ませ、席につきます。
設立総会なるものは初めての経験です。
これは『マンションの管理の適正化の推進に関する法律』に基づいて、
マンションの管理会社と管理委託契約を締結する必要がありますが、
そのためには、法に基づいて
①管理会社による重要事項の説明会の開催した後、
②管理組合の設立総会での承認を経て、
③管理委託契約締結
という手続きが必要だといいます。
マンションでは、すでに管理会社の方に日頃から管理業務や清掃、
メンテナンスでお世話になっていますが、
管理組合による正式な委託契約が必要となります。
管理組合といっても区分所有者が直接、共用部を管理できるものではありません。
そこは専門知識や技量を持った業者に委託して行うことが賢明です。
設立総会に先立ち
「重要事項説明会」があります。
マンション管理業者が、あらかじめマンションの区分所有者に配付してあった重要事項を
記載した書面についての説明があります。
これは、管理会社が管理する業務範囲や管理方法についての説明から始まり、
管理費用と支払方法などが説明されます。
マンションの専有部分は各区分所有者の責任で維持しますが、
共用部分はマンション全体の資産価値の維持に大きくかかわる部分ですので
管理会社の管理能力に依存します。
首都圏で多くのマンションを手掛ける大手ですのでそのへんは信頼できそう。
その後
管理組合の設立総会が開催され、
①管理委託契約の締結承認の件を挙手の結果、満場一致で承認されました。
②第1期の管理組合役員の承認の件も満場一致で承認されました。
その後、出席者からの質問も受け付けられましたが、
まだ全員が入居して間もないこともあって、
ルールやマナーに関して、共用のワーキングスペースで子供たちが騒いでいる実態を捉えて
使用禁止としたことについて、
なるべくルールやマナーに関する禁止事項は少ないほうがイイのでは、
といった意見が寄せられ、
新しいマンションなので、ルールでがんじがらめにしないでみんなで良くしていこう
という意気込みも感じられました。
こうして、
わが家にとっては、おそらくは最初で最後になるであろう
マンションの設立総会という貴重な機会に立ち会えることができました。
これも、強く勧めてくれた妻に感謝すべきでしょうか(^^)/